安曇野早春

スキーシーズンも一段落。
と、言う事ですでに春が来ている安曇野まで出かけた。
白馬とは車でわずか1時間なのに暖かさがまったく違い、道端の草は新緑になっていたり、オオイヌノフグリ、ヒメオドリコソウ等の野草もいっぱい咲いています。
大王わさび農場の水車小屋、わさび田群に観光バスでのお客様が
訪れていましたが、人数的にちょっと寂しい感じ。
それでも残雪の常念岳がくっきり見え、安曇野の春を楽しんでいました。
もうあと少しすれば桜も開花して賑やかな春になるでしょう。

水車小屋



わさび田群


常念岳

スキーシーズン終了

今シーズンのスキーシーズンは終了いたしました。
と言っても、ヴィヴァルディのスキーシーズンが終了しただけで、栂池スキー場や八方尾根はまだ雪が豊富でGWまでは十分スキーが楽しめます。

今日お帰りになられた大阪からのお客様、実は今季のスキーシーズン開始時、最初にお越しになられ、シーズン終了時の最後のお客様でも有りました。
でもどうやら、本人達のスキー終了はGW頃で、その頃にスキー納めに来そうです。

ヴィヴァルディは4月1日からは気分的にグリーンシーズンの始まりです

相変わらず白馬は今日も小雪が舞い寒い1日でしたが、暖かさが戻ったら、これから徐々に冬のあとかたづけも始まります。ルンルン！

冬に戻る

ここに来て、真冬へ戻ってしまった。２～３日前から氷点下、おまけに連続積雪量が３０センチ弱、スキーのお客様は『この時期にこんな良い雪質で滑れるなんてラッキー』と大喜び。
上の写真はヴィヴァルディの食堂から岩岳スキー場方面を今朝、撮影したものです。



落葉松の風景も、冬そのものの景色になってしまいましたが、そろそろ最後の
寒波も抜けていき、木々の雪、道路の雪もすぐに溶けてしまうでしょう。
今日から高速道路が土、日、祝日、一律１０００円になりましたが、関東からのお客様が早速、遠回りになるが日本海まで出て、海の幸を味わって、北陸道ー上信越道経由の高速道路でお帰りになると言ってました。

春を感じてきました。

陽気に誘われ田舎の畔道をブラブラと。
JR大糸線を色鮮やかな千葉発の「あずさ3号」が白馬駅に向かっていましたが
今日は連休なのでお客様も結構、乗車されてるんじゃないでしょうか。
スキーシーズン華やかりし頃は、日に4から5本運行されていたのに、今は1日1本の運行の寂しさ、長野オリンピックを契機に新幹線経由に変わっていきました。



日当たりの良い場所に福寿草が顔を出し始めた。
4月に入れば一気に雪解けが進み、姫川源流の福寿草群生地も訪れる人で賑やかになるでしょう。




ペンションの周囲は湿地が多く、その分、水芭蕉等もあちらこちらで見られます。
今は、やっと雪解けの中から葉が出てきました。これもあとしばらくすれば白い清楚な形の水芭蕉が一面に広がります。
もう、雪が降ってもすぐ溶ける雪で、春のなごり雪です。

今の森の中の植物は…

お客様とスノーシューでペンション周辺の森の中を歩いた。
森の中と言っても、陽当たりの良い場所は、さすが雪解けはすすみ、
迂回しながらの散策、それでも雪の上を歩く事は気持ちが良い。

木の枝からはがれ落ちた枯れ花を見つけました。ツルデマリ（つるあじさい）で、
春が近づき、新しい目が出かかると新旧交代で役目が終わるのです。



湿地はさらに雪解けが進み、もう座禅草が顔を出していた。
もうしばらくすればこの湿地も歩けなくなる代わりに座禅草や、水芭蕉がいっぱい賑やかに咲いてくれるでしょう。

玄関オープン

ヴィヴァルディは冬の間は正面玄関は利用せず、半地下の入口からお客様に上がって頂いています。
なぜなら、正規の玄関は写真のように屋根雪が直接落下する場所にあり、危険であり、その為、雪は貯まり放題になっています。
今年は少雪のお陰で、玄関の階段の雪を取り除く事が楽な作業となり、いつもの年よりかなり早く正面玄関を開通する事が出来た。
これで、お客様を正規の玄関でお迎えしたり、お見送りしたりする事が出来ますが
何よりも嬉しいのは、これらが１歩１歩、春に向かっての行動である事です。

下の写真　　雪を取り除く前の玄関入口です。


下の写真　　雪を取り除いた後の写真です。

春のきざし

スキーのお客様をお見送りしたあと、なにげなく駐車場の周囲を見渡すと、
可愛い春の使者が顔を出していた。例年ならまだ深い雪に埋もれ、４月の声を聞かないと花が咲かないのに。



水仙も融けだした雪の中からしっかりした若葉が現われた。
これからまだ寒い日もあるけど、確実に春は近づいているぞ！