【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

逝く方々

2008年12月28日 02時28分55秒 | 無くした世界 
 

今年、はたしが大好きな映画俳優さんがお亡くなりになりました。

【緒形 拳】さんです。

訃報を御聞きしたとき悲しさで、はたしの心の中が死にました。



【飯島 愛】さん。

芸能界へのデビューは、裏世界のアダルトビデオの女優としてでした。

御自分の知識の幼さを恥じ、小学生からの教科書を持ち歩き、

寸暇を惜しみ懸命に努力なさっていたそうです。


はたしには、眼差しに優しさな輝きがと。


哀しみは、刹那さ被りでヨッパライを遣っ付けます。



おやすみなさい




  

耳元囁き

2008年12月22日 02時16分18秒 | 異次元世界 
  


 ぉいでぇ コッチのぉ酒わぁ酔うよぉぅ ッテ


ハテ? 確かにぃ 訪わず語りで耳元で タシカニ

知らぬ何方かゞ お誘いくださったのかと


逝けば軽き心に為れるのかもぉ・・・・・・ホォゥ?




  サテ どぉしよぉかなぁ?



逝くのは簡単為れど サテ 戻るコトなど叶わぬやろぉになぁ?


 どないしょぉぅ?







  ホナ、おやすみ



  

我が街

2008年12月21日 03時43分05秒 | 無くした世界 
  


昔から 夜の帳が巡ってくる風景の街が 好きだった


人の賑やかゞ 夜が更けると何処かに

ただ寂しさなんかじゃぁない 人の煩さに取り囲まれたい



雑踏では すれ違うあなたは何処の方 と心で問えば

知らんフリされて 通り過ぎ


後姿 肩で振り返り追いました




ァレァレ、ヨッパラッテナニぉ戯言語りぉしてるのでしょぉ

 オヤスミナサイ


 

  

【人が狂う様 ヒトガクルウサマ】

2008年12月19日 16時06分20秒 | 店の妓 ツネ嬢
(画像はイメージ 無関係)




【揃いの螺鈿細工】



女(ツネ)が、昨日までの自分の色(オトコ、ヒモ、アクタレ)を刺した。


町外れ、農道わきの古い借家。
平屋の民家を使用した、借家とは見えない一軒家。


セメントブロック積み上げた門柱の陰で、寒さ凌ぎで脚踏みしながら眺めていた。

スリ硝子が嵌った細い木格子の玄関引き戸、レールが錆びているからだろう。
開け難かったのか苛立しげに外にと倒し、硝子が割れる音が聴こえてきた。
玄関から裸足の若い男が、片足で跳ねながら、ナニかに追われるような感じで出てきた。
倒れた引き戸に躓いたのか、割れた硝子破片の上に前のめりで転がった。
直ぐに立ち上がり一歩踏み出したが、膝が折れるようになって再び前のめりに寝っ転んだ。

昔からの、顔見知りの男やった。


昼前まで僅かに降り積っていた初雪が消え、冷たく濡れた地面でモガいてた。
自分、音を立てないように忍び足で男に横から近付いた。
男は噛みしめた歯の間から白い息吐きながら、濡れた地面に片膝立ちで前屈みに為り、
太腿に突き刺さったアイスピック、掴んで抜こうとしていた。


「アイスピックかぁ、まぁショウガナイわな。コンくらいはコイツに辛抱してもらわんとぅ 」 

っと自分、声を出さずに呟いた。

実際、この位の事は起こるかも。っと覚悟して着ていた。

男、左から近づくワイに気づいたのか顔を上げ、此方を向きかけた。
走りより、大きく後ろに右脚引き、勢いよく前にと振り上げ下腹ぉ蹴りあげた。
男の躯が吹っ飛んで再び、泥の中で転がり濡れ汚れた。

男の息詰める呻き消す、化け鳥が鳴き喚くよな金切り悲鳴。
開け放たれた玄関奥から湧いてきた。
聴いた悲鳴で、二度目の蹴りをと後ろに引いた脚。ユックリと戻した。


ボンがワイの横を抜け、玄関に入ろうとしていたのを上腕掴んで引きとめた。

「ホットケ。ツネの好きにさせたらえぇ 」

ボン。頷くとワイの掴んだ腕、邪魔くさそうに振り解いた。

若い女の笑い声ともとれる嗚咽混じりの泣きの音の後、ツネの尋常為らざる嚇し文句の羅列。
甲高い声やったけど、マルデ歌うような、軽やかな調子やった。


「ニィさん。ドナイします?」

ボン、しかめっ面混じりの笑い顔で訊いてきた。


「気が済むまでや 」

「アレやったら片輪(カタワ)にし兼ねまへんで 」

「ソンときはソン時や 」

「ツネさん。肥後の守(ヒゴノカミ)ぃ、握ってましたんやけどなぁ 」


自分、此の後の事、脛が痛かったのを今でも憶えています。
大慌てで、玄関に飛び込んだのしか憶えていないのにです。
タブン慌てていたので玄関上がり框の角ででも、強く打ったのでしょう。
タブンですけどな。タブン。


