“ 愛知県 勤労者美術展 ” で、心和む作品

昨日見に行った “ 第３０回 愛知県 勤労者美術展 ” 。

心和む作品です。
写真の部の原田守彦さんの 「 静寂の道 」 と、洋画の部の兵藤郁夫さんの 「 宝花三景 」 です。

「 静寂の道 」 は、写真とは思えない柔らかな草叢の穂先のもやもやとした質感が、何とも言えなく魅力的です。
茶色になびくその柔らかな世界が、見る者に優しく自然の輪廻転生を語りかけます。

一方、 「 宝花三景 」 。
ご年配の３姉妹でしょうか、画面中央からすっくと立ち居で、前に飾られた３つの花瓶の花を見つめています。
左は百合、真ん中はなんでしょうか、紫の花、そして右は菊の花です。
いつまでもいつまでも眺めていても飽きないといった風情の３姉妹は、とっても穏やかな表情です。