パールライスのつれづれなるままに

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最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

没後50年 藤田嗣治 本のしごと at 目黒区美術館

2018年05月06日 | アート・文化
今年の7月、東京都美術館で大回顧展が開催されます。
それの前哨戦と言うか、アナザー・サイド・ストーリーと言うか、また趣の違う展覧会です。
挿絵本を中心に展示しています。


藤田がパリで活躍していた当時、発行部数を制限した挿絵本は愛書家たちの収集対象となっていていて、その興隆の時代だったそうです。

終生、版画に携わっていた、これは自身のことを「職人」と言っていた事と関係があるのでしょうか?これもまた回顧展と言えます。

その他、戦後藤田と交友したGHQの民政官だったアメリカ人フランク・E・シャーマンの旧蔵コレクション(目黒区美術館へ寄贈)も展示しています。絵画のほか、陶器、人形等。
このコレクションは、個人的なものなので、一味違った癖があります。

展示は2階で行っています。1階は猫だけの展示をしている小スペースがあります。
猫好きだった藤田。猫好きの我々にも堪らない展示です。(笑)


挿絵のほか、表紙だけ携わったものも多く展示しています。
手をかけて描いたもの、デッサンの様にさっと描いたもの色々あります。
後者の方が多いかな?
本のイラストは、結構儲かるんでしょうね。



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