【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

夏に冬の暖かさを

2010年09月09日 12時53分20秒 | 異次元世界 
(画像はイメージ)



in summer warmth of the winter




永い夜には 秘密がいっぱい御座います

キッと其れは 隠れ想いだからなんです


などと 無理にと宥めすかす己の騒ぐ心の内なるものだからです


其処に棲まはし人の無意識な静謐さは 暗さが静かに照らし支配する

凍れる真冬の夜の帳の向こうから 隠れ音の如くにして

聴こへてこないものでしょうから 確かめたげなとあなたには

我儘想いが聞こえてくるからなんでしょう



もの想いに耽る夜に 届かぬはずの音が聴こへ空耳かなぁと

外は暗い夜 真冬の縁側に吊しゝ瀬戸物風鈴ひとつ 緩き木枯らし風に震へ鳴き


一度だけ 幽かに一度だけ



春が桜を咲かせば 夜に愛で

梅雨が雨を撒けば 相合傘で濡れ

夏が暑さなもので包めば 汗がでふたりは互いに嘗めあい

秋には高きところの空気乾き 赤き夕陽は鮮やかに燃えて観へましょう 


再びの冬 閉ざすものと隠すのもは何処(イズコ)に




「ぁんたぁ 寒いよぉぅ 」


慣れで同衾せし女の小声 瞑る瞼の心が目覚めぬからと知らぬふり


「夕べ 寒くなかったのぉ 」

「なにが寒い 暑さなばかりの晩に 」

「うちは なんで寒がりなんかなぁ 」


想いつくものが 胸の中で仄かに去来しては隠れました



秋の深まりを待つときは 何もかもと 何処までもと

暑さが寒さな心想いをいたしましょう

なぜならば 冷へ冷へな肌の寒さを感じるから



言はねども 聴こへてくることもあるかと



横に添い寝せしは 白き着物の死人だから

視へぬはずのものが 背撫で感じることもあるから



異界の者棲みしは 賽ノ河原の向こう側なれども

掛け布団などなき夏の褥にも 底なしな凍へるものが

後ろより おんぶされるかと寄り添ってきましょう



己の腕枕は死人だから静かに離され 脂な汗にまみれし肌蹴た胸には

白き透きとおりたる細き指が 撫でて這いましょう

冷たさな指先で触れられるゝは 誘いに参り始めたる叶わぬと想う心



「誘ってるのにぃ 」


ッ! イッ居ないはずのものが 声まで掛けられるなどとは ぁぁ!



寝返り打ちて声の主を観れば 暗き晩に溶け込むかとな

半透明のされこうべ(髑髏)寄り添い いたしておりました


我の背中に 永久(トワ)にと



寝不足招きな暑さナ夜には キット何処かで声なく笑うものがいましょう





 ホナ、バイバイ



 

隠れ花

2010年06月24日 02時57分13秒 | 異次元世界 
(写真は文章の勝手イメージ)
 
 

【妖化し花の咲くころ】

 
あの花の咲くころには ひとの意識だけがと
 
人の面の鼻腔などでは ケッシテ匂へない 
 
嗅げば隠しごともと 言はずもがな などっと
 

陽の射さぬ影ない物陰に隠れ咲く
 
一片の白き蘭の化弁などもと
  

咲く意味も 悉くと例え辛くなひとの想い込め
 
ヒッソリト 物陰に隠れて咲けたる花 
 

其の花は 想はれへぬかと覗きし観れば 
 
妖しき艶色にて 万華鏡模様に染まる花
 
 
胸の奥深い処を焦がすものかと 心ぅ焼き尽くすものかとな
 
其の様にて ナニ事かと想うことにて 
 
心隠しで咲かす花
 
 
花の芯の甘きトキメキを芳しくと 求めへぬけれども
 
漂う匂いとて 感じ採れるは物事などと
 
限りなきこともと求めへずとも 
 
必ず何処かにと
 
 
ナニも求めへぬものなれば なき者にしたことなれども
 
タダタダ 物事のなかを彷徨い流されるはずと
 
願う者を助けへぬ 其の花の甘き香り
 
 

