人が人の温もりぉ 心の底から求めるん
そないなん 必死なんと違うんかなぁ
きっと物言わぬ心が 駄目でもと
などと あきらめかけた時 絶対ぃ判ります
優しさが 人の心ぉ苦しめることもあるねん
応援が 背負う重さを増すんやで
遣る瀬ないほどの想いこみ
心ぉ 虐めるだけ
哀しみが 救いに為る時はぁ
後からの 判り合える物事
オヤスミナサイ
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人が人の温もりぉ 心の底から求めるん
そないなん 必死なんと違うんかなぁ
きっと物言わぬ心が 駄目でもと
などと あきらめかけた時 絶対ぃ判ります
優しさが 人の心ぉ苦しめることもあるねん
応援が 背負う重さを増すんやで
遣る瀬ないほどの想いこみ
心ぉ 虐めるだけ
哀しみが 救いに為る時はぁ
後からの 判り合える物事
オヤスミナサイ
(画は文章のイメージ)
【永きお別れ】
アナタの心には 想いが棲みにくゝは御座いませぬか
ナニがと訊き返しに問われてもぉ
如何にもぉぅとしか
繰り返しもなき物語ぉ 肝胆で気ぉ遣るも永きことにと
だからイツカもなく 物事ぉ隠し続けることも叶はぬはずが
瞼ぉ綴じて下されるはずもなくと
迷いしは 諸々な出来事が責めるから
ダカラ情けもなくと溺れるは 醒めることも叶わぬかもと
畏れもなき心の我の求めるは 芳しくも匂いし冷たき酒精の深間
眠れぬ夜に噛みしめる 視へ難いぬるきモノぉと求め疲れ
果てもなき懊悩は知り得ようもなく
微かな揺るぎでもと 飽くなき言いへぬコトガラだらけ
コノゴロ弱気な藁の如くな身の隠し事
ホトホト疲れ果てました
(映像は文章の勝手イメージ)
バイバイ
(写真はイメージ)
【青春哀話】
「アンタなんかッ!死んじまえばいゝのよ!」
この言葉が 如何して言へるのか
聴かなければならないのか判らずに 不思議でした
四畳半一間の小さな世界が 何の音も無く消へてくのが解かりました
二年弱の同棲 気持ちが離れていくのが解かっていました
でも「死ねばいい。」
今日までの 二人の歴史の否定
何故にとの答へが見つけられず 心が動揺で揺れます
意識の表面に 限りなくと細波が湧いては消へ
消へては生まれます
心の隅っこに 疑いが生まれます
互いが新たに 深くと傷を抉りあい始めます
悲しみが生まれ それが怒りと憎しみに変化します
心の何処かで抑えようの無い 何かの衝動が蠢き始めます
呻く様に怒り言葉が 「解からなかったの!」 と啼いて言います
迫る言葉が連なります
「鈍感! 自分勝手な男よおぉ。アンタはぁ!」
「今まで何も気づかないってぇ。おめでたいはね。アンタはぁあ!」
少しずつ 少しずつ 気持ちが萎へてきます
少しずつ 少しずつ 始まります 意識の現実逃避が
止め処となく聞きたくもない責める言葉は 何処か遠くでと
自分の殻の中で 世界が出来上がります
そこで意識が 逃げながら浮遊し始めます
そこは何も無い世界です だから意識が遠のきます
何処かで言葉の音が鳴っています
「本当にぃ出て行くわよ。それでいぃの? 本気よ。良いの?」
意味が解かりませんでした
心ぉ突き刺す言葉の音が 心を射るだけの音でしたから
自我の混濁した意識が 何もかもと拒絶します
