南大東島のラム酒CORCORから、CORCOR 25である。
そろそろ秋上がり(ひやおろし)の季節で、あちこち出荷が始まったようなので酒屋を覗いてきた。
SNSでは、コロナ禍の影響で日本酒の販売が酷く不振で、蔵元もコメ農家も相当苦しんでいると聞いているので
応援で秋上がりを買ってあげようと出向いたのだが、スピリッツの棚でコレを見つけてしまった。
かつて南西航空の路線で使われていた南大東空港の跡地で作っている地元のラム酒だ。
アルコール度数の高い緑と赤のラベルがあり、このCORCOR 25はアルコール度数がラムとしては非常に低い25°に減らした入門編である。
生きている間に一度は行きたい南と北の両大東島。訪れたら是非飲みたかった銘柄だ。
当分行けそうにないので、先んじて訪れる前に予習をさせていただく。
確か昨年だったと思うが(今年は春から全く遠出出来ていませんので)、駒ヶ根へ行った際に
ブリュアリー(まだリニューアルされる前だ)で買ったまま保存してあったのを栓を開けた。
バーボン樽を主にしたシングルモルト
まずはストレートで
トップノートは、あんず、熟したメロン、要は甘みのあるフルーツ
舌で転がすと深みのあるコクが出て、嫌味の無いアルコールのキック
自分の吐く息さえ、良い香りがするのではないかと感じるほどの香りの鮮烈さ。
やっぱり駒ケ岳はうまいなあ、好きだなあ。
プリマスは英国南端の港町
ドーバー海峡から大西洋に向けての出口に位置することから、古くから綿々と続く英国海軍の軍港である。
かつてピルグリムファーザーズがアメリカ新大陸に向けて出港したのもこの港からだ。
そのプリマスで作られてきて、今も当時と同じボトルで売られ、EU法で原産地表示が許可されているプリマスジン。
ラベルにはメイフラワー号
青みがかったガラスに柔らかいカーブの丸ボトル
昨日、先に書いてしまったが、マティーニを家でつくるのにベルモットを調達したが、肝心のジンはこれ。
マティーニの歴史は諸説ある様だが、最初にロンドンのサヴォイホテルでレシピとして掲載された時のジンはこのプリマスジンだったそうだ。
いわゆるトラディッショナルな正統派ジンの代表だ。
味は極めてシンプル
昨今のクラフトジンの様な難しさは無く、足すも引くも無しでストレートで味わうのが一番。
従って、マティーニのベースとして映える。
うまいなあ
Whiskyカテゴリに入れてはいけないですが、他にないので。
ベルモットだ
この夏はすっかり自宅でGINにはまっているが、GINだけで飲んでても飽きるので
GINベースカクテルを順番に作っていて、その流れでマティーニを作るためにベルモットを用意した。
せっかく元祖マティーニのプリマスを使っているので、ノイリープラットがベストで
マルティーニのドライでも良かったが、近所のスーパーにはチンザノのベルモットしかなかったので取り敢えずだ。
すっかりジンくずになりきっている。
この土日は最後の夏休みだ。
FBに連続投稿しているが、この夏はGINにハマっている。
Bombayの次はGordon's
ロンドンの代表的な銘柄で黄色いラベルにドラゴン(?)の絵が印象的だ。
昨今のクラフトジンの流れに唯一追従せず、昔ながらのドライジンに徹している硬派の銘柄だ。
独特のバタニカルの香りが印象的で、クセになる味だ。
何でもエリザベス女王の御用達だそうだ。
開封した途端、毎日呑んだらあっという間に終わってしまった。
7月28日に書いた通り、マルスの抽選販売に応募していたが、驚いたことに本当に当選した。
いつも応募しているが、過去当選したのは2008年6月の「ニッカ余市 Non-Chill-Filtered 1987」の当選以来だ。
結果発表の8月4日、昼ご飯を食べ終わったころに、マルスのグループで結果が出た旨を皆が言い出したので見てみると

早速、指定のURLから注文し、お礼を兼ねて「Japanese GIN 和美人」もお願いした。
最近すっかりジンにハマっているが、やはりル・パピヨン様が我が家へいらっしゃるならそれ相応のお迎えをせねばならないだろう。
早くも到着するのが楽しみである。
QSLカードよりも到着が待ち遠しい。
マルスフリークのグループからの情報で抽選販売
マルスモルトのル・パピヨンシリーズでシングルカスク <クモマツマキチョウ>が抽選販売始まった。
当然、申し込みする
前回の津貫ファーストの時はハズレたから、今度は当たって欲しいなあ.....
お願いします!!
Facebookとダブリでスイマセン(一部の方)
この数日、自宅でカクテルにハマっている。