(スミマセン、嘘です。悉く全部、鮮明に憶えています
 何度も忘れようとしましたんやけど、でけんかった。)


濡れ泥の中に浮かぶ、胎児みたいに丸くなった男の脇腹。
想いっクソ革靴で踏んづけ玄関に飛び込んだ。

泥濡れした靴底、土間で滑り此の時に、上り框に脛を打ちつけました。
自分、堪らずにシャガミ込んで框に両手ぇつき、痛さに耐えながら必死で我慢した。
廊下の暗さに眼が慣れると、脳裏に想い描いた厭になる光景が窺えた。

ダボがぁ!畜生がぁ! ッで、想った通りだったと。


薄暗い廊下の突き辺り、屋根裏物置部屋へ登る階段横の板壁に。
恐怖で腰を抜かしたのか、見知らぬ若い女が裸の背中ツケ座りこんでいた。
畳んだ両脚の膝を大きく割るようにする、正座で。

細い指で後ろの板壁、掴める筈もないのに指を鉤状にし、
掻き毟るように爪をたていました。
割れた爪の間から、板伝いに血が細くなって下にと。 

ツネ。開いた女の膝の前で、少し屈みしながら裸足で立っていた。
涙塗れの若い女の顎ぉ左手で下から受けるように掴んでた。
引き攣る蒼白な顔、持ち上げ上向かせてた。

掌の握力で、血の気のない唇を無理にと薄く開けさせ、
小刀(ヒゴノカミ)の切っ先。隠れさせていました。

自分、場の光景に呑まれ声も出ませんでした。


濡れた女の眼ん球、今にも飛び出すのかと、此れ以上もないほど剥かれていた。
ツネ、女の顔に自分の顔近づけた。 顔、舐めまわすような仕草でナニかを囁いた。
女、咄嗟な感じで顎を掴んだツネの左手首、両手で掴んだ。

肥後の守の刃先を挿み込まされた唇、動かせなかったので、
喉の奥から絞り出すよな、声に為らない必死な声で頻りにナニかを訴えてました。


ワイに気づいた女が、縋るように向けてきた横眼で、助けてくれと。
ツネ、コッチも視ずに言い放ちました。

「アカンデ〇〇チャン。来たら胸ぇ刺すよってな 」

自分コナイナ時にぃ、ワイの本名渾名ぉ呼ぶんかいっ!クっソダボッ!がぁ~! っと心で。

框に打ちつけた脛の痛み、ナンとか我慢し土足で上がった。


「来たら逝てまうでっ!ゆうとるやろっ!」


唇で隠れてた小刀切っ先、ツネが引き抜くとき唇の端が切れた。
驚愕した女、アマリニも驚きすぎたのか、引き息での小さな悲鳴しか。
代わりにヘタリ込んだ床の上、仄かな湯気をあげながら小便が広がり溜まった。

「コッ、殺さんといて、オッお願いやからコロサンといてぇ!」

「コイツが盗人猫や、逝てもうたる 」

女の首、物凄い速さでイヤイヤの動きし始めた。
乱れていた女の髪が、座敷童みたいなオカッパ風に見えるように広がった。

ツネの小刀持つ腕の肘、後ろにと。

止めさせようと一歩脚を踏みだしかけたら、ワイの背中で怒鳴り声がした。
直ぐに勢いよく壁際にと除けられそうになって、倒れそうにと躯がヨロメキ掛ける。
咄嗟に両側の板壁に両腕突き、必死の思いで耐え廊下を塞いだ。

「もおぉええっ!止めんかっ!」 怒鳴った。


「ニィさん、どいてんかッ!」

「ボケッ!ナニさらすんや 」

「ツネさん前持ちや(執行猶予中) ワイが極(キ)めたる 」

耳元でのボンの怒鳴り声、自分、心底からの怒り覚えました。


「怒ァホっ!」 振り向きざまボンの顔面、怒゛突いてた。


ボン、背中から狭い玄関土間、モザイクタイルの上にと斃れました。
広げた腕で、下駄箱の上に飾ってた模造花の籠と、電話機ぉ払いなあがら。
玄関入口横袖、明かり採りのカタ硝子を後頭部で割りもって。やった。

ボンが隠し持っていたボンの道具、斃れるときに手から放れ薄暗い中、
閃きながらワイのコメカミ掠め、空中を奔り後ろにと。
天井に当たった音がし、床に突き刺さる、軽い音が聴こえた。
硬い金属が微振動で震える、虫の羽音みたいな微か音(ネ)がした。

振りかえり床を視る。 握り柄に虹色に輝く阿古屋貝(アコヤガイ)を、
螺鈿細工で埋め込んだ、カスタムナイフが突っ立って振動していた。


「ボン 」 ってツネの呟き。


視るとツネの前で、気を堕とし白眼剥いた半裸の小便女が、乳ぃ放り出して横倒し。

小刀がツネの下ろした手から放れ落ち、同じように床に突き刺さった。


ッチ!ダボがぁ、ナンがヒゴノカミやねんっ!