梅雨の或る日 

夜更けた灯りともせぬ部屋にて 心ぉ静かにせしもと願う者 
 
心 乱るゝは 嘘をもと心を迷いし者の想い
 
胸の乱と打つ鼓動を おとなしく鎮めよぉと躾ながら聴く音 
 

古き雨戸を乱れな音にて打つ 雨の音
 
 
 
窓を緊迫せしと閉め切った部屋内には
 
生き物の匂いの他の香りがすることでしょう
 
 
想いを芽生えさすころからの花ならばと
 
ひとの胸の其処の奥底に 乱れ咲く花ならば
 
 

其の香りには ひとの心の妖しさが匂います




イツカ ドッカデ 
 
物語ノ続キォ 覗キタイ

 
イツカ ドッカデ
 
 
 
 
      2010-6-23  jieeku

懺悔 (ざんげの値打ちもない)

2010年01月18日 02時26分12秒 | 異次元世界 



(画像は無関係 昭和のイメージ)





  【忘れるもんかッ!】





アンタは 地獄ぉ視たとゆぅ


ナニかゞあったら イッツモ口癖みたいにゆぅ

聴けばワシは アンタと地獄を巡りたい っと



今までユエヘンかったけどなぁ

イッツモ心底なぁ そないになぁ想うんや




想いドオリにならぬ 儘ならぬ浮世なら

此の薄汚れ 腐臭を放つ腐った我が身

三千世界の何処に 身の置き所があるんや



悲しみぉ 堪えることがでしか

物事ぉ 視そこなうよぉにと

モッテイケヘン者かて ギョウサン居るとおもねん





  (映像は文章の勝手イメージ)




朝は マダ息ぉしてるのぉ呪い

夕方には 今日も無駄にすごしたと

忸怩なものが心ぉ満たす



夜更ければ 我の心がなぁ

人にはゆへぬもんかと


愚痴ぉ並べる




オヤスミナサイ




  


雨の物語

2010年01月17日 13時07分34秒 | 異次元世界 



(画像はイメージ 無関係)





【雨音】




寒い雨の朝は 独り寝の布団から起きるのが辛い



「ッチ!」

寝ボケな想いが舌を打つ


顎まで掛け布団引き上げ 丸まって包まってた 


目覚めて 最初に耳にした音

安普請のトタン屋根を 無数の雨の粒が叩く音




ナンとなく 聴けば心がぁ・・・・・


肌寒い五月の 春の走りの雨音だったから



此処には 何処にも 温もりが御座いませんから

起き上がるのが チョット躊躇われる



ダカラ何時までもと 

グズグズと グズグズと




  (映像はイメージ 無関係)




バイバイ




   


アリス 【聖少女領域】...

2010年01月11日 19時22分26秒 | 異次元世界 


  (写真は物語の勝手イメージ。)




 【アリス】



「アッチで探したけどぉ。みつからないの。」

「ナニが?」

「落としたものが。」



「ダカラ。ナニぉ?」

「ナニッテ? 判らないものぉ落としたの。」



空はね。青いッテ決まってないでしょぉ。ネッ。



「雨が降れば暗い色。心が曇れば灰色。喜んだんなら晴れ色。なんだよぉ。」



「じゃぁ、夜の色はナンなん?」

「決まってるよぉ。心が眠ってるからね、闇色なんだよぉ。」




[PV] ALI PROJECT - Seish醇vjo Ry醇viki(聖少女領域)



  (映像は文章のイメージ 絶対無関係。)




