パールライスのつれづれなるままに

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琳派 ―俵屋宗達から田中一光へ― at 山種美術館

2018年06月02日 | アート・文化
琳派ー私淑によって受け継がれる変わった流派。
私淑とは、「敬する人に直接には教えが受けられないが、その人を模範として慕い、学ぶこと。」

琳派ーは大和絵を基盤としてデフォルメやトリミングと言った手法を用いてデフォルメされた造詣は、一目見れば、誰もが心奪われます。
本阿弥光悦・俵屋宗達によって始まった琳派は、尾形光琳を経て酒井抱一へと続きます。その間約100年の間隔で受け継がれています。
酒井抱一後、明治の画家たちから現代のグラフィックデザイナー・田中一光まで、琳派がどのように変遷し受け継がれていったのか、その一覧を垣間見ることができます。
 

俵屋宗達の「槙楓図」のみ撮影可です。修復後初のお披露目です。


琳派の語源となった、尾形光琳の出展数は少ないです。江戸琳派の酒井抱一、その弟子である鈴木棋一の作品が多いです。
人気の尾形光琳、やはり予算の問題か。(笑)
鈴木棋一は近年注目を浴びるようになった絵師で、2年前のサントリー美術館での企画展示では、個人所有が目立ちました。リーズナブルな価格なのでしょう。


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