「米百俵」

2010年07月17日 | 日常活動
昨日は県議会会派「新みやざき」の口蹄疫問題に関する各団体からのヒアリングに、オブザーバーとして川村議員とともに出席をさせていただきました。その前に、宮崎大学にお伺いして来年度予算に関する要望を受けてまいりました。

大学側からは政策的経費がマイナス8%になるのではないかという心配の声、要望がありました。仮に中期財政フレームが示したようになり、機械的に8%削られると、運営費交付金が約8億4千万も削減される事になります。これは、宮大の教育文化学部・工学部・農学部の一年間の運営費に相当します。もし仮に、このような削減がされるのであれば、日本の教育に大変な影響を与えてしまいます。

私は教育には投資していくべきだという考えであります。
戊辰戦争で敗れた長岡藩が三根藩から贈られた百俵の米を藩士に分け与えず、「教育にあてれば明日の一万、百万俵となる」という考えのもと、売却し学校建設の費用とした「米百俵」の話は有名ですが、今の日本も教育分野にお金はかけるべきです。そのような意味では事業仕訳の負の部分も多いにあります。

日本も財政再建の名のもとに、科学技術予算や教育分野の予算を削るのではなく、これから国際社会で闘っていく人材を育てる為にも、この分野には積極的に投資すべきです。

次の世代の日本が、世界で戦えるように、今の世代が、そして我々、政治家が責任をもってより良い日本づくりを行っていかねばなりません。