【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

親仔三人で鳥取砂丘・・・・!

2006年09月26日 02時25分58秒 | メタルのお話し 
  




鳥取市から車で直ぐの 此の砂丘にはですね、若い頃から何度も訪れています。
十代の物心ついた頃からですからね、だから今までに何回来たことやらです。
初めて自分で此処まで来たのは、車の運転免許を習得してからでして
可也 随分な昔からですねぇ!

 だから、色々な懐かしい想い出が イッパイあるんですよ!



私の住んでる姫路市からだですと、此の砂丘までは
「国道29号線」 の一般道を、車でひたすら北を目指して っと、もぅ一つは
「中国自動車道」 を作用インターで降り
「国道373号線」 を北に進んで志戸坂トンネルを抜け 
鳥取県の智頭町経由で 「53号線」 を経て
鳥取市内を通り抜け 「国道9号線」 に突き当って 
「9号線」 を西に走りますと、此の砂丘に

 っの二通りの道筋で です。
 

「29号線」 ですと、往くまでの途中に 「戸倉峠」 があります。

今は急な登りの道路も、峠のトンネルも、大変整備されていますし
車の性能なんてもぉ昔と比べたら、今走っている車全部がです
昔では考えも着かない程の 超がつくほどの高性能車です。
どんな山道も、誰が運転する車でも、難なく登っていきます。

だから可也な急斜面の険しい山道を、難なく登って往き
簡単に峠を越せます。

 良い時代ですよねぇ!


昔は、車の性能は今みたいじゃ無いですからね、
この峠をなかなか越せないことも しばしばでした。
よくね、山道の途中の道端で 休憩してる車を観ました。
その大概が、国産の小さな車でしたね。

停まってる車の悉くがね、あんぐり開けてますねん。 ボンネットを

大きくボンネットを開けラジエターから蒸気がぁ・・・・温泉地の間欠泉みたいぃ~!
こぉなることを予想していた車の持ち主の うら若いお父さん
ナニヤラナ(タブン、一升瓶かなぁ?)水容器から ラジエターに水を注ぎます
ホシタラァ! バババッ婆ぁ~!・・・っと、再びの間欠泉やぁ~!
蕎麦でチャイマ、傍で見てます子供たちぃ 一斉に感嘆の声ぇ!
お母さん、甲斐甲斐しくもぅお父さんの額の汗を お拭きですぅ
この峠に辿り着くまで、険しい山道をですからね、当時の車にしたら

 相当 可也なぁ!無理を・・・・!!!!!

っな、風景ぃ ケッコウ観れるのが
此の、戸倉峠ですぅ

みんなが自分の車をね そりゃぁもぉ大事にしてました。



 随分以前 (独身時代です) にぃ

ホンだの 「N360」 って軽自動車が在りました。
殆ど車なんか個人が買える訳なかった時代から、ドウニカ頑張ったらなぁ・・・!
っな頃に 此の車や他社からもぉ今に繋がる軽四が出始めました・・・の頃です
此の軽四の初期型は空冷エンジンでした。 今から想えば本当に小さな車でした。
私が始めて自分で動かせる車が、此の 「N360」 でしたよ。
しかもっ 中古車で、アッチコッチとボディが傷だらけ。
マフラーからはケッコウナ大きな騒音的 排気ぃ・・・・まっ、爆音ですねぇ!
(マフラーをボディに取り付けてるステェーがぐらぐらぁ!)

今ならば、差し詰め廃車寸前な 危険な車ですねぇ!
だけど、若者には憧れですよ、こんなオンボロ車でもねっ
まぁ、購入価格が 信じられないほどのお値段で 安かったし
(実は、タダでした。 もらい物です。 右から左にって感じで)

っで、此の軽四で、戸倉峠に挑戦です。
その時タマタマ 暇を持余していた悪友二人も 一緒でした。


トッテモ狭苦しい後部座席で横向きに座ってる悪友 仮名 【しげちゃん】

「おぃい、なんかぁ匂いせんかぁ? 」 って

蒸し暑さを何処かの布団屋の銘が書かれた団扇で堪えながら 呻くように言います。
それもその筈で、此の車には車載クーラーなんて着いてません。
まぁ、今時ならどんな車にもでしょうけど、当時はそんな贅沢なものがぁ・・・!
行き交う車のほとんどがね、晴れた夏の日には全開で走るのが当たり前ぇ!

嘘じゃぁないんですよ。
当時の車でクーラーが備えられているのは、タクシーぐらいのもんでした。
だから、団扇がぁ・・・でした。

「しげちゃん、なんやねん? 」 っと

マイカー所有者のわたしは言いながら 小さなルームミラー覗きます。 
小さな鏡の中の後部座席独り占めのしげちゃん、顔中汗だらけのお顔が茹蛸やぁ~!

「しげぇ! もぉ!煩いがな、静かにぃしぃやぁ! 」 っわ、

 助手席の悪友 【かいくん】


夏のね、休日にね、男三人がですよ チッコイ車で遠出しています。
っとゆうことは、三人ともぉ 彼女がぁ・・・・無いナイ!
まっ、地元で彼女が見つからないなら、遠くでなんとか知り合うチャンスぅ?
っと、あわよくばぁ鳥取砂丘でぇ、カワイイオネェチャンにぃ・・・って、ゥヘッヘヘヘ!

