イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

冷凍バナナと引き替えに ~この圧倒的な小スケール感~

2011年07月12日 00時02分40秒 | Weblog
ここのところ、毎日冷凍バナナを5本ほど食べています。仕込みが大変です。

その前は、ちょっとしたメロンブームがありました。メロンを一個まるごと、台所で立ったまま食べるという、贅沢極まりない愉しみ。悪徳感、背徳感がたまりませんでした。

その前は、かなり長きにわたって、グレープフルーツブームがありました。1日1~3個程度、数カ月にわたって毎日食べ続けていました。半分に切って、上に砂糖をまぶして一気に食べる。もちろん、台所に立ったままです。罪悪感は、それほどありませんが、やっぱり贅沢なことしてるなあと思っていました。

私はもともと、非常にスケールの小さな男です。メロンをまるごと一個食べるということが、自分にとってどれだけ非道徳なことか、どれほど大きな壁だったか。以前の自分なら、そんな大それたことは、想像もしませんでした。
ところが、何かの拍子でこうしたタガが外れ、贅沢なマイブームが続いているというわけです(まあ、冷凍バナナはたいした贅沢ではないけれど)。

そうやって贅沢なことをする度に思うのです。
俺も大人になったのだなあ、と。
そしてなぜだか、こうして人の人生は流れていくのだなあ、と、生への執着も少しずつ減っていくような気もします。贅沢を極めると、その代わりに現世への未練も薄れていく。そんなことを考えながら、今日も冷凍バナナを食べているのでした。スケール小さいな~!