今日もまた寒い一日となりました。小田原の小学校の教室でも遂に石油ファンヒーターが稼働し始め、子どもたちはみんなその前で暖を取っていました。
今日は放課後子ども教室がある日でした。全部終えて片付けをしてから帰りの歌の時間になったのですが、先週まで歌っていた《もみじ》から《おさるのかごや》に替えてみることにしました。
とりあえず一番だけ歌って
「この曲、知っでる人✋。」
と聞いてみたのですが、手を挙げた子どもはほんの少しだけでした。あとの子たちは聞いたことのあるような無いような…という微妙な反応でした。
正直、ちょっとショックでした。何しろ歌詞に『小田原提灯』が練りこまれていますし、そのことから
JR小田原駅東海道線の発車メロディにまで使われているというのに、小田原に住んでいる子どもたちの認知度がこんなものだったとは…。
小田原の名物はいくつもありますが、その一つが小田原提灯です。JR小田原駅の改札口のところにも
巨大な小田原提灯が提げられています。
そんなものが練りこまれている歌を、小田原に住んでいる子どもたちが知らないのは何とも勿体ない!ということで、今日から歌わせることにしました。ところが、スマホで小田原駅の駅メロを聴かせた途端
「知ってる〜!」
の大合唱、要はメロディは知っていたものの、曲のタイトルがうろ覚えなだけだったようで、先生は思わずズッコケました(汗)。
それでも気を取り直しで、みんなで《おさるのかごや》を歌いました。本当は4番まであるのですが、ちょっと長いのでワンコーラスずつ区切って練習することにしました。
この歌を歌わせる目的には、勿論郷土ゆかりの歌を子どもたちに知ってもらうことが第一です。しかしそれとは別に、この歌を元にして来月に子どもたちにやらせようと企んでいる…基、計画していることがあるので、こうして歌わせるのはその計画の前哨戦でもあります。
そんなわけで、今日は童謡《おさるのかごや》をお聴きいただきたいと思います。この歌にのせてどんなことをやらかす…基、どんなことを企んでいる…ではなく、どんなことをやろうとしているのかは、ヒ・ミ・ツです。