小笠原丸からは、沈潜群の後ろ側に、白い奮起が挙がっている場所が見えます。
動き出す前の小笠原丸の船尾の部分の向こうに見える、ごつごつとした岩が、戦前は硫黄島の沖合にあった小島で、現在は隆起で硫黄島とつながった釜岩の先端部分です。
動き出す前の小笠原丸から、きれいに摺鉢山を撮ることができました。南海岸からの摺鉢山もきれいですが、この位置からが一番だと思います。
小笠原丸の船首とその先に見える摺鉢山です。
沈潜群は小笠原丸の正面の海岸に並んでいます。海、空、緑もきれいです。
硫黄島の沈潜群です。乗り込んだ小笠原丸から撮ったものです。
小笠原丸が停泊している場所の向かいの硫黄島の浜には、この沈船群があります。米軍によってここに運ばれてきて放置されたコンクリート船です。米軍が戦後に硫黄島に港湾を作ろうとしたことがあって、その埋め立てる建材を節約しようという理由で持ってきたそうです。しかし、海の流れが強かったことから、その後に、港湾設備を作ることを断念して、沈船だけが残されたと聞いています。
硫黄島から帰る小笠原丸に乗り込んだ直後です。艀による硫黄島釜岩から小笠原丸へのピストン輸送は、まだ続いています。
これも艀から小笠原丸を撮った写真です。艀は小笠原丸を回り込むように、船主側に近づいてから方向を変えて右舷船尾側の乗り降りをするためのフロートの部分に向かって横づけされます。
小笠原丸に運んでもらっている艀に乗っている時に撮った釜岩の先端部分です。この部分は、戦前には硫黄島の沖合にあった小島でした。その後に隆起で硫黄島と釜岩がつなばりました。
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