横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

都内品川に拠点を確保

2016年09月05日 17時02分49秒 | ビジネスetc
2002年のオークニー設立からこれまで、自宅も会社もずっと横浜市内でやってきた。
しかしながら、先日から東京都内、品川に業務拠点を新設した。

今まで横浜にこだわってきたのは、自宅から近いというのが最たる理由であるが、北米のIT企業の所在地がニューヨークやサンフランシスコのような都会よりはむしろ、地方都市や郊外にあることも意識していたからだ。日本での「ザ・会社」業とは一歩距離を置いて、横浜というゆったりと時間が流れる地でIT企業を作りたいと夢見ていた。

横浜にオフィスを設置することは、地の利地の不利いずれの面もある。地の利は関内やみなとみらいという、横浜を代表する立地のオフィスが比較的安価で借りられる。駅に直結したオフィス、港が見えるオフィスなど、条件面で恵まれた物件が探しやすい。一方、顧客の多くが横浜以外になってしまうと、顧客訪問のコストが負担となってくる。オークニー時代、受託開発を中心にしていた頃は、訪問頻度もそれほど高くなかったので、この点は不利とまではならなかった。むしろ「横浜にある会社」というブランド認知もできた。クラウドサービスの提供に業態を変更した後は、営業訪問の頻度が高まり、このバランスが悪化した。

さて、現在のCUNEMOという会社、事業内容はコンサルティングサービスの提供だ。顧客のほぼ全てが都内にある。私の身体一つの会社なので、自宅と顧客を行き来するだけで良いはずだが、次第に都内の拠点が欲しくなってきた。長年「会社通い」をしていた身には、自宅にいると、どうしても集中力が続かない。ついつい昼寝をしたり、他事にうつつを抜かしたりしてしまう。そして都内に出かけて、顧客訪問の隙間時間をスターバックスなどで過ごすことも、時には場所取りに苦労したり、周りが騒々しかったりで、思い通りにならないことも多い。

そこで、リージャスに代表されるコワーキングオフィスを借りることにした。どこに借りるかだが、顧客の集中する東京駅付近も魅力的だが、自宅のある横浜から東京方面に向かう際の最初のターミナル駅である品川で探すことにした。品川は、京急がここから出発しているなど「神奈川都民のターミナル」でいわば「租界地」でもある。私のアイデンティティでもあった横浜っぽさがわずかながら?残せるかもしれない。実用面では、新幹線駅がある、羽田、成田いずれもアプローチが良好など、渋谷や新宿よりも遙かに交通至便だ。

ネットで検索して予約を取り、複数箇所見学をした中で、価格はやや高いものの、最も静かで落ち着ける物件に決めた。この物件は「ビジネスエアポート」というもので、東急不動産グループが運営している。航空会社のラウンジをイメージしているとあるが、なるほど中はゆったりしていて、落ち着いている。

利用を始めてちょうど一週間が経った。
期待以上の仕事環境だ。利用者のマナーはとても良く、スタートアップ支援系にある「ワイガヤ」とは一線を画していて、「子供」はいない。従っておじさん世代の疎外感は無い。お客様を呼んでもまったく恥ずかしくない。おかげで、毎日行きたくなって、まめに通っている。
(このビルがポケストップになっていることは内緒だ)


 品川港南口に並ぶビルの28階にある

 ビルロビーに社名を掲示してくれる

 執務スペース(いろいろなタイプのデスクがある)

 廊下はライブラリーになっている
 仕事に疲れたら一休みもできる(この他、シャワールームがある)
 絶景。ジオラマを見ているよう。

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