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共 結 来 縁 ~ あるヴァイオリン&ヴィオラ講師の戯言 ~

山川異域、風月同天、寄諸仏子、共結来縁…山川の域異れど、風月は同天にあり、諸仏の縁に寄りたる者、来たれる縁を共に結ばむ

だからさ…

2014年06月26日 20時00分44秒 | 日記
昨日の朝早く…というか夜明け方からテレビに釘付けになっておられた方も少なくないと思いますが、今回のブラジルW杯で、日本は残念ながら予選リーグを勝ち進むことは出来ませんでした。

予測していたこととはいいながら、各スポーツ新聞の見出しには御覧のような辛辣な言葉が踊っていました。前回ベスト16まで勝ち進んでいた経緯もあってか、今回の一連の試合結果に対しての論調は、かなり厳しいものとなっているようです。

まあ、それぞれに思うところはありましょうが、元々今大会の予選の組み合わせだって、日本よりもFIFAランクの高い国ばかりだったわけですし、終始無得点だったわけではなく、コートジボアール戦で本田が、コロンビア戦で岡崎がちゃんと得点しているのですから、先ずは選手達とザッケローニ監督に対して何らかの慰労の言葉があって然るべきでしょう。どうも日本のマスコミというものは、1位をおさめて来なければ犯罪でもやらかしたようにこき下ろすのが御家芸のようで、非常に見苦しく感じられてしまいます。

とにかく今回のW杯は波乱含みの連続だったわけです。開幕前、一体誰がスペインやイングランドの予選敗退を予見できたでしょうか。そして、ドイツやオランダが意外なダークホースだったことを指摘できた人がどれだけいたでしょうか。

勝負事というのは、予め審判員に贈賄するようなドコゾの国でもない限り、誰に言われなくたって選手達一人ひとりが真剣勝負を繰り広げているわけです。それでも勝負事は勝負事なのですから、どんなに善戦したって負けてしまうことだってあるわけです。そして、その痛みと哀しみと悔しさを誰よりも味わっているのは選手達なのですから、それに対してギャアギャア言ってもいい外野は、ロトくじで金を賭けていた不健全極まりない人達だけです。

先ず日本代表選手団が帰国したら、せめてみんなで笑顔で迎え入れて「お疲れ様でした!」くらいの暖かい声をかけて慰労して差し上げましょう。
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