最近、テレビでトヨタの『AQUA』という車のCMが流れる度に、勝手に目頭が熱くなります。と言っても、別に車が欲しいわけではありません。CMのBGMとして流れている音楽が感動的なのです。
そこで流れているのは、RPGゲームの金字塔的作品である《ドラゴンクエストⅢ》のエンディングテーマ「そして伝説へ」なのです。ドラゴンクエストと言えば、ちょうど我々世代が中学・高校生の頃に一大センセーションを巻き起こしたファミコンゲームソフトの不朽の名作であり、そのエンディングテーマ音楽は様々な苦難を乗り越えて魔王を倒し、ゲームをクリアした者だけが聞くことを許された音楽なのです。
ファミリーコンピュータのソフトに始まったドラクエシリーズも、今ではPSPや携帯アプリ等様々なメディアに拡がりをみせているようですし、シリーズも8とかまで進んでいるとのことですが、我々世代としては、やはり名作の誉れ高いロト伝説シリーズに限ります。その中でもドラクエⅢは、ストーリー、音楽共に最高峰の作品であることは間違いありません。
特にすぎやまこういち氏作曲の音楽は、当時ただゲームの裏でピコピコと鳴っていただけのゲーム音楽に、クラシックに根差した本格的な作品としての息吹を与えました。それはもはや音楽作品として鑑賞に耐え得るものであり、当時10代の私や仲間達からしたら衝撃的でした。今でこそファイナルファンタジーやモンスターハンターといったゲームで、かなりシンフォニックな音楽が付けられることが当たり前のようになっていますが、その草分けは間違いなくドラクエです。それを裏付けるかのように、このゲーム音楽を基にして後に《交響組曲ドラゴンクエスト》という本格的音楽作品が発表され、すぎやま氏本人の指揮、NHK交響楽団の演奏によってCDが発売されるまでに至ったのです。
因みにですが、私はかつて大宮ソニックシティで、すぎやまこういち氏の指揮による《交響組曲ドラゴンクエストⅣ》の演奏会のオーケストラの一員として参加したことがあります。これは私の音楽家人生の中で、他人に自慢できる数少ない過去の一つです。高校時代にⅣもプレイしていて思い入れの強かった私は、エンディングテーマの頃には泣きながら演奏していました。そんなことは後にも先にもこの演奏会の時だけでした。
そんなわけで、すぎやま氏自身が指揮をしている「そして伝説へ」の動画がありましたので転載してみました。リアルタイムでゲームを知っている方々にはたまらないものがあると思います。久しぶりにファミコンを引っ張り出してみたくなりました。
「そして伝説へ」 / ドラゴンクエストⅢ
そこで流れているのは、RPGゲームの金字塔的作品である《ドラゴンクエストⅢ》のエンディングテーマ「そして伝説へ」なのです。ドラゴンクエストと言えば、ちょうど我々世代が中学・高校生の頃に一大センセーションを巻き起こしたファミコンゲームソフトの不朽の名作であり、そのエンディングテーマ音楽は様々な苦難を乗り越えて魔王を倒し、ゲームをクリアした者だけが聞くことを許された音楽なのです。
ファミリーコンピュータのソフトに始まったドラクエシリーズも、今ではPSPや携帯アプリ等様々なメディアに拡がりをみせているようですし、シリーズも8とかまで進んでいるとのことですが、我々世代としては、やはり名作の誉れ高いロト伝説シリーズに限ります。その中でもドラクエⅢは、ストーリー、音楽共に最高峰の作品であることは間違いありません。
特にすぎやまこういち氏作曲の音楽は、当時ただゲームの裏でピコピコと鳴っていただけのゲーム音楽に、クラシックに根差した本格的な作品としての息吹を与えました。それはもはや音楽作品として鑑賞に耐え得るものであり、当時10代の私や仲間達からしたら衝撃的でした。今でこそファイナルファンタジーやモンスターハンターといったゲームで、かなりシンフォニックな音楽が付けられることが当たり前のようになっていますが、その草分けは間違いなくドラクエです。それを裏付けるかのように、このゲーム音楽を基にして後に《交響組曲ドラゴンクエスト》という本格的音楽作品が発表され、すぎやま氏本人の指揮、NHK交響楽団の演奏によってCDが発売されるまでに至ったのです。
因みにですが、私はかつて大宮ソニックシティで、すぎやまこういち氏の指揮による《交響組曲ドラゴンクエストⅣ》の演奏会のオーケストラの一員として参加したことがあります。これは私の音楽家人生の中で、他人に自慢できる数少ない過去の一つです。高校時代にⅣもプレイしていて思い入れの強かった私は、エンディングテーマの頃には泣きながら演奏していました。そんなことは後にも先にもこの演奏会の時だけでした。
そんなわけで、すぎやま氏自身が指揮をしている「そして伝説へ」の動画がありましたので転載してみました。リアルタイムでゲームを知っている方々にはたまらないものがあると思います。久しぶりにファミコンを引っ張り出してみたくなりました。
「そして伝説へ」 / ドラゴンクエストⅢ