にのじ@ばよりん的日常

バイオリン弾きにのじの日常生活!
仕事や遊び、色々書き込んでます。お気軽にコメントを書いて下さいね!

やはり

2008-04-11 01:56:44 | Weblog
かずら橋と言えばやはりこちらの西祖谷村の方を出さないといけません。
写真でも分かるように橋の上は人が渋滞、まとその橋をベストアングルで撮影できる近代的な橋まで完備されています。
さすがは超一級の観光スポットです。
こう写真を撮れば秘境のムード満点、でも実際に下を流れる川は澄み切って美しい。
このかずら橋までは大型のバスも入れますがこの先は急に道が狭くなって本格的な秘境となるのです。

さてここまで旅の話で来ましたが仕事でいえば今はサントリー定期のリハーサルが終了した所です。
またまたサントリーでの定期ですね、いったい何回続いているのだろうか。
明日も高いせりの上で落ちそうになりながら演奏する事となるでしょう。
去年の改装でせりの構造がかわって以前よりは内側になったので恐怖感は少しだけですが弱くはなりました。
でも客席からだとずいぶんな高さがあります。
何だかエキサイトすると弓を落としそうで嫌なんですよねえ。
変に意識しないで音楽に集中出来ると良いのですが。



遥か渓谷へ

2008-04-10 00:23:36 | Weblog
さぬきうどんをはしご、祖谷のかずら橋を渡り、たどり着いた宿は「ホテル祖谷温泉」という山の中の一軒宿。
周りには山と谷と川だけ。
山の中腹に引っかかるように立っている宿、入り口は4階。

ここの売りは何と行っても温泉とお料理。
露天風呂は何と谷底の渓流の横。
そこへ辿り着くにはケーブルカーで降りるしか無いのです。
写真のようにまっすぐに谷底へ向かってケーブルカーは降りて行きます。
高低差は170m、全長は250m、レールの傾斜は40度(果たして3角関数的には合っているんだろうか?)とい言う係のおっちゃんの説明を受け、しかも、運転の仕方を教わって乗り込むのです。
とにかく自分でやらなければ行く事も帰って来る事も出来ません。
もっとも「下り」と「昇り」と書かれたボタンを押すだけなのですが。
このレールを5分かけてケーブルカーは露天風呂へと降りていくのです。

硫黄と炭酸の入った温泉は泉温が39度、ちょっと温めなのですがこれが気持ちよいのです。
細かい泡に全身を包まれながら30分程入っていれば体の中心からホカホカと暖まって本当に極楽気分。
あまりに気持ちが良くて居眠りをしそうになるほどです。
男3人、無言で極楽気分を楽しみました。

そうそう夜も朝も料理が美味しかった!
山の中の宿らしく出てくるのは山の幸がほとんど。
お造りでさえ「ソバがき」だったり。
早春の山の空気を食べているようです。
あの料理はもう一度食べてみたいものです。

1泊2日の旅行ではありましたが十分に楽しみました。
写真も沢山撮りましたので旅の空の方にでもまたアップしようかと思っています。

すっかり心も体もリフレッシュしてきた2日間。
楽器を持たない旅行はやはり良いですねえ。
ひたすら笑い食べ歩き、日頃の憂さを全部あの祖谷の川に流してきました。

山奥

2008-04-09 01:34:48 | Weblog
徳島県の祖谷(いや)には昔ながらの「かずら橋」があります。
我々は香川でうどんを堪能した後に有名な「祖谷のかずら橋」を体験すべくそこへと向かいました。
その日に宿泊する宿は祖谷のこれまた山奥の一軒宿。
かずら橋はその宿にもほど近く観光バスがどんどん訪れてはたくさんのお客さんが押し寄せる一大観光名所。
この日もたくさんのお客さんが橋を渡ろうと行列です。
渡るにもこの橋は手強い相手、何しろ揺れます、そして隙間だらけで足下からは下を流れる川と大きな岩が見えると言うある種の絶叫マシンみたいなもの。
お客さん達は左右のかずらに掴まりながらゆっくりと進みます、ですからこの橋は一方通行。
すれ違いなどは出来ません。
それで一回につき500円の通行料、もう一度と思えばまた500円。
これは巧い商売かも。

