前略。 先日は、久しぶりに御逢い出来て、嬉しかったですよ。
私が今まで想像していたよりも、貴女が元気そうだったので、少し安心しました。
逢う前は、色々と想っておりました。
以前貴女が、今住んでる土地を代えるかもしれない、っと
便りに書いてあるのを読んだ時、何事かと本当に驚きました。
だから此の前、あの日に貴女が街で私の目の前に現れた時
とっても緊張しているみたいだったから、私の心の中にね
不安な気持ちが、突然溢れ出てきていました。
私はですね、貴女の不幸そうな顔を見るのが
此の世の中で、一番キライなんだよ。
なんだかね、あの日はね
私は貴女に初めて逢ったような 気分になってたよ。
私は貴女を見知らぬふりで見ていました。
だから、初めて出逢ってしまった貴女は
想像していたよりも、随分と、大人になってました。
私はね、あの時、そんな貴女の姿が
横断歩道を渡って此方に近づいて来るのを
本当に眩しくって、まともに見る事が出来ませんでした。
私の口は、貴女との話に、勝手に利いていました。
本当は、もっと色々なことを聞きたかったんだけど、口が勝手にだったよ。
たぶん、大人の貴女に初めて逢って、恥ずかしかったからですね。
全然聞きたかったこととは違う事ばかり、私は話してしまいました。
此の先、貴女が、幸せになる事を願っていますからね。
何処に往っても、何処に住んでも、貴女が幸せになっていることを、願います。
追伸
お土産の、私が大好きなチョコレート
おいしかったですよ
妻も、美味しいって、感激していました。
ありがとう。
またね、来て下さいな。
さようなら
何時までも、お元気で。