黙って部屋の外に出ました
ドアが閉まるまで 背中で音が響いていました
アパートの階段 降りながら聴いてました街の喧騒
バスの警笛 走るトラックの騒音
幼稚園の送迎バスから賑やかに降りる子供らの声
明るく迎へる女親たちの声
俯いて歩いてたら 自分の周りには木枯らしが舞っていました
夜更けに酔っぱらって帰った
電気が消へた暗い部屋 昼の雰囲気が無かった
孤独が居座って 寂寥とした哀しみが住み着いていました
台所のステンレス流しの中で ふたつの夫婦湯飲みが割れていました
破片を拾い上げるとき親指を切りました
滴る血ぉ舐めると鉄の味がしました
唾を吐くと 赤い血が混ざっていました
流しの下の扉をあけ 一升瓶の首を握り喇叭呑みしました
ひと呑みごとに 酩酊が迫るのが解かりました
寒さで気が付くと 玄関の框で俯いて寝込んでた
顔の下に水が溜まっていました
舐めるとしょっぱかった
泪の辛さが誘い水で 涙が溢れ出てきました
青春が終わろうとしてた
十九の冬の 事でした
(映像はイメージ 無関係)
バイバイ
(画像はイメージ)
【狂へる者】
ボクは 桜の季節には モノ想うことができません
丘ぉ覆はんバカリに乱れ咲く 淡い白きな
小さな薄桃色の花弁に遣られるから
「いつもナニかぉ 隠してるでしょぅ。」
「其れが理由なんだ?」
「他にもぉぅ 。」
桜咲く小高い丘の上からでした
街で一番の賑やかな繁華街ぉ ふたりで眺めながらでした
その時 ふたりの物語の終はりのしかたぉ
話し合っていました。
「ナンかぁ。もぉぅ 如何でもいぃの。」
あの時ボクは 黙るしかなかった
踏切の カンカンカン と鳴る警鐘音が丘の上まで流れてきてた
ふたり別々の階段から丘ぉおりるとき
キミの背中の見納めかと
キミは 一度も振り返りもしなかった
ボクは 心が死にかけていた
あやふやな感覚で踏む石の段々
現実逃避で堕ちる筈もない 黒い穴の中ぉ通るようでした
心が 隠された意識の奥の 底のほうにまで逃げたのは
誰かの喋る ウソなことがらなんか ナニも聴きたくはなかったから
ボクの胸の中が錯乱しそこね 逃げることも叶わぬと
其の儘ならぬ想いゴトなんだろぉ 物事は
日毎の出来事も 想いでも 実態のない物語だったと
心が 狂います
今なら ナニぉ訊けばいゝのか解るから
眠れぬ夜には 若かった拙いボクぉ呪うことがあります
春の季節が終はっても あの時の丘の上に咲き乱れていたサクラは
ボクの脳の意識のなかでは ケッシテ散りません
一ひらの花びらも アレから幾ら月日が過ぎ去っても
枯れることもなく堕ちません
優しい声で訊く 嘘で固め隠した言い訳は
人は見抜くものなんだと 物事の始めから判っていました
最初からの お間違いな物語ゴッコぉ演じていたと
ボクは 悲しみじゃぁない 狂える感覚でした
視たくもないと 逃げていたから
気づくことが遅すぎたからと
終はりは マッタクのお約束ゴト
(映像はイメージ 無関係)
(写真は勝手イメージ 無関係)
【無理な怖さなもの】
アンな時にね。笑へるもんなんや。
なにぃがぁ?
近松のぉ。
ぁあ・・・・・・。歌舞伎ぃ。
ぅん。
キミは。物語ぉ。舞台のなかで観てると創り物なんだからと。
ボクはね。知ってるんだ。
ナニぉ?