「ボクには、キミが喋ることがわかんないよ、」

「・・・・・・ゥソツキ。」



「嘘なもんかッ!」

「嘘つき。」



「・・・・・ゴメン。」



ボクは。視なければと。

タダ、視たくもなかったんだよ。




世の中にゃぁ、クソ程も ットないことだらけ。




「アリス。キミの物語にゃぁ、終わりはないんだろ。」

「あるよ。」

「何時?」



「アッチ側の入り口の穴に落ちたときだよ。」



「黄泉の国なのかい?」




「不思議の国のだよ。」





何処でもいぃから。堕ちてみたい。





  バイバイ


  


   

心の片隅にぃ。生まれた女。

2009年10月11日 03時05分51秒 | 異次元世界 


(画像は勝手イメージ。文章とは無関係)




【奔りそぉな心】


あなたは。黄昏ぉ覗いたとき。

心の何処かでナニかぉ感じたことが御座いますか。



人サンのぉ。叫びそぉなほどの想いこみはぁ・・・・・・・・・・ッチ!

見ず知らずのぉ他人サンにゃぁ。理解(ワカラン)やろなぁ。



萩原健一LIVE「大阪で生まれた女」



 (映像ぉは。イメージ)



ソヤケド。女ぉ啼かせもってでもなぁ。

ナンかぉ遣らんとアカンのんかぁ?



ナァ。半端モンのぉ極道モン。




追記。

コノゴロ。腹に溜まるもんが御座います。

ナンかぁ。



オヤスミナハイ




   



【東京事変 喧嘩上等】

2009年09月19日 02時35分52秒 | 異次元世界 

(写真はイメージ:完全無関係)




(酔えばぁ・・・・・)



此の頃ぉぅ。呑んでも呑んでも。


堪らんくらいぃ。幾ら呑んでもぉ。

無理に納得ぉと、求めるトドノツマリぃまで逝き着きませんねん。


ドッカで。タブン何処かで。

遣り残したモンがオマスんやろなぁ。



酒のぉ。酒精サンにぃ。

キット。罰ぃ喰らいますんやろなぁ。



(記載映像はぁ。文章のイメージ。無関係。)



「ニィサン。ソンくらいで止めてもたらドナイやねん?」

「ソッそやな。」


ケド。ボトルぉ咥えて喇叭呑み。


肴はぁ。バーテンサンが打つ。舌打ちの音ぇですは。



バイバイ




  


喜びの歌 悲しみの歌

2009年09月13日 02時37分01秒 | 異次元世界 


(画は無関係。作者の文章の勝手イメージ)




夜更けた晩に。眠れなくて液晶画面ぉ覗きます。

独りごとぉ呟きながら。


イヤホンの音の中に。心がぁ・・・・・・



エェ唄ぉ聴けました。


喜びの歌、悲しみの歌(12-26@always).



ナニかぉ求め損ねてもぉ。希望がぁ・・・・・ッテ。



おやすみなさい




    

kakusigoto

2009年08月19日 01時55分12秒 | 異次元世界 

   

(写真はイメージ:文章とは絶対無関係)




「ナァ?オィはどげんしたらよかとね」

「ナンバゆいよっと?」



「死んでもよかとね?」



御前様。心が死にかけてますねんけどなぁ。

お判りには為ってませぬか。御前様。



永の年月。連れ添うても隠し事ぉ隠し事。



もぉぅ。騙せも為され難くと。



刺してくだされ。ココロぉ安らかにしては下さりませぬか。

留めは。ユックリト沈めてくだされ。



刃(ヤイバ)ぉ。

 

 




 (映像は文章の勝手イメージ:絶対無関係)




死ねるモノぉ 求めます。


嘘バッカシや。




バイバイ




ゴメンナ




  


「縁切寺」

2009年07月23日 03時47分48秒 | 異次元世界 

(イロイロ弄った掲載画像は 某氏)




「モォゥなぁ。柵(シガラミ)がなぁ。ワイ。窮屈やねん。」

「・・・・・ホンナラ御前なぁ、どないしたいんや?」



「・・・・・ソッソラァ・・・ドナイモコナイモないがな。」



「御前なぁ。イッペン死んだらドナイやねん。ナァ?」

「シッ!・・ッテぇ・・・ゴメンナサイ。」

 



