横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

いざ、自転車通勤!

2010年09月29日 22時06分15秒 | スローライフ
 週末に自転車をゲットした小生。なのに、昨日までずっと雨降りという、何ともシアトルのような横浜の天気。親潮の冷たい空気と黒潮の暖かい空気の接点に位置する南関東を体感するしかない。

 ようやく3日ぶりに天気が回復した今日、自転車で初出勤に挑戦した。

【行き】
 ルートは自宅のある丘の中腹から、大岡川沿いにだらだらと下って、河口のある桜木町からみなとみらいへ向かう、総延長12キロあまり。車だとおよそ40分弱、電車と徒歩を使うと45分弱かかる。

 朝9時前に自宅を出る。いつものように背負子にMac関連を詰め込んで、さあ、出発。自転車で1キロ以上走るのは実に数年ぶり。ちょっと無茶かなぁと心配と緊張で、出発する前から汗が出まくり。そのため、うっかり自宅玄関にカギをかけるのを忘れてしまった(数時間後に自宅に立ち寄った妻が発見して叱られる)。こんなことはこの家に引っ越してきてから初めて。危ない危ない。

 自転車は歩道ではなくて車道を走るべき、となっているが、鎌倉街道は交通量も多く、車と同じ位のスピードでスイスイ走らないとかなり危険である。当方、へたれ足腰の中年オヤジ。電動アシストを使っても全然スピードが出せない。結果的に歩道をたらたらと上大岡まで進む。緩やかな下り坂のはずだが、歩道の段差も多いし、今朝は向かい風(北風)が結構強くて、思うようにならない。また、排気ガスの臭いもかなり強く、体には全然良くない。

 ちょうど中間地点あたりの弘明寺を過ぎてからは大岡川の側道を下る。ここは交通量は少なく静か。相変わらずゆっくり走る(というか早く走れないだけ)。それでも、まだ緊張していて、風景を眺めるゆとりが全くない。「ああ、しんどいなぁ」と、疲れがたまってきたところで、ようやくみなとみらいの高層ビル群が見えてきた。そこで気合いを入れて、みなとみらいの駐輪場まで到着。自宅を出てから1時間ほどかかった。背負子を外すと、背中は汗でグッショリ。やっぱり着替えがいると思った(が、今日は持ち合わせが無し・・・)。


【帰り】
 行きは、基本的には緩やかな下り坂なので、足の疲れは実はそれほどでもなかったが、帰りは逆の上り坂である。おまけに既に真っ暗になっているので、いろいろ心配になる。

 いつもよりも早めの、午後7時過ぎに会社を出る。今度は大岡川の反対側の側道を上る。行きと違って弱い追い風なので、緩やかな上り坂でも、それほど負荷に感じない。地形的には上大岡あたりまでは海抜はそれほど無いので、むしろ、行きよりもスピードが出せている気すらする(結果的には気のせいであった)。疲れてきたのは上大岡を過ぎてから。少しずつ上り坂が始まる。電動アシストがあるから何とかこぎ続けていられるが、無かったら太ももがしんどくて仕方ないだろうと思う。そして、鎌倉街道から自宅までは、丘を登る坂道。電動アシストのモードをhighにして、汗をかきながら上る。

 結局帰り道も1時間ほどかけて自宅に到着。背中はやっぱり汗だくだ。歩こうとすると、なんだか足がガクガクする。足ばかりではなく、ハンドルを持つ腕から肩もガクガク。筋力が落ちているどころか、筋肉を使っていなかったので、これは仕方ないことだ。ただ、行き帰りとも無事通勤できたことがうれしい。達成感に思いっきり浸れる。

 ちなみに、バッテリーの方は基本的にlowモードを使ったので、往復で半分ほど使ったのみ。これならば通勤には不足無い。また、前後輪の重量バランスも取れているし、走行中の姿勢にもあまり無理がない。晴れの日ならば、今後も自転車で通勤しようと思う。

 ところで、荷物を取りに自宅2階へ階段を上ろうと思ったら、「お、重い」。思わず叫んだ。「アシストが欲しい!」。