若者が考えることナンッテ 高が知れてます。 今も昔もねぇ!
今から思えば 地元で駄目なら他所で巧くはイクモンカぁ! ですよねぇ
甘い考えです。 身の程知らずにも程っちゅうもんがありんすよ。
だけど、当時はね 何かがあるかも知れません。 っが、心に
 

「おい! 」 再びぃ 後ろからぁ
「なんやねんっ おっきい声でぇ 」 助手席ぃ
「さっきな 止まってた車なぁ、 女と違うんかぁ? 」
「ぉ、女ぁ! 」 ボク チョットハンドルふれました。

Nコロちゃん、山道で蛇行しますぅ~

「キャロルや、さっき停まってたやろもぉ 」
「後ろのボンネットぉ開けてたやつかぁ? 」
「そやっ! 」
「かきちゃん、Uターンや! 」

返事もせずにぃ ブレーキ踏んでました。
何度も切り返して、車の向きをぉ・・・・必死タイ!
ですけどね、これがアンガイハンドル切れません。
FF車特有の小回りがぁ・・・・デキシマヘン。
下って来る反対車線のトラックがぁ・・・・ブブブ~!って

ナントカ今来た方に向き変えますと 止まってくれてたトラックの運ちゃん
阿保ぉ~!っと お叫んで抜き去ります。


「ほれ 女や! 」 後ろの席で暑さも忘れた欣喜な声でぇ~
「三人かぁ?! 」 助手席のぉおスキきなぁボンがぁ~
「丁度やんかぁ! 」 ボクぅ 此の時ぃ全く前方、視てませんぅ~

マツダのキャロルでした。 水冷四気筒エンジンです。
高級なエンジンですけどね 此れがアンガイ力がぁ・・・!
平坦な路ならケッコウ静かに走り、乗り心地もぉ宜しいぃんですけども
山道などの登りの坂道になるとですね、不甲斐ない走りにぃ!
牛歩の如くにぃ ノロノロォ・・・・って、可也な遅さでしたんよぉ!


っで、Nコロちゃん 道端のキャロルちゃんの横をぉ ス~って通りすぎぃ
 
「かっきゃん、なにしてるん! 戻れやぁ 」
「アカン ! ブレーキぃ緩いぃ! 」
「アホ! 停めんかいぃ 」
「坂やぁ~ 」

殺気ぃ 獲物を追う物の怪ぇ!・・・チャイマ野獣です。
下りの路をですねぇ、獣の如くにぃ突っ走りぃ でした。
ブレーキをでっせ、踏みまくってでしたからぁ
ブレーキシュウがぁ焼けましたぁ。 必然的にぃ利きがぁ随分と悪くなったぁ!

今の時代のですよ、軽四。 大概ディスクブレーキですからね
少々、ブレーキで急制動やらかしてもね、滅多と利きが悪くはなりません。
Nコロちゃんドラムブレーキですからね、一度熱くなるとアキマヘン!

「かっきゃん 止めんかぁ! 」
「ガッ、ゲッ、トッ止まらんがなぁ~! 」
「ァホ! 整備士やろもぉ! 」
「踏みすぎたぁ(ブレ~キ♡ぃ)! 」

 結局っ 事故リました。

まぁ片側断崖の方じゃぁなくって、畑の方でしたからね
命にはぁ別状無かったですよ。


「生きとるんかぁ? 」 っと

横向きな私の体に寄り添うような感じで かいくん。っが

「かっきゃん、どないなっとん? 」 しげちゃん
「解るかい! かいっ! ぉ、重たいがなぁ! 」

まぁ、畑に横向きで Nコロちゃん寝転んでました。
眼の前のフロントガラスの向こうには、横向きにぃ稲穂がぁ!

「大丈夫デスカァ・・・」 女の声ぇ~!
「生きてるんやろぉかぁ? 」 別の女の声ぇ~!
「怖いことぉ言わんときぃ! 」 別の別の声ぇ~!

稲穂を掻き分けてぇ 私らから見ますとなぁ横向きな女の子の顔がぁ!
っで、キレイな脚のぉ付け根もぉ、トッテモ短いスカートの奥がぁ!

 丸見えぇ~!

「かっきゃん! 」
「かいぃ! 」
「ナッなんやねん!? 」 不運なしげぇ~
 
 ボクとかい 「ムフフフ!ラッキ~♡ 」 って

「キャッ! 覗かれたぁ~! 」 第一発見者のぉ女の子ぉ
「誰にぃ 」 別の娘ぉ!
「生きとるん!よかったぁ~ 」 お姿ぁ見えませんけどもぉキットくぁわぁいぃ娘ぉ!


っで、わたしらね、潜水艦のハッチを開けるみたいにしてですよ
助手席側のドアを開けまして、何とか車の外にぃ
それから、Nコロたん。 六人で声を揃えまして

「ヨォイヤサァ~! 」 っの 祭りの掛け声ぇ~!

起き上がったNコロちゃん、田圃を押されて路に戻りました。



だからね、懐かしい道路ですねん 「国道29号線」 はね
その道を通りまして 鳥取砂丘に往って来ました。
妻さんと金ハンとぉのぉ 親仔三人?でねぇ~!


 アリャリャ、チョット お話のぉ内容がぁ 違ったぁ~!



誤字脱字ぃ 御勘弁をぉ!
明日ぁ チャントォ致しますぅ




         

  

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