短かったけど、刃が細身拵えのケッコウな代物やった。
柄に、カスタムと同じような二枚貝の螺鈿、施されていた。



ドイツもコイツもぉぅ!ロクデナシばっかしやんかっ!

続いて、想いつく限りの悪態。吐いた。


暫くして想いだした。

「道具ぅ、用いたら承知せぇへんさかいにな、絶対アキマヘンで!」


自分。ママァに、半殺しにぃ・・・・ ッテ。



もぉぅ、ツクヅクやった。



 

【店の妓ツネ嬢】(7)

心模様 (ロクデモナイ)

2008年12月17日 18時04分10秒 | 店の妓 ツネ嬢

(画像はイメージ 無関係)



【人の心読み】


「此れ、チョット 」


背中でママぁの呼ぶ声がした。自分、首だけで肩越しにふりかえった。
開け放たれた扉のロッカー室から光を背にママァ、躯を斜めにし、一歩踏み出すような感じやった。
背後の明かりが暗い店内フロァーに漏れ射していた。

手招きする指に挟んだ煙草の火、黒い空間に円を描くようだった。

「ぁんた、チョット 」

自分、スツールから降りるとき、チョット足元が覚束なくなってヨロメキそうになった。


営業用玄人風着付けの和服姿から、普段着の帰り支度(それでもバチバチの玄人姿)やった。

「ナンやあんた、酔ぉてますんか?」

「いぃやぁ、ベッチョない(大丈夫)ですわ 」

ワイの顔目がけてママァが紫煙、吐きつけてきた。
ゲルベゾルテ(独逸煙草)独特の、キッツイ匂いのする紫煙がワイの顔を覆った。

「ホンマか?」

「ぅん、ドナイもないですわ、棲み処(カ)にはキッチリ帰れますよって 」


「・・・・アンタぁが酔うてるん、珍しいぃな 」

影な輪郭の中で、二つの眼ん球にダウンライトの灯りが映っていました。
ママァが瞼を瞬くと、映った光が小さく閃いた。

下から掬いあげるような、ナニもかも御見通しなんやで。
ットな、上目使いの鋭い眼差しヤッタ。


自分、あの頃、此の人には随分と苛められていました。
色々と為になる、世間の物事の決まりを教え込まれていました。
コンナ夜更けた時間。マシテ仕事の疲れなど微塵も感じさせない小柄なママァの躯。
そんなチッコイ躯の何処から、人を威圧させる迫力が湧いてくるんだろうと。
今でもママァを想いだせば、懐かしいような不思議な感覚になります。


「アイツ(ツネ)のマブ(色、ヒモ、アクタレ)。エエ加減な奴なんやで、判ってるんか?」

ワイの胸を押し退け、細い顎振ってカウンター示し、囁き言葉で言いよりました。


「ぅん。判ってますわ 」

「アンタもタイガイにせなアカンで、あのァホっ!嘘ばっかしなんやから 」

「ママ、昔から知ってるさかい、ベッチョないですわ 」


「ァンタ・・・・・・・・ホンマニ判ってるんか?」

「タブン 」

自分。タブンんで目線が虚って泳ぎ、厨房奥の壁際まで飛んでしまった。

狭い厨房内で、古参の牢名主みたいに鎮座していた。
ママァと買い換えようかと相談していた、旧式の壊れかけていたデッカイ業務用冷蔵庫。
何回となく塗り直した黒ペンキ塗装、所々剥げ落ち錆が浮いてた。

逝かれ寸前のコンプレッサー作動音、地面這う唸り音、発ててた。


ママァ、コッチ見る視線揺るがせもせず、鰐革ハンドバック弄りました。
和風の小さな手元バックみたいな西陣織の財布、取り出した。

「此れ、持っとき 」

「要らんわっ! 」

「トットキっ!」

ワイの胸板突き刺すようにしながらやった。


「ママ、コンナンしてもろた時に限ってワイ、タイガイろくでもないことに為ってますわ 」

「ナニがや?」

「・・・・・・・判ってますやろぉ? 今までに散々ぅ 」

「ァホっ!要らんこと言わんときアンタ、保険や想ぉてたらえぇねん 」

「ホケンってママァ、ナニ考えてるんでっか 」

「ゴチャゴチャ言いさらさんかてえぇねん、ドウせあんたかて極めなアカン想ぅてるんやろ、違うんか?」


「ッチ!・・・・判ったわもぉぅ 」

自分でも想わずに、舌ぁ鳴ってました。 


「ホレ、素直になりなさい 」

「預かっとくだけやで、ママ 」

「道具ぅ、用いたら承知せぇへんさかいにな、絶対アキマヘンで!」


「・・・・・・・(ッチ!)」

「返事はッ!」


「ハイ (クソババァ!) 」



強い女は、ワイなんかが如何仕様もなく、世間の物事読むんが巧いもんですわ。

自分もぉぅ、ツクヅクやった。




【店の妓ツネ嬢】(6)


