パールライスのつれづれなるままに

日常のちょっと気になった事を気ままに書くブログ
最近は、美術鑑賞・ガジェット紹介が中心です。

ヌード NUDE ―英国テート・コレクションより at 横浜美術館

2018年05月20日 | アート・文化
これは話題の展示会なので、色々な解説がされています。
なので、自分的に気になった部分の感想を。

この展示会で驚いたのは、ウィリアム・ターナーもヌードを描いていたことでした。
ターナーは以前投稿した「ターナー風景の詩(うた)」と言う展示会が損保ジャパン日本興亜美術館で現在行なわれています。
そこでは、「イギリスを代表する風景画の巨匠」として主に水彩による風景画を展示しています。
「崇高とロマン主義」が彼の基本精神だと説明しています。


ところが、このヌード展に出品されているターナーのヌード絵画(デッサンだけど)は、エロ過ぎました。艶めかしいというか、リアルに描き過ぎです。
「これがあの崇高なターナーなのか!」と驚きました。


そこで、ふと思いついたのが、浮世絵の春画。
広重、北斎だって春画を描くときは手を抜いて描いていない。むしろ春画の方がリキ入れているんじゃないか?と思えるほどの画力で描いている。
これはもう、「あらゆるものを描き留めたい」と言う画家の純粋な欲求なんだろうな、とか思ったりもしました。
コメント
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