「ザル法を作る人々」

2007年05月23日 | 政治
野党が追及している松岡大臣の政治資金管理団体の光熱水費問題。
光熱水費の内訳を求める声に対して、松岡大臣をはじめ、総理も「法律に基づき、適切に処理している。」と答弁を繰り返している。

この答弁を聞いていて、僕はすごく違和感を覚えます。
多くの人は同じ意見なのではないでしょうか。

政治には倫理観が求められ、自ら襟を正さないといけないと僕は思います。
「李下に冠を正さず。」という言葉もあるが、
今の状態は「法律に基づいていれば、疑わしい事も問題ない。」と倫理観が求められるはずの政治の側から国民に説いているのと同じではないだろうか。

僕の考えは、政治活動に関わる全ての経費は民間並みに「1円以上」全て申告すべきだと思う。

ちなみに、政治のサイドに身を置いてない人は分からないと思うが
政治活動経費は少なくとも、後援会・政治資金管理団体・政党支部と3つはある。
今進められている与党の事務所費改革案は政治資金管理団体に限り「5万円以上」なのだ。
政治が自らに対して「ザル法」を作ってどうするのだろう?

民間で働く人とお話しをする機会が多いのですが、皆さん「何を言ってるんだ。民間が当たり前にやっている事を、なぜ政治はしないの?」と仰られます。なぜ、ちゃんとやろうと取り組まないのでしょう?自らに対しては甘いやり方が、益々と政治不信を増長させているのではないのだろうか。

「法律に基づき、適切に処理しています。」という答えではなく、
「内訳は○○に、いくら。●●に、いくら。」と堂々と答弁される姿を、多くの国民は望んでいるのではないでしょうか?

「タイトルの意味」

2007年05月23日 | 出来事
「さあ、行こう。」という昨日のタイトルに何名かの方から
「タイトルと文章が一致してないけど、何の意味?」と尋ねられました・・。

「さあ、行こう。」というのは、
四半的(5人組)で、1番の人から順に矢を取っていき、5番目の人まで矢が行き渡ったら、
5番目の人の掛け声「さあ、行こう。」で打ち始める合図のことです。

久しぶりに的に行ったので、「さあ、行こう。」とタイトルを付けました。