知らぬまの 憤り

2008年12月16日 01時22分12秒 | 店の妓 ツネ嬢
 
(画像はイメージ 無関係)
  



【肴は嘆き】


ツネ。呷って空になったファッション(グラス)。
ジュラルミン天板に、乾いた金属音鳴らさせ、置いた。

グラスの底で氷の塊が転げ、クリスタルの音、小さく鳴らした。


自分。店の入口扉横、客の手荷物やコートを預かるクロークカウンター内の、
煙草引き出しから一箱失敬し、封帯を切りながらカウンター席に戻る。
ツネの隣に煙草を銜えながら座るとき、横目で盗み見るようにツネの顔を。

上向いた顔、細く引き結んだ紅い唇の端から、琥珀の滴が垂れてた。
ツネが白っぽい手の甲で、濡れを拭う手つきは慣れ切った仕草だった。
優しい形の喉仏、ユックリと上下し、ウイスキーが嚥下される微かな音が聴こえた。


ナニかを堪えるようにキツク閉じられた、青ポイ縁取り化粧の瞼。
白粉の小粒なラメが光に微かに輝き、ユックリト引き締まる顎付け根の筋肉。
そぉッと顔を前にと戻し俯き加減になった顎先から、琥珀の球に為りかけた雫が滴ろうとしていた。

唇が少し開き、咳のような吐息がひとつ。

上唇薄く捲れるかとな感じになり、静かすぎるくらいに耐へながらの吐息した。
微かに唸る様な呟き喋りが、顎をキツク喰い縛り咬み合せた奥歯の隙間から洩れ聴こえ。

キツク閉じられた瞼から溢れだすは、ライトで煌めき輝く透きとおった雫。
数え切れぬ幾粒もで、黒い夜会服の太腿辺りに墜ちはじめた。


自分、眼ぇ逸らしました。なんかぁ、イケンもんぉ視たような気ぃに陥りましたわ。


「ナぁ注ぅいでぇ・・・・・なぁんぼでもぉ!」

首がグラグラと揺れながらやった。少しロレツも怪しくなり始めていた。


自分、呑んでも如何にもならんやろも。

ッテ心で言いながら、ダルマ(サントリーオールド)のアルミのキャップ廻した。
空のファションにダルマを傾け注ぐとき、ダルマの底をツネが押し上げるようにした。


「ァホッ!止めんかッ!」

「イッパイっ!」


グラスの周りが琥珀で塗れるように濡れ、ライトニ照らされると、
ジュラルミンの金色も雑じり綺麗な濡れ輝きしてた。


アイスペールの氷をトングで挟んで足そうとしたら、ファション掠めるように白い指が持っていった。
挟んだ氷、カウンター向こう側の流し(シンク)、当てズッポウで落とした。
直ぐにステンレス金属の薄さに、氷の塊が落ち転がる音がした。



「ウチがぁわるいんやろかぁ、ちぃふぅ?」

焼け酒なヨッパライにしては、軽やかな物言いやった。


「判らん 」

「ウチもぉ判らんとよぉ・・・・ 」


判らんもん、人任せで訊くなっ!ダボっ!



自分、怒鳴り散らしたかった。

溜まったワイの心、凶暴さを求めて蠢いていました。





【店の妓ツネ嬢】(5)

ヨッパな泣き虫

2008年12月14日 02時51分39秒 | 店の妓 ツネ嬢
  
(画像はイメージ 無関係)




【深夜倶楽部】



倶楽部の営業時間中、ヨッパラッタ男たちが、欲望的なナニかがモシかしたらぁ、あるかも・・・・・
っと、幻想を抱き期待するような雰囲気醸し出す仄かな照明は、今は落とされています。
無人となった店内の、三方の壁一面に張り巡らされた暗色なブロンズ硝子鏡。
暗さな店内では物の影も映して反射せず、男と女の華やか享楽な世界は何処かにと。

エアコン暖房ファンの回る音だけが微かに聴こえ、静かさが重たく居座る、ボックス席辺り。

夜の惑わす化粧したホステスさんらの賑やかしぃ嬌声と、
ヨッパラッタ男たちが大声で交わす取り留めもない事柄語り。
ガ鳴るように歌う艶歌で煩かった店内。

今は全部終わった物憂いさだけが漂っていた。

入口傍の、七人も掛ければ満席のカウンター席。
黒い空気を細く円錐形に切り取るように照らすは、カウンター真上の天井嵌め込み式のスポット風ダウンライト。
降り注ぐライトに照らされ暗さに浮き上がるは、ジュラルミン製金色地仕上げ、一本拵え天板カウンター。
表面には継ぎ目なく、全面に小シボ模様が施された。
毎宵の営業時間前に磨き上げられたシボ模様、降り注ぐ明かりでラメかと光輝いてました。

