あしたのジョーは最後の試合の時に燃え尽きて真っ白な灰に。
大袈裟ではありますが昨日の本番はもう腕が壊れても良い、明日の仕事の事など忘れてもう行ける所まで行ってしまうぞ。そんな事を思いながら弾いていたのです。
ツアーの最後を飾るに相応しい集大成にする為に先の事は一切考えず今ここで出来る事を全部やる、自分の持てる力を全て出し切ろうと。
その結果は昨日の演奏となって表れたと思うのですが、皆様の感想は如何がだったのでしょうか?
さて今日は起きてみれば首が固まって横が向けない、肩が痛くて腕が上がらない、肘の上下の筋肉が痛くて動かせない、腰も痛くて歩くのも嫌になる。
そんな体の上に脳に血が上がって行かないみたいでただただぼんやりとしか考えられない頭。
ここまで疲れたのも実に久しぶり、まるでコンチェルトを弾いた次の日のような状態。
体の方は練習が始まって弾き始めれば動くようにもなって回復はしてきましたが、一番困ったのは何時まで経っても働き出さない脳みそ。
とにかく考えがまとまらない、理性や論理がどこか遠くに飛んで行ってしまったまま、目に入って来る音符にただ反応して指と腕が動いているだけと言う情けない状態で今日の仕事をやってきました。
明日はお休みとなりますのできっちりと休んで頭に血液を送り込まなければ。
このままではただのアホなオヤジのまま、ちょっと困ってしまいます。
大袈裟ではありますが昨日の本番はもう腕が壊れても良い、明日の仕事の事など忘れてもう行ける所まで行ってしまうぞ。そんな事を思いながら弾いていたのです。
ツアーの最後を飾るに相応しい集大成にする為に先の事は一切考えず今ここで出来る事を全部やる、自分の持てる力を全て出し切ろうと。
その結果は昨日の演奏となって表れたと思うのですが、皆様の感想は如何がだったのでしょうか?
さて今日は起きてみれば首が固まって横が向けない、肩が痛くて腕が上がらない、肘の上下の筋肉が痛くて動かせない、腰も痛くて歩くのも嫌になる。
そんな体の上に脳に血が上がって行かないみたいでただただぼんやりとしか考えられない頭。
ここまで疲れたのも実に久しぶり、まるでコンチェルトを弾いた次の日のような状態。
体の方は練習が始まって弾き始めれば動くようにもなって回復はしてきましたが、一番困ったのは何時まで経っても働き出さない脳みそ。
とにかく考えがまとまらない、理性や論理がどこか遠くに飛んで行ってしまったまま、目に入って来る音符にただ反応して指と腕が動いているだけと言う情けない状態で今日の仕事をやってきました。
明日はお休みとなりますのできっちりと休んで頭に血液を送り込まなければ。
このままではただのアホなオヤジのまま、ちょっと困ってしまいます。
サントリー定期は、チョンさんもオケのみなさんも、気力がみなぎっていて、すごく密度の高い演奏で、素晴らしかったです。
ショスタコーヴィチの終楽章の迫力も凄かったけれど、第三楽章の弱奏の部分なども、ちょっとこれまでに聴いたことのない世界で、印象的でした(でもあそこは、ヴァイオリンの方たち、腕や肩にきますよね?)。
コンチェルトのソリスト、庄司紗矢香さんにも、ただただ感嘆。華奢で清楚な女性なのに、演奏への集中力や気迫は、ケタはずれです。
あ、そうそう、にのじさんたちがツアーに出かけていらっしゃる間に、新国の「カルミナ・ブラーナ」に出かけたんです。そちらも、なかなかの好演でした。ピットの中に、オケ(ピアノも)、合唱、ソリストの歌手3人、と詰め込まれていて、なんだかすごい人口密度でしたよ。
では、では、風邪に気をつけて、お元気で。
ソロの庄司さんは全公演通してソロを弾いていて、本当にあの小さな体にもの凄いパワーを秘めています。
上海の公演はお客さんのマナーが悪くてコンチェルトの最中でもガヤガヤドカンと騒音だらけ。
しかし彼女がいきなりアンコールでパガニーニのカプリスを弾き出した途端に客席がぴたっと静かになったんです。それはもう凄い迫力でお客さんをグイっと引き込んでしまったんです。素晴らしいテクニックと気迫でした。
カルミナ・ブラーナについては国内組から聞きました、一番可哀想だったのは合唱の皆さんだったようです。でも評判は上々で我々も嬉しく思っているんですよ。