「官製談合」

2006年11月18日 | 政治
福島県、和歌山県に続き我が宮崎県でも官製談合が発覚した。県の土木部長を含む県幹部3名が逮捕され、業者7名も逮捕された。このように様々な自治体で立て続けに汚職が発覚しいる現状は、この日本の社会に深く染み付いた「体質」が表にでてきているだけにほかならない。これらの事件は日本社会において氷山の一角でしかないような気がする。

今回の件でマスコミを含め色々な方と情報交換をさせていただいているが、今回の件はここまででは終わらないというのが多くの方の見方だ。本丸やその周辺にまで波及していく可能性が高い。

このように県政・政治が混乱するのは好ましくない。しかしながら、多くの方が宮崎県や日本に蔓延る多くの膿を出し切って、新たな政治の確立を望んでいるのも確かだ。

今後どのような問題が出てくるかは分からないが、事件の真相究明を行い、県民や国民が真の主役になれる政治を我々の力で築いていかなければならない。

「やらせの値段」

2006年11月16日 | 政治
5000円で発言してくださいというバイトがあったらどれだけの人が応募するだろう?

政府が主催するタウン・ミーティングで65人の人に5000円の謝礼が払われていた。タウン・ミーティング内での「やらせ」発言に対する謝礼だ。

塩崎官房長官は「全く問題にしていない」と言うが、ほんとに問題はないのだろうか?国民の税金を「やらせ」に使っていいものだろうか?さらにいえば、このタウン・ミーティング内での意見も考慮して教育基本法の改正が行なわれているわけだ。

こんな問題が噴出している以上、またいじめ自殺等が多発する中、何が何でも教育基本法を急いで改正しなければならない意義が僕には感じられない。政府与党は106時間以上の審議を尽くしたと言うが、国家を担う若者の教育の問題を日にちに治して5日ぐらいで決めていいものなのだろうか?

そんな中、多くの人生の先輩方と今夜語らせてもらったが(僕以外は60以上です)、先輩方は今のなし崩し的な政府のやり方に危惧していられた。

国民の声を政治は聞いているのだろうか?国民は法律だけ変え、問題の本質を変えようとしない現実を望んでいるのだろうか?

「来年は参議院選挙」

2006年11月15日 | 選挙
来年の参議院選挙宮崎選挙区で続々と各候補が出馬を表明されている。

来年の参議院選挙は「天下分めの戦い」とか「関ヶ原」とよばれている。

この戦いで民主が勝利し、政権交代へ一歩でも二歩でも近づけないといけない。

そんな中、多くの方から「宮崎は、どうなるの?」と質問を受ける。

残念ながら、民主党宮崎県連は未だ態度を表明していない。

いづれ、県民の皆さんに我が党の態度を表明する機会がくる。

それまでお待ちください。

「父親たちの星条旗」

2006年11月12日 | 出来事
午前中は地元の秋祭りに顔を出し、午後からは前から観ないといけないと思ってたがなかなか観る事が出来なかったクリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」を観てきました。その後は多くの友人が携わってるファッション・フリーペーパー「bivit」の表紙の撮影現場に行ってまいりました。

クリント・イーストウッド監督の「父親たちの星条旗」は太平洋戦争の激戦地であった硫黄島攻防戦(1945年2~3月)描いた映画です。この攻防戦で日米あわせて6万人以上が戦闘に参加し、日本軍は2万人以上の兵士が戦死し、また米軍も7000人が戦死し、2万人以上が負傷した。

「父親たちの星条旗」はこの硫黄島での有名な写真の登場人物が主役だ。この写真のうち3名が生き残り、戦時中のアメリカで「英雄」になるのだ。しかしながら、この有名な写真はある意味「偽りの写真」なのだ。それを隠し、戦時国債の売り上げ増の為に政府に利用される彼ら。そこに登場人物達の葛藤が現れリアルに描かれている。また、戦争の良し悪しは別として戦争の悲惨さもリアルに描写されている。

