【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

希望

2010年10月19日 17時03分52秒 | メタルのお話し 



 


【忘れたはずなのに】



 

はたくしには夜は来ません 眠れないから


はたくしには 昼も無いのです


照らしてくれる 叶いそうな希望もないから


はたくしには はたくしは何も与えません

 


想いの飢餓の苦しみが なにも叶はなければ


飢えてばかりで なにも考えられないからと


救いになるからと


はたくしの心には ただあなたのことがあるだけです

 



視つめれば 逸らしてしまうあなたの視線  


だからあなたの心のすべてをと


そぉう想へば胸が震えます

 


はたくしの 恋に怯える胸の奥には 


あなたへの尽きせぬ想いで溢れているから 


そして意地が はたくしを醒めさせ 激しく血を騒がせます

 

あなたへのと 想いが焦がれるなら


はたくしの命も燃えて逝くでしょう


それがすべてなんです それです


はたくしの恋 



悲しみが 堪へを憶へなさいとの 日々


苦しみが 想い悩ましげに 沸々と


胸が張り裂けます 願いが儚く崩れます 


堕ちました 焦がれる 恋

 



今朝 あなたが頷くような挨拶


はたくしは微笑返し 息が詰まりました


胸が 鼓動が 止まりそうで苦しくて


なにかに溺れているのでしょうかな 感覚


走って逃げるので精一杯




昨日 電話で友人が笑います


「あなたって どうかしてるはぁ・・・・ 」



笑いながら 恋してるんだからぁ かなぁ


ねぇ そぅでしょぉぅ って笑って言います 



今日 あなたが待ってゝくれました


偶然みたいにして 並んで歩いてくれました


陽だまりの道々 はたしの丸めた背中は暖かゝった


偶然 あなたの手と触れ合えば わざと大袈裟に離れたけど


はたくしの腕は あなたを求めて組みたがっていました  


はたくしの手は 指を絡ませたくて 掴んで欲しくって


心 もどかしかった



言い出せない自分が 惨めで嫌いで情けなくて


他にも 色々想いっぱなし 


意気地なく想うだけの 恋

 


明日は 明日はね きっとね

 



夕べ枕が 妄想紡いで囁きかけてきました 


眠れないなら 手紙を書いたらと

 



想いを手渡し背を向け 黙っていたらあなたの溜め息


微か聴こえ 自然と涙が溢れてきました
 

逃げたかった 恋から 

 



恋が どんなものかと覚らされた あれから四年


あの時の人とは違う 別の方との暮らし


毎日が 楽しくて仕方がありません



なんであんなにって はたくしの一方的な想いに 


あんなに一生懸命になれたのかな って


今ではあれは はたくしの初恋だったから 


懐かしい想いでに為ってしまいました

 



友人が電話で教えてくれました


「あなたのあの人ね 離婚したんですって」



「・・・・・そぅ」



「なに? どうかした」


「ぅうん どぉもしないよぅ」



「・・・・・じゃぁ 」

 



胸がなんだか 思いもよらずに熱くなっていました。

 



初恋の終わりでした

 


  
         


【はちたま】さん ありがとうございます

2010年10月10日 21時24分09秒 | メタルのお話し 
<!-- 試し -->



gooの編集画面の新規投稿が新しくなってから

YouTube 映像の 掲載のしかたが良く解らなかったんですけど

http://blog.goo.ne.jp/breakfast-club のブログ【はちたま】さんに

掲載の仕方のご教授をお願いしましたところ 

快く はたしの勝手なお願いをお聞きして下さいました。


【はちたま】さん ご無理なお願いをお聞き下さり

ありがとうございましたっ!




映像は 【幻想旅団 Nostalgicsong2010 】さんからお借りしてきました。
http://www.youtube.com/user/Nostalgicsong2010

この映像を創作なさってる方は

映像創作に スゴク研ぎ澄まされた感覚をおもちなかたです。

この方の創られる映像は はたしは大好きなんですよ。

    
  

恋文

2010年10月06日 20時19分18秒 | 幻想世界(お伽噺) 
 
 
(画像は勝手イメージ・トアル某嬢からご提供して頂きました。アリガトォ)
 
 

