横浜スローライフ -- My slow life in Yokohama

位置情報、地理情報に関するサービス、その他日常生活から思ったことを気ままに記す不定期のんびり日記

FOSS4G2010 オープニング

2010年09月08日 16時12分58秒 | OSGeo/FOSS4G
 7日午後からFOSS4Gは全体のセッションが始まり、本格的に始まった。以下、箇条書き程度で恐縮だが報告を少々。

会場には大きな看板

オープニングセッションで会場を埋め尽くす人

開会を宣言するLorenzo

事前登録者総数は822名で史上最高
 当日登録もいるので900名は超えるだろう

61カ国からの参加
 多分これも過去最高。

アジアの参加者
 アジアからは45名で、うち日本がダントツ24名(イギリスやカナダよりも多いのだ)。これも過去最高。会場の至る所で日本語を聞く。

カンファレンスのスポンサー(シルバー以上)
 なぜかeで始まる会社も・・

OSGeoの年次総会
 午後6時から年次総会。Tyler Mitchellによる報告(なぜか日付が2009年なのには会場から笑いが)

パネルディスカッション
 Board of directorsによるパネルディスカッション、椅子がない!ので地べたに座って始まる。参加者(♀)からの質問で、北米ばかりで欧州は2名、アジアは1名なので多様性が必要だ、そして男ばっかり!と。英語中心なので、強く意識しないとこうなってしまう。多様性をどのように達成するか、地域支部との連携をどうするかは、毎年話題になる。ここ2年はドイツのArnulfが代表なので、問題はそれなりに意識されているはず。

会計報告
 スポンサーからの収入、カンファレンス収入が収入の大半を占め、Tylerの給料が支出の他多くを占める。この構造は創設以来変わらない。景気によってスポンサー収入は大きく変わりうるので、不安定だ。また、日本のような地域支部は独自の予算を組んでいる。本家にお金を送金しないのは、地域で使うべきだという考えだけでなく、実務的には税金の問題が大きい。