さて写真はかずら橋ではありますが、祖谷の奥の奥、東祖谷村にある「奥祖谷の二重かずら橋」です。
一日目に行ったかずら橋は西祖谷村でこちらは2日目に行った東祖谷村のもの。
手前が短い女橋で向うの高い所に掛っているのがいるのが長い男橋。
西祖谷村のかずら橋の横を抜け、国道439号をひたすら剣山に向かって走った果てにあります。
途中から国道は車が1台やっと通れるだけの幅になって山間をクネクネと走るのです。
とても大型バスなどは通れない道、やっとたどり着いた二重かずら橋は本当にひっそりとして人がほとんど居ない静かな所でした。
ここも500円を払うのですが公園の入り口で入場料として払うので後は橋を何回渡ろうが自由、前日のかずら橋で慣れたせいもありますが本当に何回も渡って十分に楽しみました。

川の音と風の音くらいしか聞こえない山奥にしずかに架かる二つの橋、お土産物を売る店もなくあるのはただただ自然のみ。
実に得難いひとときでありました。

この二重かずら橋のすぐ横には「野猿」と呼ばれる乗り物が。
やはり川を渡る為の乗り物、両岸に渡したワイヤーに駕篭を通してロープを引っ張って進むのです。
二重の橋を両方とも写真に収めるにはこの野猿から撮るしか方法が思いつかず、一人で乗り込み川の中程で撮った写真が今日の写真です。
怖いかとも思ったこの「野猿」ですが意外と安定していて面白かったのです。
ただロープを引っ張って進むので結構な体力が必要ですね、もっともこの日は岸で仲間たちが引っ張ってくれたのですが。

さてこの旅行で宿泊したのは祖谷の一軒宿、周りには全く何もない山の斜面にポツリと存在するのです。
ここの露天風呂がこれまたなかなか。
詳しくはまた明日に。

麦の恵み

2008-04-08 01:32:27 | Weblog
土曜日、朝5時前に起き出し羽田へ直行。
8時5分発の飛行機で高松空港へ、レンタカーを借りて何はともあれうどん屋さんへ直行です。

まず行ったのが「池上」、言わずと知れた「ルミばあちゃん」のうどん屋さん。
店はすっかり奇麗に大きくなって巨大な駐車場があっちにもこっちにも。
まだまだお昼時までは時間があるのにお客さんは沢山、でも本当に混んだらこんな物ではないはず。
ラッキーにもちょっと並んだだけで「かけの小」と「ちくわ天」にありつけました。
5時頃に軽くパンを食べただけでしたからお腹はペコペコ、本来ならば「かけの大」と天ぷらを沢山!と行きたかったところですがこの後にも2軒は巡る予定でしたからここは「小」で我慢です。
外のベンチで食べた「ルミばあちゃん」のうどん、「ああ、これはさぬきの味だなあ」と納得。
あの雰囲気とばあちゃんの笑顔が最高の味付けです。

2軒目は「たむら」に、こちらも短いながら行列が。
地味な店構えに本当のセルフの製麺所。
小か大を告げてどんぶりにうどんの麺をもらい 自分で「てぼ」に入れて湯に通し「だし」をかける、ねぎをのせ生姜をおろしてねぎの上にのせて出来上がり。
お金を払うのもどこでどうすれば良いのかまごつく程に呑気なお店、お客さんも適当に前に払ったり後から払ったり。
でもこれがまた美味しいうどん!
ここでは「かけの小」と「あげ」を。
さて食べ終わってから一同で相談しました。
総勢6人の半分は女性、はたしてもう一軒行けるか確認したら「もちろん行く!」との力強い賛同が得られたので最後のお店に行く事に。

3軒目は映画「UDON」の最初の方で取材された「やまうち」に。
「国道32号を走り線路と平行に走ったら左に折れて小高い山を登ると・・・」とトータス松本が道案内していたあのお店です。
本当にその通りの道、映画の中に入り込んだ気分ですね。
そしてここでは「ひやあつの小」と「げそ天」を。
写真はこの「やまうち」の「ひやあつ」です。
残念なのは生姜をのせる前に写真を撮ってしまった事。
ですがきちっとエッジが立った麺に絶妙のダシ、本当に美味しかった。
ラッキーな事にお昼のラッシュの前に駆け込んだのですぐに食べられましたが、後から後から車が押し寄せて瞬く間に行列が伸びていきました。
10分到着が遅れていたらきっとずいぶんと待たされた事でしょう。
朝早く出かけたのは正解でした。

