【 rare metal 】

此処 【 rare metal 】の物語や私的お喋りの全部がね、作者の勝手な妄想ですよ。誤解が御座いませんように。

妹へ 【 手紙 】

2007年01月15日 02時13分47秒 | メタルのお話し 
  


前略。 先日は、久しぶりに御逢い出来て、嬉しかったですよ。
私が今まで想像していたよりも、貴女が元気そうだったので、少し安心しました。
逢う前は、色々と想っておりました。 

以前貴女が、今住んでる土地を代えるかもしれない、っと
便りに書いてあるのを読んだ時、何事かと本当に驚きました。
だから此の前、あの日に貴女が街で私の目の前に現れた時
とっても緊張しているみたいだったから、私の心の中にね
不安な気持ちが、突然溢れ出てきていました。

私はですね、貴女の不幸そうな顔を見るのが
此の世の中で、一番キライなんだよ。


なんだかね、あの日はね
私は貴女に初めて逢ったような 気分になってたよ。
私は貴女を見知らぬふりで見ていました。
だから、初めて出逢ってしまった貴女は
想像していたよりも、随分と、大人になってました。

私はね、あの時、そんな貴女の姿が
横断歩道を渡って此方に近づいて来るのを
本当に眩しくって、まともに見る事が出来ませんでした。


私の口は、貴女との話に、勝手に利いていました。
本当は、もっと色々なことを聞きたかったんだけど、口が勝手にだったよ。
たぶん、大人の貴女に初めて逢って、恥ずかしかったからですね。
全然聞きたかったこととは違う事ばかり、私は話してしまいました。


此の先、貴女が、幸せになる事を願っていますからね。
何処に往っても、何処に住んでも、貴女が幸せになっていることを、願います。



追伸

お土産の、私が大好きなチョコレート
おいしかったですよ
妻も、美味しいって、感激していました。
ありがとう。

またね、来て下さいな。


さようなら
何時までも、お元気で。