ぜひ、この作品は多くの方に観ていただきたい。「戦争とは?」「英雄とは?」と深く考えさせられる作品だ。この作品を観て僕が抱いた感情は「政治家は現場など関係ない」というものだ。戦闘現場で多くの兵士が命を落とすが、米国本土で優雅に暮らす政治家達は戦闘を続ける為のカネの調達方法にばかり関心を持ち、利用できる物は何でも利用するというものだ。クリント・イーストウッド監督も仏紙ルモンドに「ずっと前から、そして今も、人々は政治家のために殺されている」と自身の戦争観を語った。

現場を知らない政治家達が簡単に命令を下していく。これは、戦争に限らず今の我々の社会でも同じではないだろうか?教育の問題にしかり、医療や年金などの社会保障の問題にしても政治家達は国民の生活を見ようとはせず簡単に色々と切り捨てたりしている。そんな政治が嫌で、「政治家は国民の公僕」であるべきと考え、今のような現状を変える為に僕は挑戦している。

そんな事まで考えさせられた映画だった。冒頭に今朝祭りに行ったと記したが、今日も来年の県議選に出る県議の方が祭りに来られてた(赤レンガ館に来た方と同じ)。昨年は、その方は起こしにならなかった。その方にとっては選挙の為の祭りなのだ。途中で顔を出し、何名かに挨拶し、皆が出発の準備の為の御神輿を出したりしてる最中にタバコをプカプカ吸っていた。なんとなく本末転倒な感じがして同じく政治を志す者として悲しかった。

映画の内容にしても、祭りの話にしても政治家が物事を利用しようとしてる間は、何も変らない。

「堀川まつり」

2006年11月11日 | Weblog
今日は堀川まつりでEM菌の配布を子供達と行なってきました。

僕が委員長を務める日南市まちづくり市民協議会の「エコいいん会」が油津港湾事務所と共同で堀川運河の水質改善の為に運河内でEM菌を流す実験が本日より始まり、同じ日に堀川まつりも開催される事から小学生の力を借りてEM菌を市民へ配布してもらいました。

このEM菌をトイレやお風呂、台所で使ってもらう事でトイレやお風呂は汚れにくくなり同時に排水から流れる事により水質も改善されるのです。県の港湾事務所以外にも市の環境課も注目しており、エコいいん会のメンバーもどのような実験結果がでるのか楽しみです。ただ、少なくとも結果がでるまでは数年はかかりますがね。

配布が終わった後は、夫婦で堀川まつりのバザーや展示を見てまわったのですが、「外山さん。頑張ってね。」と多くの方から励まされました。同時に色々な品も買ってましたが・・・(笑)。

「赤レンガ館ライブ」

2006年11月11日 | 出来事
昨夜は赤レンガ館のライブに夫婦で行ってきました。今回が3回目の開催で、僕らは去年に続いて二回目の参加です(去年は夫婦ではなく恋人でしたが)。

今回は赤レンガ館と同じ敷地内にある母屋の庭に地元の方が作られた竹の灯篭が約50柱ぐらいあり、とても幻想的な雰囲気を醸し出していました。

赤レンガ館で演奏されるジャズは心地よいものがあり、隣のおじちゃんは良い気分で酔われてました。昨年53年ぶりに横浜から日南に戻られ、18の頃からジャズを聞いて楽しんでたの事ですが、日南にはそんな機会があまりなく残念だけどこういうジャズを楽しむ事が出来るのはいいよねとの事でした。

来年が県議選挙のせいか、去年はこられてなかった県議の方が終わりまぎらにパッと来て、何人かに挨拶してビールを一杯がぶ飲みし、タバコ吸って、パッと去っていきました。10分いたかいないか・・・。

「民主党勝利」

2006年11月09日 | 政治
「民主党勝利」と言っても、日本の話しではありません。

アメリカの中間選挙で、アメリカ国民はブッシュ政権に「NO」を突きつけ、民主党に賛同しました。下院では圧勝し、上院でも過半数を制した。

今回のアメリカでの結果は一つの理由だけではないだろうが、泥沼化したイラク戦争への批判が大きなウェートを占めているのではないだろうか。この選挙結果を受けて、ラムズフェルト国防長官は辞任した。

今回の結果で日米関係が大きく変る事はないであろうが、個別の案件に関しては今まで進んでた事が頓挫する可能性もある。

アメリカの民意はイラク戦争に「NO」を示したが、イラク戦争に賛同した我が国では一体どうなのだろう?どのくらいの方が未だに「イラク戦争」に関心を持ってるのかも疑問に思う。イラク戦争から4年目だが、爆弾テロ数は戦後1年目の10倍近くあり、完全に内戦化している。「イラク戦争」の是非はともかく、是非の議論にすらあまりならないこの国は一体どうなってるのだろう?