ウイスキー屋のマーク、浮彫で記された灰皿の中には煙草の吸い殻。
吸った女が、紅き唇で銜えた印のルージュの痕が。

自分、未だ燻って細く煙上げる煙草の吸殻に、グラスに指を突っ込んで酒で濡らし、
琥珀の雫を垂らし、消した。


いくら飲んでも酒の酔いは廻っては来ないけど、
静かに苛立ちの感覚が胸の隅に募ってきてました。
気分を落ち着かせる為には冷たい水でと、顔を洗いにトイレ横の化粧室に行きました。

スッキリはしなかったけど、水の冷たさは救いに為り、鏡に映る濡れ顔の自分を視た。
顔は、辛そうな感じでした。
マルデ見知らぬ他人の顔、観てるようでした。
少し心が寂しいような気持ちになり始めてきた。

観ている鏡の中の世界がボヤケてきて、鏡の表面が濡れた様な感じやった。

「ッチ。ヤッパシ酔ぉてきてるんかぁ 」

出しっぱなしの蛇口をモット捻って勢いよく出る水を掬い、俯かせた顔に叩きつけるようにした。

あの時の自分、ナンだか心が軋んでくるようでした。
世間を斜めに構えて眺めるような生き方ぉしてました。
時々、ナニかに突き当るような感覚がしていました。

「ダボがぁ、ツネのぉドッァホがぁ!」


水は、人の感情の起伏から自然と溢れ出るものを冷たさでと。
自分、暫くは蛇口からの水の音聴きながら、出るもんは仕方なかぁ。ット。

泣くとゆうことは、何かを確かめる為に流しながら、失うものを隠すんやろなぁ。


暗い店内に戻ったら、ダウンライトに照らされたカウンター席。
其処だけが明るくて、暗い中に浮き上がって観える所でした。
ナンだか自分には似つかわしい、一番安心する場所のような気になった。

クロームメタルの背もたれスツールに座っているツネの後姿は、
今にも切れるかとな細い肩紐で吊るされた、
ピンク色の肌着が透けて見える、薄絹夜会服(ドレス)姿。

ツネの細い肩は、優しそうな撫で肩してた。
夜会服の腰のあたりから背中が覗き、華奢な肩甲骨が剥き出してた。
其の躯が後ろにとユックリト反らされ、傾き始めました。
後ろにと垂れる黒い髪の先、クローム背もたれ撫でる感じで真紅の絨毯までもと。
届くのかもと揺れる長い黒髪、暗さの中でも濡れ模様な艶輝きしてた。

タオルで顔と手を拭きながら、ツネの隣に座りなおすとき、
ファッション(グラス)呷る、仰け反った顎下の白い喉筋、眺められた。

黒いドレスの胸辺りは深く切れ込むように開き、覗くはふたつの胸の膨らみに挟まれた、
妖しくも影な谷間が、魅惑を感じさせながら窺えた。


チッ!・・・・・ったくぅ、アナいなもんでも、コナイナ暗いトコで視たら上等に視えるがな。
ワイ、普段なら見過ごすもんも今夜はナンかがぁ・・・・・・


細かな絞り模様仕上げのジュラルミン製天板カウンター、
ライトに照らされ黄金色(コガネイロ)に輝いていた。


其れが自分には、何かを暗示しているような輝きに観えてました。








【店の妓ツネ嬢】(4)

【地獄耳】

2008年12月12日 14時09分14秒 | 店の妓 ツネ嬢
 (画像はイメージ 無関係) 



戯言語り (タワゴトカタリ)



「ちぃふ、飲ませたり 」


今夜の売り上げ伝票を集計していたママぁの声が聞こえてきた。
厨房横、事務所兼着替え室(ロッカー部屋)、営業時間外にはいつも開けっぱなしの入り口扉の向こうから。

「ママァ、おぉきにぃ!」

「ツネちゃん、逝く(死ぬ)までキッチリ呑むんやでぇ 」

自分この時、コナイナヤツにぃ甘いんや、ボケっ! っと、心の中で微か呟きやった。

「ァンタが、隙だらけなんやちぃふ 」


地獄耳め。 クソババァ~! って心でやで。
声に出して呟きもせず、ナニも喋ってもいないかったから、絶対聴こえる筈もなかった。
ワイ、ナンも言わんと流しに山積みの汚れたグラスやオードブルの皿ぁ、洗いはじめました。

