(画像はイメージ) 恋文・rennbunn
あなたの心に物語はありますか
ナニを観るとあなたの心には はたくしの想いと同じものが映るのでしょうか
狂うほど好きだと告げること 叶はぬと狂ほしさなもの
幽かにも芽生えることがあるものなんでしょうか
ナニと言えば はたくしぉ見てくれるのでしょぉか
はたくしの心が叶はずとも 求め続ける儚きもの
あなたの目に映るのでしょぉ
あなたの想いにはナニがありますか
キット 羨む者が想いもしない 容易く判らないものなんでしょうか
だけど 悉くと人ごとナンでしょぉぅ
夕べ 庭の暗闇に仄白く咲く 夕顔を見つめながら眠ろうとしました
眼を瞑れば限りにと 瞼の裏に映る思慕なあなたの影
胸の音 張り裂ければと 如何しようもなくと早く打ち
知らずに詰める息が苦しくて 音なくため息を吐きました
一夜も眠れませんでした
ぃいえ
はたくしが ココロ想わぬ他所の方に思慕され迷わされ
儚さもなくと想われてる事 はたくしに圧し掛かります
あなたじゃないから悩ましくなんです
心が限りにと落ち着きません
昨日 お手紙ぉ読みなおしました
優しくと慈しむ文字の心は 想いの他に痛さなものぉ求めさせます
暗き夜更けに眠らざれば 一夜の安らぎぉと望んではいけませぬか
物想いに耽ることこそ如何なろぉかと 死折れそぉなはたくし
例えば 廓ナもので責めてはいただけませぬか
情けなもので支えては頂けませぬか
捨てるようなものでも 少しのものを与えては下さりませぬか
イッソ ヒトオモイに殺しては下さりませぬか
もぉぅ 此れ以上に馴染みな哀しみぉ 求めさせては下さりませぬか
黄泉から吹ききたる 墨で染めたるが如くな
漆黒色ぉした 夜の生暖かき風に撫でられました
粘る汗に覆われた はたくしの想いなき醒めた膚が
三途の川の向こう側より 渡り来る憑き物に唆され
イットキ救われましても 其れは慰めもなき嘘な安らぎ事
何時かはと 嘘で纏まったまやかしな催し事でも
幾度となくと 深くと繰り返し致しますれば
朧げな幻想世界でもと 求めさせられまする
はたくしは 不覚な味なき出来事ぉ
叶わぬまでも いつまでもと嘗め続けましょぉ
ハテ? 今ドコカカラ・・・・・・
空耳カ? イィヤ。 確カニ人ガ許シォ請ウ声ガ。
サァ・・・・・・ッテ。如何イタシマショゥ?