アメリカの選挙結果を受けて、多くの方に「アメリカでは民主党が勝った。日本でも頑張れよ。なんか日本も動くような気がする。」と期待する声を聞いた。

日本の民主党も来年の参院選挙で勝利し、衆院でも勝って政権交代を実現する。


「769億円」

2006年11月08日 | 選挙
最近は忙しく、一ヶ月過ぎるのがあっというまです。多くの人と出会えて応援もいただいているのでほんとにありがたいですね。

新聞やマスコミは「造反組」の行方を連日報道されています。「復党はあるのか?」「チルドレンは反対している」など様々です。世論調査などをすると半数以上の方が造反組の復党に反対している。

ただ、自民党が簡単に造反組を復党させるような事があれば、民主主義において大きな禍根を残す事になるだろう。前回の衆院選挙は「郵政民営化の賛否」という事だけで争われた選挙だ。そんな中、郵政に造反した者が党からはじきだされた。

この選挙には769億円という税金が投入されたのだ。造反組があの時、「反対」と叫ばなかったら769億円という血税は使用される事はなかった。全てではないが、選挙後に多くの造反組があれほど選挙では反対と叫んでいたのに賛成に転じた。

簡単に戻すような事があったら769億円を茶番劇の為に無駄に使ったと思われても仕方ないだろう。

「ブルーリボンと中山補佐官」

2006年11月06日 | 政治
昨日は拉致担当補佐官である中山恭子さんの講演を夫婦で聞きに行ってまいりました。拉致問題で有名になった事と、夫である中山成彬元文部科学大臣も以前は旧宮崎2区(現:宮崎3区)が選挙区だった事もあり多くの方(新聞発表では500名)が来場されていました。

中山補佐官は、拉致問題で発揮している「力強い交渉力はどこにあるのか?」というぐらい声はソフトな方です。そのソフトな声のせいでしょうか、僕から見える範囲の多くの方が首をカクカクと縦に振ってました。

中山補佐官は単に声がソフトなだけでなく、心優しい方でもあります。以前、僕が中山事務所で実習をさせていただいてた時に運転で恭子夫人をお連れした事があったのですが、僕のような下っ端の人間にも気を使ってくださる心優しい方でした。

その優しさと力強い交渉力が、拉致被害家族の方が中山補佐官に大きな信頼をよせている大きな理由ではないでしょうか?

北朝鮮による拉致問題は我が国の問題であり、全国民の問題でもあります。同胞を助け出す為には与党も野党もありません。

正直言って、僕はまだまだ拉致問題は国民全体の問題になっていないと思います。さらにいえば、多くの特定失踪者はいるものの政府の認めてる方々は一部です。全ての人を救出する為に我々は立ち上がらなければなりません。

一人でも多くの方にこの問題に関心をもってもらるように、僕はブルーリボンのバッジを胸に頑張ります。

「3連休も稼働中」

2006年11月05日 | 出来事
3連休でしたが、皆さまはいかがお過ごしでしょうか?

僕の場合は事務所は3連休中は閉めてるのですが、もちろん休んでるわけにはいかずお世話になってる方の表彰式や、お世話になってる方々の還暦同窓会や、講演会等に出席させてもらいました。

連休前の金曜の夜には新聞記者の方々と飲みにでかけ、いろいろと語らせてもらいましたが「外山さんの考えは、民主っぽくなく。う~ん。自民だな。」と言われてしまいました。たぶん、保守的か革新的かという事で保守=自民、革新=民主と分けた結果そう言われたのだと思いますが、僕自身は民主党は保守政党だと思ってるので何も違和感がありません。しかし、世間ってまだまだそんな感じなのですかね?

ここでは詳しくは明かせませんが、うちのスタッフの言った一言「見てみたい」がきっかけで、普通ではありえない行事が行なわれる事になりました。

それでは、今から「信長の棺」を観ますので さようなら。