全部の食器を洗い終え、ギョウサンの生ゴミ詰め込んだ業務用ナイロン、
公園横の集積場まで持っていき、ヤットあと片づけが終わった。
一息ついて煙草を銜えながらツネの隣に座るまで、ママぁもツネも自分も、何も喋らんかった。
けどぅ、ナンかを想い煩いながらの重たい時間だけが、
如何にもならずに過ぎて逝ってたような気がしていました。


「ちぃふぅ、ウチが作ったるよぉぅ 」

店の燐寸擦って、ワイが銜えた煙草に火を点けながらやった。
ツネ。片手だけで、左掌の燐寸の箱から、指を巧みに動かしてマッチの軸を取り出し、火を点すのが巧かった。

「ぅん。ぉおきにな 」


天井めがけて吹き出した紫煙。円錐形のライトの明かりの中を登って行ってた。

「お疲れさんやわぁ、濃いぃんがエェのぉ?」

「並みや 」

ヨッパライが目を眇めながら息を詰め、真面目腐った顔しながらダルマの蓋を回します。
グラスの淵から溢しもしないで、上手にカチ割り(コオリ)入れたハチオンスグラスに○徳ブレンド酒を、
キッチリスリーフインガー注ぎ、欧州銘柄のミネラル申し訳程度に垂らした。
バースプーン手渡すと、中指と人差し指の間に挟みグラスの琥珀を優しく攪拌してた。

チリチリリリリ・・・・・ッテ、薄造りのクリスタル硝子が鈴の音発てた。

冷やっこい氷が唇に、前歯の歯茎に当たるのもかまわず、酒を流し込んでグラスを置いた。
立ち上がったツネ、躯をワイの太腿に押しつけるようにしながら、左手をワイの肩に置き、
右片手だけで掴んだダルマを、ワイのハチオンスに傾けてきた。

溶けかけたカチ割りの頭が、グラスの淵と同じまで浮かぶと、ダルマをワイの目の前に静かに置きよりました。
ツネ、ワイの太腿を躯で押すようにしてミネラルも足さず、攪拌もしないで席に戻りました。


「ワイぉ酔わしてドナイする心算や?」

「〇〇チャン、酔わへんわ 」

ワイが駆け出しのころに呼ばれていた実名呼びしました。
目の前の灰皿で半分になって燻ってた煙草、指で摘まんで銜えよった。

暫くは、静かな時間が流れていました。
奥からママぁが算盤弾く五月雨みたいな音と、
ナンぼやっても合わへんなぁ、っとか呟くのが聴こえてた。

ワイ、旧式エアコンのファンの音が耳にツキダシ、気分が苛々し始めてた。


「ちぃふぅ、アイツぅ戻ってくるやろかぁ?」

「知らん 」

「・・・・・なぁ、優しゅぅできませんのぉ 」

「なんでや?」


「シランッ!」



時間はトックに、ッテやねん。ダボ~!

戻らんもんは戻りよらんもんやねん。


ボケがっ!




   
【店の妓ツネ嬢】(3)

A woman of the alcoholism (アルチュウオンナ)

2008年12月12日 02時56分41秒 | 店の妓 ツネ嬢



【源氏名 常代(ツネヨ)】

重たい看板抱え暗いなか、階段踏み外さないように足元に気をつけ地下まで降りた。
店の入り口扉、後ろ向の背中で押し開け明かり落とした店の中に。
抱えていた看板を絨毯の上に落とすように置いた。
営業時間中小便を我慢していたので急いでトイレに駆け込んみ、長々と用をたした。
トイレから出ると、暗い店内のカウンター辺りで人の影が蠢いていたのでカウンター上の照明を点けた。
帰り支度をしない夜会服姿(ドレス)の店の妓(ホステス)、ツネ嬢が足元も覚束なげに少しヨロメキながら、
客のキープ預かりボトル専用棚から、艶消し緑色の洋酒瓶レミーマルタンの首掴んで取りだしていた。


「ぉいっ!勝手なマネさらすな!」

ボケがっ、っと心で毒づきました。
暗い中、よぉ棚からボトルを取り出しよったなぁっと、感心もいたしました。
時々、他の客のキープボトルの残量、客が飲みに来ないのにもかかわらず、
時々目減りしよるのはコイツのせいかもなぁ。 っとも。

「ちぃふぅ、このボトル○○さんのんやでぇ、ウチが何時でも飲んでえぇゆうてくれてたわぁ 」

ボトルの首に吊るした、細い銀の鎖に繋がった小さな真鍮製薄板の名札を見ながら言いよった。

「ぁほっ!客が酔ぉて言うたこと、イチイチ本気にする奴があるかぁ 」


渋々とな感じの不貞腐れ顔しながら、「ぁほおぅ ッテちぃふぅナニゆうてますの、今更なんとチャウのぉ 」

棚にボトルを戻しながらやった。語尾の最後に、微かに舌打ちの音が混じってた。


「ナンかぁ飲ませてぇなぁちぃふぅ?」

ッチ!今夜もアルチュウのお付き合いせな、アカンのんかいなぁ。
自分、心でね、半分諦め気分で毒づいてましたわ。

返事しないでフロァーよりか一段下がったカウンターの中に戻り、バッグ棚の下、引き戸式の戸棚を開けた。
直ぐにホワイトホースのデッカイガロン)瓶を両手で担いで取り出した。

