goo blog サービス終了のお知らせ 

JJ2CJB weBLOG

also W1CJB, V63CB (ex. 9M6/JJ2CJB, XV2CJB, AC2AI, V63CJB)

キリンウイスキー 陸

2020年06月06日 15時33分17秒 | hard liquor

富士御殿場蒸留所から新銘柄の「陸」

この数年のキリンのウィスキーに関する取り組みは素晴らしい成果を生んでいる。

その中核がここ富士の御殿場蒸留所というわけだ。

先日まで、富士山麓というブレンデッド銘柄が販売され、今もSignature Blendは残っているが

安価な白ラベルは終売となり、次の新銘柄が望まれていた。

「富士」というグレーンも出たが、今回「陸」という名前で発売されたので早速買って飲んでみた。

500mlでおおよそ1,350円程度の販売価格なので極めてリーズナブルだ。

非常にバランスの良いブレンデッドで、基本的には富士山麓から受け継がれた味はそのままに

ハイアルコール50度ならではの重厚さも加わり、甘みも感じる。

程よくスパイシーで自分は好きな味だ。

そのままでも割ってもいずれでも美味い。

ブラックニッカの独断場だった普段のウィスキーに強敵現るってところだ。

HHAE - はえ

2020年06月03日 21時52分39秒 | hard liquor

マルスウィスキーは鹿児島県の本坊酒造のウィスキー。

自分はいつも駒ヶ根のブリュアリーへ買いに行くが

鹿児島には津貫のブリュアリーがある。

昨今は津貫産のモルト製品が販売されだしていてこの先が楽しみだが

元々、津貫からは「HHAE-南の風 はえ」が出ている。

はえと言うのは、この地方で南風のことだそうだ。

ブレンデッドである

テイスティンググラスで割らずに飲む

ピーティーと言うか、むしろソルティーと言った方が適格だ。

こいつは強烈だ

なめてかかるとえらい目に合う。

同じマルスでも駒ヶ根と津貫でこれほどまでに違いがあるものかと少々驚き。

間違いなくこいつは美味い。

再度買うことになるだろうな。

シングルモルト駒ヶ岳 ダブルセラーズ 2019

2020年05月04日 17時15分56秒 | hard liquor

昨晩の誕生日に封を切ったのは、「シングルモルト駒ヶ岳 ダブルセラーズ Bottled in 2019」

一年以上前に宮田村で買ったものだ。

蒸留は駒ヶ根蒸留所だが、樽でのエイジングに特徴があり、ラベル説明に拠ると

駒ヶ根エイジングには

American White Oak 2014、Bourbon Barrel 2014、Sherry Cask 2014の3種類

屋久島エイジングには

Bourbon Barrel 2014

が使われていて、エイジングする場所は駒ヶ根と屋久島、それぞれで樽の種類は3種類

このヴァッティングによるシングルモルトウィスキーだ。


誕生日祝いで家でピザを何枚も焼いて、昔一緒に勉強した塾生のメンバーとZOOM飲み会をやりながら頂いた。

普段飲んでいるウィスキーと明確に異なる口当たり

杏の甘い香り、甘さが先に出てくる。追っかけて苦味と辛み

塩辛さがホンの少々

フィニッシュは、爽やかな甘みが綺麗に鼻を抜ける

うまいなあ!

ほぼ毎日SNSで発言は見ているものの、久しぶりにZOOMで会話しながら雑談に花開き

夕方から開催して、気が付けば23時過ぎ

ボトルが一気に半分ほど無くなってしまった58歳の誕生日だった。

愛知クラフトウイスキー KIYOSU

2020年04月19日 16時15分39秒 | hard liquor

日本酒”信長鬼ころし”を醸している清洲桜醸造

そこが作ったウィスキー KIYOSU (清州)