高松近郊の麦畑は青々として穂がだいぶ育っていました。
そのうちに黄金色になっておいしいうどんになるのでしょう。
なんて想像していたら思い出したのは映画「グラディエイター」の場面。
主人公マキシマスが思い出していた自分の麦畑の見事に実った穂。
その穂を手で撫でながら歩き妻子の元へと帰って行く自分。
最初と最後に出てくるその麦畑、高松とは不思議なつながりですがそんな場面を連想していました。

さて旅は続き山奥の温泉と「かずら橋」制覇へと繋がりますが続きはまた明日。

桜吹雪

2008-04-05 00:11:58 | Weblog
私が住んでいる「弘明寺」は桜の名所でもあります。
お寺の門前の商店街から大岡川の下流にむかい何キロも川の両岸に桜が続くのです。

3日前は花粉がひどくて断念した花見でしたが、今日耳鼻科に行った後に堪能してきました。
流石に満開は過ぎていましたがちょうど散り始めた桜の花びらが言葉通りの花吹雪となり実に美しい光景を作り出していました。
川面に花びらが浮かび水鳥ものんびりと遊ぶ光景は青空と相まって実に美しかった。
この大岡川には白鳥が一羽住み着いていて今日も川をのんびりと渡っていたのです。
桜吹雪と白鳥という、不釣り合いな組み合わせではありましたが花見客の人気をさらっていました。

昔はこの大岡川は汚かったのです、ゴミだらけの上に水も濁りきっていて桜は奇麗でも川はねえという状態。
これを住民たちの努力で現在の奇麗な川に変身させたのです。
カニも住み大きな鯉が悠々と泳ぐ、そんな川になったのです。
すっかり奇麗になった川面に浮かぶ花びら越しに泳ぐ色とりどりの鯉。
今日は地元の景色をたっぷりと堪能して大満足な一日でした。

さて明日から1泊2日の予定で香川県に旅行します。
秘密結社の旅行です、明日は「さぬきうどん」巡り!
ひさしぶりに本場香川でうどんが食べられるので今からニヤニヤしてます。
3軒行く予定、食べまくります。

トレッキーになる

2008-04-04 01:51:09 | Weblog
スタートレックの熱狂的ファンをトレッキーと呼びます。
幾つものテレビシリーズや映画などなど今でも続いている人気は衰えません。
かく言う私もトレッキーの端くれの端くれの下請けくらいのファン。

今日アメリカの映画予告編を見ていたら「Startrek-11」の予告編があったのです。
まだまだ予告編の前の予告といった感じの映像でしたが果たしてどんな映画になるのかとあちこち調べて回りました。
どうやらオリジナル・シリーズのちょっと前あたり、クリストファー・パイク艦長から若き日のカークが登場する時代のようです。
オリジナルのクルーを若い俳優達が演じるようですね。
あまり知らない俳優の名前の中に「カール・アーバン」と「ウィノナ・ライダー」の名前を発見。
カール・アーバンはディフォレスト・ケリーが演じた「Dr.マッコイ」を演じるとか、指輪物語ではローハンの王位を継ぐ「エオメル」を演じていましたね。
ウィノナ・ライダーはスポックの母親らしいのです。

どんな映画になるのか楽しみではありますがきっと違和感も満載の映像なんだろうなあ。
シリーズとしては最後になった「エンタープライズ」がそうであったように、現代の優れたCGで40年前の映像を再現するのです。
どこかちぐはぐな印象はあるのではないかなあ。
でもきっと見に行きますけどね。
アメリカでは今年のクリスマスに公開予定ですが日本では来年のゴールデンウィークに公開とか。
しばらくは待つとしましょう。