店の客で、ボトルキープしていながら半年以上も飲みに来ない不良客゜預かりの色々な銘柄ボトル。
其の期限切れとなったボトルを処分した折、中身の酒を集め此のガロンサイズのホワイトホースの大瓶に移していた。

ガロン瓶をスノコ床の上に置き、厨房に入り漏斗とダルマ(サントリー)の空瓶、二つ持ってきてカウンターの上に並べた。
両腕でガロン瓶を抱えあげ、カウンターの外に出た。


「手伝えや 」

ツネ嬢の顔、視ないで命じると背中丸め、ガロン瓶の首を掴んで小脇に抱えたワイの背中に密着してきた。
躯を無理にとクッ付け、酒の匂いのする温かい息、ワイの項にワザと吐きかけながら瓶の底を右手で支える。

「ユックリとやぞ 」

「判っとぉ 」

言いながら、左手をワイの腹前に這わせてきた。

「イランことしたら飲ませへんでっ!」

這わすのをやめ、大人しく掌を、ワイの臍の上辺りで停める。
ツネの掌の温もりは感じられなくて、腹に冷たかった。


大きなガロン瓶の口から、空瓶のダルマ(サントリーオールド)に差し込んだ漏斗にと、静かに琥珀が細くと注がれる。


「ヨッシャ、巧いこといったがな 」

「ふたりの初めての共同ぅ作業ぉぅ、ケーキ入刀やわぁ!」

嬉しそぉに拍手しよりましたわ、アルチュウ。


カウンターの中に戻り、クローム鍍金のアイスペールにカチ割り氷、山盛詰め込んだ。
ジュラルミンの天板に荒っぽい仕草で置いてやった。


「ホレッ!ヨッパライ。ウットコの〇特ブレントや、上手に呑まんかいっ!」

「ちぃふぅ、モット優しゅ喋れませんのぉ 」

「どなたサンにぃかいな?」

「ぅちぃ 」

「ダボぉ!おんどれナニ様のつもりやねん」

「つきおうてなぁ 」

「そないな暇ぁないわ 」

「バイトや想うてたら、えぇやないのぉ。どぉせも少ししたら朝市ぃ(公設市場での頼まれバイト)に行きますんやろぉ 」


「ホナ日当かぁ、時間給ぅかいな?」

「ナァ、夜明けの日払いでえぇかぁ?」

上目使いで見てくる酒精に浸かりすぎたコイツの眼ん球、真っ赤に充血し酷く不気味な感じでお座りしてました。
口紅はトックに落ち、代わりに酒で舐め過ぎた為に腫れボッタイ、視ようによってはエロスな濡れ光りのプックリ唇。

「おまハンの躯で、チュウなら要らんで 」

ツネの眼ぇ外さずに見据えて言いました。ツネぇ、眼ぇ逸らしよりました。

「ドナイもならんもん、グダグダナンボ考えたかてしょうもないがなっ!」 ッテ畳掛けてやった。


不貞腐れた横顔やった。顎の付け根の筋肉は噛みしめ固まっていた。
黙って見続けたら、悔しそうに下唇噛んどった。

ッチッ!アホゥが! 

コイツ、ポロリってなぁ感じで目尻から涙ぁ、出しよりました。

「ボケっ!泣くんやったら邪魔やさかい、ハヨいにさらさんかい(帰らんかい)!ダボがっ!」


「・・・・・泣かへんさかい、飲ませてぇなぁ 」 

横向いたままの、聞き取りにくい呟き喋りやった。





【店の妓ツネ嬢】(2)

稲荷公園 集うヨッパライ

2008年12月10日 15時51分28秒 | 店の妓 ツネ嬢
小説ブログ 実験小説  


【稲荷公園(ヨッパライ)】


午前零時もトックに過ぎ、あと数時間で夜明けを迎える夜更けた時刻。

大勢のヨッパラった男達が酔いの勢いに任せ、夜の化粧をした女たちと一夜の出来事などあるかも。
っと。不埒な期待を胸に抱き、ソゾロ歩いてた繁華な通りはケバイ点滅電飾看板も消え、
灯りと言えば通りの両脇に並びたつ行燈式街灯くらい。
人の歩く影も少なく、宵の口の賑やか華やかだった雰囲気、虚ろだったのかと。