清州は織田家の城である清州城がある愛知県の北西部にある。

愛知県は意外とウィスキーを作る拠点は3つあり

サントリー知多蒸留所、相生ユニビオ、それとこの清州桜だ。

地元はえこひいきしたいので地元スーパーで売っていたのを買ってみた。

まずはストレートで。

若い味、柔らかさは少なく尖がっているが、決して不味くはない。

香りはそれほど強くないが、やや甘みが感じられる。

清酒酵母を使っていると説明書に書いてあったが、あまり違いは分からず。

結構重量感ある味、それなりに満足感ある。

加水してみるとやや甘みが出て来た感じがする。

数年後にまた試してみたい。

TWIN ALPS

2020年04月07日 00時00分33秒 | hard liquor

マルスのツインアルプス

ずっと昔にここで書いた覚えがあるが、当時は3&7 Twin Alpsという銘柄で

今はそれぞれ別銘柄となり、3&7とTwin Alpsと別々になった。

そのTwin Alps

名前は、中央アルプスと南アルプスの両方を望む伊那谷の街、駒ヶ根に因んでいる。

ブレンデッドで値段も手頃なので普段飲むのに丁度いい。

ややバニラっぽい甘さがあり、水の綺麗さからでしょうか澄んだいい味で、好きです。

ちょっと深い感じの熟成した味が口に残り、フィニッシュの余韻が良い。


食後にもう少しチビっと飲みたいときに、軽くワンショットで重宝してます。

Canadian Club

2020年03月14日 14時00分21秒 | hard liquor

C.C.ことCanadian Club

先日まで飲んでいて既にカラになった。

空になるのに丁度1カ月掛ったので割りと長持ちした。

名前の通りカナディアンを代表する銘柄で、すっきりした口当たりが特徴的だ。

クセの無さが魅力で、たまにカナディアンを呑みたい時がある。

ストレートだとスコッチやジャパニーズの方が複雑巧妙なので好きだが

ご飯のお供にロックで薄めながら呑むのはカナディアンの方が向いている気がする。

優しいのですぐに無くなってしまいます。

厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 4

2020年03月10日 00時00分10秒 | hard liquor

先日の札幌でFoundation 1を呑んだ厚岸ウィスキーだが、そういえば4を書くのを失念していた。

4はブレンデッド

北海道産大麦麦芽を多く使った厚岸モルトと、スコットランド産グレーンニューメイクを厚岸で樽詰したもののブレンド。

1月12日の夜に開栓した。

加水ナシのストレートで。

甘みと塩気。

2より優しい口当たり。レーズン、冬みかん

やや香ばしい香り

フィニッシュは苦いチョコ

加水すると香りが華やぐが、ストレートの方が美味い。

2より複雑な感じがした。


これで1,2,4と飲んだわけだが、NewBornを卒業したWhiskyが世に出てくるカウントダウンは既に始まっているので

改めて厚岸ウィスキーを飲んでみたい。

ぜひ厚岸産の生牡蠣に垂らして食べたいなあ。

富士山麓 Signature Blend

2019年09月15日 11時24分41秒 | hard liquor

日本国内のウィスキー蒸留所は、今現在で20か所くらいだろうか。

それぞれが競い合っていて、呑み助としてはたいへん嬉しい限りだ。

キリンがやっているので、いわゆる大手の事業だが富士御殿場蒸溜所で作られる「富士山麓」

一般的な「富士山麓 樽熟原酒50°」は、流通量が多く安い割にはたいへん美味しいウィスキーなので

ブラックニッカと並んで普段飲みのウィスキーとして最適だ。

2017年に限定で販売開始され、今は一般に流通している「富士山麓 シグニチャーブレンド」

いわゆる黒ラベルの富士山麓

御殿場の田中ブレンダーによって、樽ごとに異なる味の個性をブレンドした、まさに

ブレンダーの妙技とも言えるブレンデッドウィスキー。

白と黒と並べて同時に比べて呑んでみた。

香りが全然違う。シグニチャーは木の香り、蜜のような香り

口に含むとさらにその差がはっきり感じられる。

激しさがあるけど、荒くない

優しさがあるけど、ヤワじゃない

重くて強いけど、嫌じゃない

これは美味いです。

余市や山崎や駒ヶ根とは違った、御殿場ならではの個性が強く発揮されていると感じます。

こういうのを普段飲みにしたいです。

KAVALAN Classic

2019年06月28日 06時00分00秒 | hard liquor

2005年に台湾の宜蘭という街で蒸留を始めたKAVALAN

台湾初の国産蒸留場(金車威士忌酒莊)で、食品メーカーのKing Car(金車)が始めたウィスキー事業だ。

かつて竹鶴がスコットランドへ渡ったように、彼らもスコットランドと日本で学んだそうだ。

まだ歴史は短いが、いきなり2009年にIWSCで銀賞を取り、世界の注目を集めることとなった。

蒸留所と言えば大抵は、緯度の高い寒い場所にあるのだが

