パールライスのつれづれなるままに

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大名茶人 松平不昧(まつだいらふまい) at 三井記念美術館

2018年05月26日 | アート・文化
茶の湯にその名を残す茶人、松平不昧。
そのコレクションと彼がプロデュースした作品の展示会です。
自分、焼き物はよく分かりませんが、その素人目でも素晴らしいと思う作品ばかりです。
最後の展示コーナー、プロデュース作品は、端正で精緻な作りで、不昧の思想を知るには相応しいのでなないか、と思います。


以下、三井記念美術館からの引用。

松平不昧は、松江藩松平家第七代藩主で治郷(はるさと)といい17歳で藩主となる。藩財政を立て直した名君として知られ、また茶の湯を好み不昧と号し大名茶人の一人に挙げられる。

不昧は石州流茶道を学び、江戸後期の遊芸化した茶道に対し利休の茶に帰ることを唱え、生涯にわたって禅学を修め茶禅一味の茶の湯を極めた。名物茶器を記録した『古今名物類聚(ここんめいぶつるいじゅう)』の出版、散逸を心配し「天下の名物にして一人一家一国の宝にあらずと知るべし」という信念による茶道具の蒐集-『雲州蔵帳(うんしゅうくらちょう)』は高い評価を得ている。また自らの美意識により茶道具や茶室、お菓子などお好みの数々を作り独自の茶風を示した。
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