家路に着く酔い客を捉まえ損ねた人待ちなタクシー数台、点滅赤信号の瞬く下。
街路樹、銀杏の黄色い葉ッパが木枯らしに舞う舗道に片輪乗り上げ、
車体を斜めに傾かせ停車している。

雑多な酒場が入居する貸しビル連なる繁華な飲み屋街。
ドギツイ輝きで瞬いていた電飾看板も消え通りには暗さが。
呑み足りなさそうなヨッパライ、足元も覚束なげにヨタヨタと背中丸め歩く姿がチラホラ。

繁華な魚町通りを西へと、ドン詰まりまで往き突き当りますと船場川にと。
あの頃、船場川には人と自転車だけが片道通行で通れるだけの狭い仮橋が架かっておりました。
橋の袂の直ぐ手前には、戦時中の空襲でも被災しなかった古い木造建築の群に囲まれた、
小さな鳥居とお稲荷さんの祠がある、猫の額ほどの神社公園。御座いました。

其処は、安宿の泊まり賃代も消えるほど、底抜けに意地汚くも酒を呑みまくり、
酔い潰れて帰りの最終電車の出発時刻に間に合わず、乗り遅れたァホぅな男たち、
冬の、遅い夜明けまでの数時間をと集い、時折野宿する稲荷公園やった。

木枯らしな寒さに震えあがり、躯の冷えに我慢できぬ者らが、無人な魚町通りを徘徊し、
何処で見つけたのか壊れかけた一升瓶六本用の木枠や、木作りの空のリンゴ箱などの廃材持ち寄り、
寒さに震えながら焚き火をしていました。
限られた燃やす材料を夜明けまで持たせる為、チロチロとしたショボイ炎の焚き火やった。


自分あのころ、店がハネルと表の看板しまうために、
照明が消えた暗い階段駆け上がり舗道まで登ってました。

ッで、「よぉぅまぁ、あないな所で寝よるわ。 ッタクぅ凍え死にしよるでぇ・・・・・・・」
ット。呟きながら店の置き看板抱え上げ、ツクヅク感心しながら枯れた藤棚の下で躯丸めて眠るヨッパライ。
闇を透かして眺めてた。



けどぅ・・・・、当時まだ青二才な若かった自分。

其処までかと、何処までもと酔っぱらえる者らが羨ましいこともありました。
自分。アンガイ普通の人よりも荒んだ生き方してましたさかいにぃ

ナンもカンも忘れるくらいヨッパラウんならぁ・・・・・・ って。


自分の棲み処の在った、駅裏の安アパードで女もんの買い物チャリ(無灯火自転車)漕いで帰ってました。
其の帰り路、半分以上の道程がまだ舗装されてなくて、木枯らしで土埃舞う泥の道やった。
真冬にはタイガイ、明け方前の夜露で濡れてた地面が凍てて、一面に霜柱が降りてました。
寒さしのぎで懐に忍ばせていた懐炉代わりの角(サントリー)のポケット瓶。
夜明け前の寒さに負け、時々自転車止めては中に入ってる、ワイの躯温で温もった名無しの芋焼酎。
眠いのを我慢しながら少しづつ啜っては、チャリふらつかせながら漕いでた。


夜明けて直ぐの眩しい、紅ッポイ金色陽に晒されると睡魔な脳でぇ、

稲荷公園の者らぁ、生きとるんやろかぁ・・・・・・・




ッチ!要らんモン想いだしてしもた、呑むっ!



【店の妓ツネ嬢】(1)

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妻にきた。

2008年12月03日 03時02分13秒 | メタルのお話し 
  
落馬。痛いんやろなぁ・・・・・

(最近。マッタク良いことがない。ヤッパシ日ごろのワテのオコナイが祟ってるんやろなぁ・・・)



一昨日。妻に新しくできた某裁判制度による書類がきた。


はたくし想いました。

法律の素人の一般国民ににナニをさせるんやろぉぅ・・・・ットカ。

立ち会う裁判官の刑罰に対する誘導がないんやろかぁ・・・・・トカ。


其の他にも雑多な事柄をね。


失礼を承知で言いますと。

法曹界のトッテモ偉い人さんがた、学校を出て司法試験にのみ頭を使い、

普通の感覚がおありじゃぁないんとチャウかぁ?・・・・・と。


でもねぇ、普通の人たちにねぇ、ナニを裁けとオッシャルんやろなぁ。



一人前の医者に為るために、学校を卒業するとアッチの病院、コッチノ医院。

ッテね、医者としての色々な経験を積みます。

同じように、普通の社会生活の経験をお積みになられゝば宜しいのになぁ。

法律家が、一般の国民感情を理解するためにね。


素人の判断をなんで刑罰の基準に加えますんやろぉ?

難しい試験に通ってます、プロの専門家がぁねぇ。



ァカンッ。チョットヨッパラッデすわぁ~!

勝手にホザイテごめんねぇ。


おやすみなさい