イワシの翻訳LOVE

はしくれトランスレータ「イワシ」が、翻訳への愛をつれづれなるままに記します。

好むと好まざるとにかかわらず、僕はもう四十路なオヤジ

2010年05月15日 15時41分01秒 | Weblog

「孔子曰く、四十にして迷わず――でも、まだまだ迷いの多い毎日です」

みたいなことを、四十才になった人がよく言ったり書いたりしている。

自分も四十になったら間違いなくそう思うんだろうな、そんな嘘みたいな四十になるんだろうな、と思いながら今日まで生きてきて、ふと気づくと明日が四十回目の誕生日。

そして当然のように、まだまだ迷み多き毎日。困惑、疑惑、迷惑、誘惑...不惑じゃなくて「有惑」だ。これが俺、まさに俺。

でもいいのだ。いい意味でも悪い意味でも、もう若くはない。若さという免罪符の有効期間は、今日で終了。貫禄はまったくないけど、これからはもうオヤジだ(これまでも十分オヤジだっただろ、という声が聞こえてくるようですが)。これからはもう、好むと好まざるとにかかわらず、オヤジパワー全開、オヤジギャグ全開、ズボンのチャックも全開で頑張るしかないのだ。

二十歳になったときも、三十になったときも、その事実が信じられなかったけど、四十はますます信じられない。だけどもう、こういう「自分の年が信じられない=過去に責任を持てない」という無責任な感覚で生きるのはやめなきゃいかん。そう思える点が、これまでとは違うかも。当たり前だけど、つまりはもう、子供ではないのだ。

人に何かをギブできる人になろう。いい仕事をしよう。いい汗かこう。いい風呂浴びよう。いい酒のもう。いい人見つけよう。死ぬときに、いい人生だったと言えるように、明日からも生きていく。基本、何にも変わってはいないのだけど。

---
告知

翻訳がキーワードな人たちが、ただ東京各地を歩くだけという「そぞろ歩きの会」5.23(日)お台場で開催いたします。ぜひお気軽にご参加くださいませ。詳しくは
そぞろ歩きの会のブログをご覧ください。