 (映像はぁ。上記文章の勝手なイメージ 無関係)




「素直に生きたらえぇねん。ダボっ!がぁ。」


「ゥン。」



気がつけば人生の後半もトックニ過ぎてますがな。

トックニなぁ。手遅れ。



バイバイ




 


勿忘草

2009年06月30日 01時31分37秒 | 異次元世界 

 (画像はイメージ )




(卑怯な花)


「ぃつかぁ。アンタもなぁ、判るときがなぁ・・・・・・」

「ゥン。ウチもぉソナイ想うよぉ。」



タダの仲じゃぁない者どうし、判り合えるフリぉしてました。

ケドなぁ。アンときなぁ、遣り過ごすことかてでけたと想うねん。



「コンドなぁ、生まれたときなぁ。モォいっぺんアンタとなんかぁ・・・・・ 」

「ゥン。おんなし気持やで。ワイかて。」





人の想いなんかは、しそこねますと、壱度として叶わぬもんですねん。




オヤスミナサイ



  
    


ジェラシー/井上陽水 Movie Photo

2009年05月17日 03時52分41秒 | 異次元世界 

(画像ハ意味ナイ。イメ~ジ)



「知ってる女がナニしてるか気になるネン。」

「ナンでや?」


「ナンでッテぇ・・・・・」




「抱きたいんやろ。違うかぁ?」




ジェラシー/井上陽水 Movie Photo





抱きたいのは当たり前。

ケドナァ。スキやと言えまへんのや。




脳の表面がなぁ、イッパイ足掻いて燃えますねん。






寝覚が悪ぅなることだけは、セナや。




ナァ・・・・・・ッチ!





 弱虫ッ!




 

バイバイ


     

Jeux Interdits (禁じられた遊び)

2009年05月08日 03時15分45秒 | 異次元世界 

(画像はイメージ)



幻ぉ追いかけてから心が和みません

吸う空気は限りなくと匂います


人の成熟し 終わる匂いが



Jeux Interdits (禁じられた遊び)




無垢な者ぉ悲しみが慰めます


望まずに飲み干す酒精 マヤカシの事柄を魅せてくれます




ナニヲホザク 病んだ心根が


間違いはイットキ


直ぐにお忘れしましょうかと




バイバイ



  

耽る優しい夜は此れから

2009年04月28日 04時18分53秒 | 異次元世界 



(卑怯な夜は此れから)




貴女は 透きとおる暗さにナニぉ望む?



闇に隠れた叶わぬとの想いの影

漆黒の黒い色 其れはコンナにも貴女の肌を優しくと包むのに



忘れたはずの懐かしさを 今になって何故に望む

もぉぅ戻れぬと 帰れぬと判っているのに



寒き其処に還りたいか?

お前の所業を笑う者どもが棲まう場所に



淡き輝きの星の国

蒼き煌めきを求めずともなのか?



其れは 儚さに慣れたお前でも寂しくはないのか?



卑怯者な者 其れは自分だと?

為らば首でも括ろうか



死ねば逝けまするかも 無音がイッパイに満ち溢れる世界に

静かな寒き空気が流れる世界に




「姿が観えませぬ」

「ナニがじゃ?」


「お前様とはたくしめの死に装束ぉ纏う夜の奥が」




膚 チリジリにと刻まれました




啼きました







(200910428 4:10:51)

生きる時代を選びたい。

2009年03月09日 04時24分01秒 | 異次元世界 

(画像はイメージ) モシモネ。生きていい時代を選べるのなら。 


時代のかたすみで(せめて今だけ)/オフコース



男が自分の器量を求め足掻きながら過ごせる時代。

我が身を捨て石の如くに世の中に置けることを望める時代。


女が女の優しさで尽くせる時代。



だけど。キット。男の我儘なんでしょう。



おやすみなさい