秋の初めの夜更けごろ  吹く風は涼しげさなんだと
 
ボクは ボクの熱な肌にて感じます
 

ナニも聴こへない 無音な穏やかさにて吹く風は
 
夜の暗闇の奥深くな 海の彼方を見つめてるあなたの

瞳の上の柔らか前髪を 優しげにそよがせます
 

あなたの影な横顔を ボクは 夜の光の陰を透かして盗み視します
 
その細い髪の毛は緩やかに揺れ ボクの心を乱れさせ
 
限りなく 切なくと騒がせます
 
 
だから想いをと 寄せる女の心色は黒き色かと観へがたく
 
なのに あなたに強き想いなどをと抱くボクの心根
 
あなたは 如何して判ってくれぬものかと
 
 
つくづくと 心に重くと感じるばかりの ボクの懊悩な恋情世界
 
 
暗闇ばかり覗つゞける ボクの胸の心の中に隠れ潜み
 
感嘆もなきかと つくづくと想うことに無情をと 
 
仕舞なき お終いを求めることゝて厭はぬけれど
 
性根腐れな ボクの胸の中にて隠れ棲む
 
妖化しども ざわざわと 
 
ざわざわと 妖しげ蠢きいたし始めます
 
 
あなたの白い細き手の指にてなら 触れられるゝかとな暗闇の観へぬ奥
 
そこにては 想うことにての眩しさもなく
 
暗さなで 静かさにで 幽かな音がいもなくかと
 
なにも物も言へずなことなれば 闇の優しげな真っ黒色にて
 
ボクの哀しき心を抱き そぉぅっと 静かに包ませてくれる場所

 

勇気のない意気地無しなボクは 心で念じ続けておりました


あなたと愛し合いたいなぁ

 
 
暗き世界が あなたと ボクの心の周りに満ち溢れ
 
あなたの手が ボクの手を探し求めくることもなく
 
判りあへている物語は ただ其れだけに故な
 

ふたりを 待ち草臥れる安らぎが醸し出す
 
ふたりの 物事の始まり事 かもなんだろう
 
 
想う哀しみもなく いつ迄もと注ぎ尽きぬきれぬ
 
胸の心が遣る瀬無くと 焦がれるほどな熱き想いも 
 
互いにと求めくる 確かめ事なんだろぅ
 


ひと言 ただのひと言 限りに低くと囁きたい

 

あなたの耳元で
 
頬を寄せ合ったときに
 
 
 
愛してるんだよぉ
 
 
 
ッテ あなたに心をこめて囁きたいなぁ




    
    

男と女のお話し

2010年10月05日 00時14分58秒 | 幻想世界(お伽噺) 
  
(画像はイメージ)
 
 
【想う物事】 

 
夜空を低くと覆いし 黒かと灰色に濃縮されし雨雲
 
見上げれば 閃き瞬く雷光にて気が乱れしかと
 
道に迷いし心想いが覗くが如くと
 

冷たき水晶の雨粒降る空間を切り 
 
狂いしと奔り舞うは 黒き陰影姿にて
 
音なくも羽ばたく ふたつ影な 蝙蝠

 
降り注ぐ雨粒を握りつかもうとし 
 
つかみ損ねるはナニもなきだから
 

幻想でもかと 
 
迷うがごとく捜し舞う両の手 ひらひら 
 
幾度も雨を払いて ひらひら
 
 
 
近き古さのころ ボクの想いの重なりの確かさはなく
 
ただただ 無駄な日々が 安らぎ過ぎて逝くのが怖かった
 
 
 
事もなげに聞かされる あなたの想いの辛さ言葉
 
聴けばナニが っかと胸奥で繰り返し
 
幾度もと繰り返し 辛き言葉を心にて 反芻していました
 

応へなど 求められる筈もなかったけれど
 
 
 
「アン時なぁ アンタやったらウチぃ いっしょに死んでもいぃ想うてました」
 
「そやからワイ ナンでや ナンでやぁ 何べんも考えましたがな」
 

「ぅん ウチぃ辛かった 心が辛かった」

「そや 結局な 考えてもドナイモしょうがないねん 心が想うことだけやねん」
 
 
 
ふりかえると 物事の最初の始まりなんか
 
不思議な出来事が イッパイ詰まってからの始まり
 
 
暑い輝く陽光は 真昼のふたりの歩き路照らし
 
キッと何処までもと 白くと輝かせていました
 
 

あれからの時もと 忘れへぬ出来事なんかだから 
 
冷たさかなとの 醒めさせぬ熱さをも っに悟らさせ
 

始まりは貴女とだから 胸の心がいつ迄もと忘れません

できません 忘れることなんかを
 
 
限りに遠くな筈もなくと
 
終わることもなきはずだからと
 
 
添い遂げたい物事
 
 
 
 
あなたが喜んでくれるのなら
 
モット イッパイ イッパイ 

イッパイお話し いたしましょぉ
 
 
 

バイバイ