世界でも珍しい南の国での蒸留所が生み出すモルトを味わってみた。

KAVALANの代表作、クラシック

割らずにいただく

他で味わうこと無い独特な味

フルーティ、南国フルーツの様なイメージ

香りは複雑。おそらくシェリー樽、オーク樽、バーボン樽などを使い分けているせいか。

キックは少なく、舌の上で燃えるような感覚はなく、優しい口当たり

全体にバランスよい味で、なるほど注目されるのも納得、の味だった。

亜熱帯の台湾で熟成させると、日本やスコットランドで熟成させるのに比べて

天使の分け前が非常に多いらしいが、逆に熟成期間は短いそうだ。

なかなか面白い銘柄が出てきた。

Bushmills 10years

2019年03月01日 00時00分51秒 | hard liquor

ウィスキーの起源があるのではと言われるアイルランド

そこで400年前からの歴を持つブッシュミルズ蒸留所、アイリッシュで最古の蒸留所と言われる。

いろいろアイリッシュならではの特徴があるが

一番はモルトをスコットランドの様に燻すのではなく自然乾燥で製麦すること。

従ってスコッチのようなスモーキーさは無く、ピュアなモルトの味。


近所の酒屋が特売セールの日だったので、1本買ってきた。

最近国産、特にマルスばかり飲んでいるので、たまには舶来ものも頂いてみよう。

そう言えばEUとのEPAでワインは93円安くなっているが

ウィスキーも対象にならないかなあ。

シングルモルト駒ケ岳 リミテッドエディション2018

2019年02月21日 00時00分55秒 | hard liquor

昨年駒ヶ根の蒸留所で買って、まだ呑みかけだ。

シングルモルト駒ケ岳 リミテッドエディション2018

バーボンバレルとアメリカンホワイトオーク樽で熟成したモルト原酒を昨年2018年に

瓶詰めしたシングルモルト。

結構、若いウィスキー独特な感じの味だが、ふわっとした柔らかな香りは強い

自分は、樽の材質の違いでどういう風に味が変わるのかはっきり理解していないが

いつも蒸留所へ行ったときにちらっと覗く樽が寝かされている貯蔵庫に入った時の沸き立つような香り

それが瓶詰めされて自宅で味わえるのはなかなか素敵だ。

Ballantine’s FINEST

2019年02月07日 00時00分59秒 | hard liquor

言わずと知れたバランタイン

その中で最もポピュラーなファイネスト

最近販売されているものはV字型のラベルだが、これは少々以前のものでラベルが四角。

スコッチと言えばまずはバランタイン、ブレンデッドと言えばまずはバランタイン、世界中の超メジャーで王道だ。

19世紀末ごろにヴィクトリア女王の王室お墨付きを受けて、そこからメジャー入りした。

このボトルにも瓶の肩に、女王お墨付きである旨の記載が誇らしげに書かれている。

H&Bやカールスバーグなどなど王室御用達って奴はブランドとして強力です。

日本でも、皇室はもとより政府の晩餐会で供された、と言うだけで一気に売り切れますから。

どんな呑み方しても美味しいバランタインですが、ロックでいただいた。

甘い口当たり、ピーティーではなく優しさと柔らかさ。

香り良い、なるほど呑むと幸せな気分になれる。

一番ポピュラーなファイネストだが、十分にリッチな気分を味わうことが出来る。

富士山麓 樽熟原酒50°

2018年12月13日 00時00分25秒 | hard liquor

11月の末にキリンが富士山麓樽熟原酒50°の終売を発表すると

ウィスキーフリークの間でちょっとした話題となった。

だからと言って特に買い貯めるつもりはないが、このまま飲めなくなるのも寂しいので

1本だけ店頭にあるのを買ってきた。

売れなくて終売ではなく、売れすぎて供給が出来なくなる恐れが強いための終売だ。

ウィスキーの様な製品、つまりどれだけ頑張っても製造に3年以上の期間を要する製品ならではだ。

ブラックニッカもそうだが、リーズナブルに飲める美味しいウィスキー

こういうブランドは絶やさないでずっと続いて欲しい。

厚岸 NEW BORN FOUNDATIONS 2を開栓

2018年12月03日 00時00分07秒 | hard liquor

背広を忘れて東京駅へ行った時に買ったこれ

厚岸のファウンデーション2

5Band DXCCの条件成立を記念して封を開けて飲んだ。

私ごときが下手に語るより厚岸ウィスキーについての詳しくは

こんな記事などを一読いただいた方が速いし正確だ。

で、飲んでみた。

やや薄い黄金色

栓を開けた時からピートの香りが立ち上がる

キックはさほど強くない、まだ優しい口当たり

ヨードチンキの様なピート味

目標にしたのがアードベック、なるほど納得する

たしかに、これ北海道の生ガキにかけて食べると猛烈にうまいだろうな

想像すると潮味さえ感じてくる

今まで飲んだ中でこんなのって初めてだ

若いウィスキーってこんな味だったのか、美味い

年を明けると、Foundation3の発売がそろそろ始まるようだ

入手できると嬉しいのだが。