「民主党勝利」

2006年11月09日 | 政治
「民主党勝利」と言っても、日本の話しではありません。

アメリカの中間選挙で、アメリカ国民はブッシュ政権に「NO」を突きつけ、民主党に賛同しました。下院では圧勝し、上院でも過半数を制した。

今回のアメリカでの結果は一つの理由だけではないだろうが、泥沼化したイラク戦争への批判が大きなウェートを占めているのではないだろうか。この選挙結果を受けて、ラムズフェルト国防長官は辞任した。

今回の結果で日米関係が大きく変る事はないであろうが、個別の案件に関しては今まで進んでた事が頓挫する可能性もある。

アメリカの民意はイラク戦争に「NO」を示したが、イラク戦争に賛同した我が国では一体どうなのだろう?どのくらいの方が未だに「イラク戦争」に関心を持ってるのかも疑問に思う。イラク戦争から4年目だが、爆弾テロ数は戦後1年目の10倍近くあり、完全に内戦化している。「イラク戦争」の是非はともかく、是非の議論にすらあまりならないこの国は一体どうなってるのだろう?

アメリカの選挙結果を受けて、多くの方に「アメリカでは民主党が勝った。日本でも頑張れよ。なんか日本も動くような気がする。」と期待する声を聞いた。

日本の民主党も来年の参院選挙で勝利し、衆院でも勝って政権交代を実現する。