あちこち調べるうちに突き当たったのがStartrek「Of Gods and Men」というミニシリーズ。
ファンが自主的に製作するスタートレックの映画は幾つも存在するのですがこれは本格的な製作体制で作ったもの。
出演者がほとんどスタートレックで実際に演じていた人たちなのです。
監督をしているのも「Of Gods and Men」にも出ている「ティム・ラス」がメガホンをとってます。
彼は「Voyager」でバルカン人「トゥボック」を演じていましたが今作でもバルカン人役。
まだきちんと見ていませんがどうも同じ人物のようです。

このミニ・シリーズは全部で3作、公開されているのはまだ2作まで。
時代としてはカークが死んで12年後、チェコフやウフーラもすっかり年を取ってます。
本人がそのまま演じているので当たり前なんですが、そこにエンタープライズBのハリマン艦長やカークの甥などが絡んできます。
別の時間軸にスリップしたあとにギャレット・ワンも出てきたり。
時間がある時にじっくり見る事にします。

などと今日はどっぷりスタートレックな一日。
春休み満喫です。

オーディション

2008-04-03 00:59:24 | オーケストラ
今日はトランペットのオーディションがありました。
最終試験に残ったのは3人でしたが一人が辞退して今日は2人の為のオーディションとなりました。
会場はオペラシティを飛び出して千駄ヶ谷にある津田ホール。
ここを借りてのオーディション、我々が客席に座り受験者はステージでの演奏。
ちょっとしたリサイタル状態です、
響きが豊かな中での演奏となりましたので聞いていても気持ちが良かったのです。

二人共に大きなミスも無く吹き終えましたね、立派なものです。
投票の結果とその後の選考会議で合否が決まりますが、果たして今日の結果はどうなったのか。
連絡が来るのを待つ事としましょう。

ホールの隣の東京体育館ではバトントワリングの大会が行われていたようでとっても華やかな雰囲気でした。
チームがそれぞれのコスチュームで整列、記念写真を撮っていましたが本当に小さな小さな女の子のチームもいて見ていて面白かったです。
なんな小さなうちからバトントワリングって出来るんですね。
びっくりしました。

さて昨日はお花見にでもと思ったのですがとにかく花粉が凄くて目が開けてられない状態。
断念して一日家に閉じこもっていました。
時間は有り余ってましたので映画をまたもやiPod用に変換していました。
昨日は「王の帰還」のSEEを、上映時間が軽く4時間を超える長さ。
変換してもファイルの大きさはなかなかの物。
iPod touchに3部作のSEEを入れてみましたがそれだけで記憶容量の半分以上を占めてしまいました。
だいぶ他の動画や音楽ファイルを削りましたがその時々で入れ替えれば良いので当分はこんな感じでtouchはLord of the Rings専用にします。

でも全部を通して見ると大変な時間と体力がいりますね。
そんな機会は来るのだろうか??

春休み

2008-04-01 01:53:15 | Weblog
今日の本番で一応の区切りです。
明日からは言うなれば「春休み」となるのでしょうか、明後日はオーディションの審査がありますが次の仕事は8日から。
ずっとお休みみたいなものです。
ちょっと嬉しくもありますが、こんな仕事の量で我が社は立ち行くのか心配にもなりますが。

今年度(今学年ではありません)は後半が滅多矢鱈と忙しかった。
体の手入れを怠った事もあって3月の始めにギブアップとなりかけました。
幸いにも戸越銀座の名人のおかげで生き返りましたが。
来年度も後半は忙しそうです。
そのかわりに前半は働かなかろうと思えば働かなくてもすむような、そんなスケジュールにも見えます。
これから6月の出番を調整しますが諸々の事情で7月末や秋の仕事が早めに決まるかもしれません。
詳しくは言えませんがすべてはクジ運次第。
当たるように神様や仏様にお願いをしなければいけないですね。
取りあえず明日はお花見がてら地元の弘明寺の観音様にお願いに上がろうかと思います。
桜がまだ元気だといいな。

さて今日の本番、長時間にわたるものでした。
この前の塾のお仕事と良い今日の仕事と言い、中身が多すぎますね。
しかも前半が異常に長かった。
これで後半もたっぷりやられたら3時間を超える長丁場となった事でしょう。
年度末のとどめに重いお仕事2連戦、ちょっと堪えました。
明日からの春休みでリフレッシュです。