パールライスのつれづれなるままに

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プラド美術館展 at 三菱一号館美術館

2015年10月12日 | アート・文化
中世から印象派前までの絵画をコレクションしているプラド美術館の展示です。

エル・グレコ、ベラスケス、ゴヤ、ブリューゲル親子らを一挙公開!ということですが、その数は僅か数点づつ。そりゃそうか。
しかし、ゴヤだけは、特別ブースとなります。が、10点もありません。確か。

中世の絵画は、絵の対象が決まっています。聖書、神話、僧侶・貴族・高級官僚の肖像画。
静物画を描く画家は、ヒエラルキーで言うと、最下層。農民の生活を描く、何てことは、想像だにしない。ブリューゲルやミレーは異例中の異例。
写実的&遠近法が当たり前の時代。
    

いっちゃぁ悪いが、ワンパターンなんですね。私にとって。何時ものように飽きてしまう、と言う事はありませんでしたが、興味もそれほど湧かないという。
ああ、たまにはありました。ムリーリョが描いた「ザリオの聖母」マリアーノ・フォルトゥーニ「画家の家の庭」
前者はラファエロみたい、後者は印象派みたい、に感じました。
 

この手の作風が好きな方には、堪らない展示会なのでしょうね。
コメント
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