OUR HOME ISLAND - いおうとう(硫黄島)

戦前に在住していた島民が、戦後の小笠原返還後も故郷に帰ることが許されていない硫黄島についての情報発信をいたします。

小笠原丸が島を離れる時2008(4)

2008年06月24日 | 硫黄島・小笠原村
島を一周しながら、だんだん、日が暮れてきます。
そして、デッキから献花が行われ、続いて、全員で一分間の黙祷をします。
式典に始まり二日間にわたる、墓参、鎮魂のための祈りの最後が、この黙祷です。

写真は、先に紹介した虹の出るより前です。中央に小さく見える建物が、私たちが宿泊した平和祈念館です。船は北側に向かっています。
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小笠原丸が島を離れる時2008(3)

2008年06月24日 | 硫黄島・小笠原村
昨年、撮った写真の、日没の時の、硫黄島とおが丸の角度などを思い出しながら、
船での硫黄島は初めての同行者たちに、「こういう角度になった時に、擂鉢山が、むこうに見えて、日没の瞬間が、、」などと、講釈をしていたのですが、
昨年とは、どうも日が刻々と沈んで行く様子と、島が見える角度が違っているようだと気がつきました。

誰かが言っているのが聞こえたのですが、昨年より、早く、おが丸の硫黄島1周が始まったようです。確かに、島の見え方のそれぞれの時間で、昨年より明るかったと思います。

昨年と比べて、手際よく、上陸が終わって、出航準備ができたので、おが丸が、早く動き始めたということのようです。そう言えば、おが丸に戻る艀に乗る時に昨年は、かなり列になって並んで順番待ちをしました。(自衛隊の有志の方々による、硫黄島阿波踊りでのお見送りを見ながら。) 今年は、ほとんど、並ばずに艀に乗り込みましたので、帰りの乗船の進行がスムーズだったのだろうと思われます。

写真は、(1)で紹介した虹の写真より早い時間。動き始める直前に東向き島の北側を撮影。右に映っている建造物が旧島民平和祈念墓地公園。
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