遅ればせながらMSHVを屋外で使うノートPCにインストールしてみた。
マルチスロット運用を出来るようにするのが目的だが、自宅でDX向けにマルチスロット対応するニーズは残念ながらまず無いので
主に海外へ行って運用するとき、および国内で複数局を早く対応したいとき、が主に想定される活用シチュエーションとなる。
本家のLZ2HVのサイトを読んでいくと
"It is recommended that you use only one TX Slot if you are not a DX expedition."
-DXペディションではない場合は、TXスロットは1個で運用することを勧めます-
とされているので、中途半端な国内でパラパラ呼ばれる程度なら使わない方が良いのかもしれないが、触ってみない事には
使い方さえわからないでは、いざ海外でやろうとしても出来ないので、とりあえず触ってみる。
LZ2HVでダウンロードする。現状のVersionはVer2.73だった。
インストールして立ち上げてみる。最初のインストール直後の画面がタイトルの画像。
いつも使い慣れているWSJT-XとUIが全く異なるが、設定はタイトルバーメニューの"Option"の下に設定項目ごとに分かれている。
まずはリグと接続してワッチ出来るようにするために、最初にSound Settingでドライバーの選択をし
次にInterface ControlでPORTやPTT制御方法などの設定をする。これでモニター可能となるが
一応、次にMacrosで自分のコールサインとGridの設定をしておく。
最初、設定しても何も表示されてこないので「うーん?」とちょっと悩んだが、よく見ればMONITORボタンが
アクティブになっていなかったので押下したところ、バラバラと受信データの表示が始まった。
送信も出来ることまで確認できたので、とりあえずここまで。
続いて、英文マニュアルを読んでマルチストリームのやり方を調べてみる。