左からRusty Nail、Gin Tonic


左からGin Rickey、Dog's Nose
おそらくこの夏中にウォッカとラムにも走ると思われ。
BombayのDry GINである。
1761年のレシピを元に製造されるロンドン伝統のドライジンである。
「オランダが生み出して、英国が洗練し、米国が栄光を与えた」と言われるジン
1950 年代後半、ニューヨークにて、アメリカに高品質のジンが存在しないことを嘆いていた二人が
自分たちで理想とするジンを創り出そうと決意し、ランカシャーで出会ったのがボンベイ・ドライジン。
サファイアも良いが、その基本となるのがこのドライジン
簡単でありながら、バーテンダーの腕が一番はっきりわかるジントニック
ジントニックの美味くない店は大抵がロクでもない店だ。
ならばやはり最初は敬意を払ってボンベイドライジンであろう。
死ぬほどうめぇ......!!
これは家呑みもバカにならんな。
スコットランドのリキュール ドランブイ
COVIT-19感染を避けるためにBARへの出入りは数カ月出来ていない。
従って自宅で呑むことになるわけだが、折角なので攻撃的に行こう、と言うことで
ウィスキーベースのカクテルであるRusty Nailを作るために酒屋で買ってきた。
これだけで飲んでもいいが、特有のハーブと香料の匂いと蜂蜜のどろっとした甘みが強いので
やはり割ったほうが良い。
甘さ抑え目で、モルトウィスキー7、ドランブイ3を軽くステアしてRusty Nailの出来上がり。
うん
それなりに美味い。
マルスと、株式会社リカマンホールディングス、株式会社都光のタッグによるオリジナル商品「火樽」
よってマルスですがリカーマウンテンでのみの入手に限られるようです。
昔、販売された初代に続いて二代目としての販売だ。
自分の記録によれば2015年の年末ごろに初代を飲んでいた。
初代はモルトとグレーンのブレンデッドだったのだが、今回の二代目はモルトのみのブレンデッドとした様です。
早速いただくと
程良くピーティー、結構キックが強く感じる
口に含むとややネットリした干し柿のような甘み
ツンっとした香りと刺激が鼻腔を抜ける時の香りの余韻の心地よさ
これまた今回も美味いなあ
ずっと行けていないので駒ヶ根行きたいなあ
蒸留所もリニューアルされたようなので、是非とも行きたいのだが、まだまだ当分は外出は難しそうです。
スコットランドはハイランドの南端にあるキャンベルタウン
かつてはモルトウィスキーの中心地として栄えた伝統の町
ウィスキーの首都だった街と言っても良かった時代もあったようだが、今では蒸留所も減り
このグレンスコシアとスプリングバンクが気を吐いている。もう一つのグレンガイルは飲んだことが無い。
5月の誕生日の際に今年はどれを買おうかと酒屋へ行った際に見つけて買っておいたものを封を開けた。
潮風の味
ラベルにある"Sea Spray and Gentle Smoke"が、まさに!の味わい。
うまいなあ
うまいなあ
しあわせだなあ
悪天候で気圧が下がり、くたびれましたの金曜の夜に
ショットでいただくキャンベルタウンは格別なのでした。
ALBERTA PREMIUM
カナディアンのシングルライウィスキー
カナダのアルバータ州で作られているので、無線で言うVE6エリアだ。
カナディアンだとC.C.(カナディアンクラブ)が流通では目立つが、昨今はこれも良く目にする。
ライ麦を51%以上使うものをライウィスキーと分類するが、このALBERTA PREMIUMはライ麦100%だ。
750mlで価格もリーズナブルなので嬉しい限りだ。
最初はストレートでいただくが、カナディアン特有のライトな味わい
おまけにライ麦100%で、非常に乾いた味わいで、スコッチのピーティーさとは違った味が特徴的。
乾いていてもドライな感じではなく、ほんのりと大人しげな甘みを感じる。
クセの無い味なので、いくらでも飲めて、ハイボールなどにしても合うと思う。
スコッチとジャパニーズとバーボンの狭間で目立たない感じのカナディアンだが
これはこれで普段のライトな飲み物としては捨てがたい魅力がある。