キミの胸の傷。
咄嗟に横ぉ向いたけど、キミの顔色が蒼醒た。
隠しようがないほど。
ソレがどぉなの。
俯き加減の横顔ぉ。凄惨なほどの美しさだと。
其の顔を見詰めていたボクは美しさに圧倒され。
想はず息ぉ飲んでしまいました。
ぅん。なにもぉ。っと。ヤットぉ。
雑踏の中。周りに人など、いないみたいな感じで歩きました。
手ぉ握り合ってふたり。
ナニも話さずに。
キミの手。温もりのない手のひらだった。
ナニかぉ喋れば。キット壊れるものがあるから。
ナニかぉ聴けば。知り過ぎることもあるから。
駅までキミは。ナニも言わなかった。
電車の窓から、ボクぉ視てたけど。
ボクは。キミの視線がボクの躯を通り過ぎ。
遥かな遠い処ぉ観ているみたいだったと。
(映像は文章の勝手イメージ)
ユックリト電車が動き出すと。
コッチぉ向いたキミの。濡れた瞳はボクを殺します。
ボクの心には。滅多と悔みなものが溢れました。
キミの唇が微かに。
ナニかぉ、微かに。
駅ぉ出て。信号待ちしながら想いました。
サッキ。ナニぉキミがいったのだろうと。
サヨナラ。
だったと気づいたのは。
キミの訃報ぉ受け取ったときでした。
オヤスミサナイ
(写真は文章とは無関係)
【何処かで】
少しだけ 望まぬことがなら
ナニも叶うことも無くと
ドッカに在るもんか
イエイエ 望まぬからなんですよ
物語ぉ 詠まないからなんですよ
無口ならばと 逃げるからなんですよ
早く 桜が咲く季節にならないかなぁ
(掲載映像はイメージ)
物事は ナニもないからとお想いなら
あなたが 望まぬことゝ
捜しまわった其処にでもですよ
例え出逢ったとしてもですね
盲(メシ)いた心じゃぁ ケッシテ覗けませぬことでしょぉ
バイバイ
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(写真はトアル街角 文章のイメージ)
コノゴロ。過ぎ去った出来事ぉと。
想い出したくもなく。
戻りたくもない諸々がイッパイ御座います。
だけどぉ。
壱番目の心のトキメキなんですよ。
忘れるもんか。 ッテ。
(映像は、大好きだった歌です。)
よき人はなんでぇ・・・・・・・ット。
バイバイ
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(画はイメージ。石川県のトアルレストランにて。文章とは無関係)
【まさかと。】
人が 逃げ切れると想い罪ぉ犯すなら マサカなと
人の残された筈の はずかな年月が教えましょぉ
タブン
良いも悪いもなぁ 今ならなぁ
ドッチつかずな出来事
ソヤケド 一番にお判りなのは
逃げることぉ 遣り遂げれると勘違いなお方
物事の始めからの 物事の出来そこないぉ
ゴッコ遊びでもぉ 勤め上げたお方かもぉ・・・・・
(映像はイメージ 文章とは無関係)
バイバイ
20091229
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(上記画は。文章のイメージ)
【老いて再び】
「カッキャン。単車ぁ乗るんかぁ?」
「・・・・・・誰がや。」
「ダッ誰ッテ・・・・・ェ。 ァッアンタやがな。」
「チャウがな。誰がソナイにぃぬかしよるんや。ナッ?」
歳ぉ重ねるとゆうことは。ナニかぉ諦めながらです。
「教えたるは。此のままぁ終わるんが厭やねん。」
「ナニぃがぁ?」
「ユウテもなぁ。判らんは。」
衰えて心が萎えるのが。堪らんねん。
ソヤカラ。またぁ乗ろうと想ぉてます。
(映像はぁ。昔ぃ憧れた世界。)
ドッカデ事故って死ねたら本望ですがな。
バイバイ ッテ。
(画像は文章の勝手イメージ:無関係)
【クツフェチやオマヘン】
昔ぃ。つきぉうてました女が言いよりました。
「ァンナァ・・・・・・」
「ナンヤ?」
「欲しいぃモンがあるんよぉ」 ッテ。
「なんやねん?」
大人に為りかけてた娘っ仔が、早く大人に為りたくてです。
ッデ。イッショニ靴屋ぉ覗きにいきました。
「ァンナンがぇえ想うんよぉ。」
華奢な指先で示す棚には、赤いヒールが。
自分。ズボンのポケットの中で握りしめてた札の高を考えましたがな。
「ぉッ!おぉぅ。エェンとちゃぅかぁ。」
初めて女に物ぉ買ったんが、其のクツでした。
(映像はぁ。文章の勝手イメージ。絶対無関係)
同棲してた女が其のクツぉ初めて履いてね。
ある日。イソイソとお出かけしまして別の男とデートしたんぉ。
偶然、ワイの連(ツレ)が見てまして、キッチリぃワイにご報告。
ワイ。アパートの二階の窓から女の道具ぉ。
キチガイみたいに怒り狂って放り出してやりましたがな。
「手切れに、クツぅ買うてやったがな。」
ット。悪たれなツレには、一端(イッパシ)の男のフリしてユウデした。
ナンカァ。此の頃ぉ。酔えばショウモナイことぉ想い出すなぁ。
オヤスミナハイ
バイバイ