職場でアボガドをカットしていた時に
左の掌を切ってしまった私は
浅い傷ではあったが
職場で怪我をした人たちが行くクリニックで
治療をしてもらった。
傷口に塗る 薬用のノリで
傷はふさぎ
一週間後には ほら
こんなに良くなった。
確か スバルを購入し
お祝いのランチを食べに行った時 ^^ だったから
怪我をしてから二週間後になる。
さあ ハンバーガーにかぶりつこう とした時に
携帯が鳴る。
見覚えのない番号だったが
応答すると
保険会社からだった。
今回の私の 怪我の調査 が目的で
かかってきた。
どうやって切った、、、
それを見ていた人はいるか、、、
その人の名前は、、、
どんな治療をしたか
怪我のために仕事を休んだか、、、
などの質問から
高齢者または
低所得者の医療保険を使っているか
などなど、、、
疑われているような気持ち にさせる口調で
次から次に 質問が飛んでくる。
(大した怪我でもなかったし
治療なんてしてもらうんじゃなかった、、)
そんな事さえ 心の中を回り始める。
客のいない 静かな窓際で話をしていた私が
調査員との会話を終え
テーブルに戻ると
"俺なら 後でかけてくれ、、と言ってる、、けどな、、" と
バッキーが 独り言のように呟いた。