井内利彰

競馬に携わってます

取材まとめ

2009-08-07 | Weblog
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今朝はわざわざ安田隆行先生が僕のところまで来て、
「日曜2レース、オーセロワ。今朝ゲートからやったんですけど11.7秒で出ていったのでほぼ大丈夫と思います。サメちゃん(鮫島騎手)にもしばいて行くようにって伝えていますし、坂路でも引っ張り切れないくらいの手応えで駆け上がっていましたから」と前走期待を裏切ったオーセロワの巻き返しを教えてもらいました。

続いて今朝もお忙しい友道先生でしたが、2歳のことなど聞いておきたいことがあったので、電話で話しを聞くことに。
昨日書いたプロコンについては「ユーイチと話したら気性は変わらないみたい。だけどこれからずっと調教に乗ってくるみたいだから」ということでこれからの調教で修正できればといった感じでした。

復帰戦については、新潟の8.23芝1800mか8.30古町特別を予定しています。

最後にいくつかのPOG特集で取り上げさせていただいていた安達厩舎の母ブリトン。
すでに入厩して、現在はゲート練習中なのですが、少々てこずっているとのこと。
ただ「宇治田原で15-15を12本くらいやっていたから、体は仕上がってますよ。今は馬体を戻すようにしているくらいです。だからゲートさえ受かれば早いうちに使えそうです」と安達先生でした。

明日の更新でも今日の続きで2歳の情報を掲載します。

久々のプロコン

2009-08-06 | Weblog
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栗東に戻ってきたプロスアンドコンズがCWで福永祐一騎手を背に追い切られました。
やりすぎないようにとのことで前半はしっかり抑えられて、頭が高い状態。

それから半マイル過ぎたあたりからじわっと手綱が緩んで直線では軽く仕掛ける程度に。
前半の走りを見ていると、やっぱり気性の成長はなさそうですが、直線のパワフルなフットワークはやっぱり魅力的です。
もう少し力を抜いて走ることを覚えたら、必ず走ってくる馬だと思うんですが。

間隔を詰めて使わずに、中8週とかあけて短期放牧を挟むようなローテーションを組んでいけば短所を抑えて長所を活かせるような気もします。
具体的な復帰レースは先生から聞いていないので、明日取材に行って聞けたらまた書くようにします。

そして今朝の収穫はリディルのデビュー予定が具体化したこと。
先週の金曜に「練習のつもりで」(橋口先生)ゲートが試験を受けることに。
なんなく合格したのがリディルで、ゴーンハリウッドは落ちてしまいました。

そんなわけでゴーンハリウッドのデビューは4回阪神が確定的、一方リディルは次の開催で使えそうという話に。
距離的には新潟の方が選択肢が多くなりますが、馬房うんぬんのことを考えると8/23小倉芝1800mが最有力。

「この週、武豊はフランスに行ってるらしいし、札幌記念とレパードSがあるからジョッキーがいてないなあ」と先生が言うので「あたりはつけたんですか?」と聞くと「まだ」ということだったので、僕が「この日の小倉は幸さんくらいしかいないですよね」って言うと先生は早速電話。
運よく幸ジョッキーが空いていたので、騎乗を依頼することになりました。

ということで8/23の小倉芝1800mに幸騎手でデビュー予定。
今週の追い切りは時計が出ていませんが「馬なりの指示。数字は出ていないけど手応えを見たら走るのは分かるから大丈夫」と先生。
本格的な追い切りは来週になるでしょうが、15-15の下地は十分に積んでいるのでPOG推奨しただけの走りは見せてくれるはずです。

今朝の調教

2009-08-05 | Weblog
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今週の安田隆先生は会うなり小さなガッツポーズ。
もちろん先週のロードヴィオレットが勝ってくれたからです。
次走については「まだ脚元もパンとしていないので、2ヵ月ほどオーバーホールに出します。川田も『今の状態でこれだけやれたら先々もっと走りますね』と感触を掴んでくれました」とのこと。

そして今週も新馬勝ちが期待できるスイートエスケープ。
今朝はゲートから佐々木厩舎のアリエナイと併せて12.1秒、11.7秒のラップでした。
出た瞬間は少し遅れたものの、追っつけるとすぐにエンジンが掛かっていただけに、ダート1000mなら楽勝でしょう。

ダリア賞に使うシンメイフジは「動きは本当に良かったです。終いがしっかりしてますね」とこちらも手応え十分。
なんといっても追い切りでラスト1Fが12.2秒。週刊誌を見るかぎりは人気がないようですが、馬券的に絶好の買い時でしょう。
ちなみにここを勝てば新潟2歳Sへというローテーションのようです。

もう一頭、ラスト1Fが12.1秒だったのはオーセロワ。
「まだ競馬を覚えていないので、今朝はジョッキーに跨ってもらってビシビシ追ってもらいました。調教だけ走れば、ポンポンと勝てるはずなので、このひと追いで一変すると思います」ということですから個人的には前走の分を取り戻すつもりです。

あとCWで追い切りが目立ったのは佐々木先生が「これ走るやん」といった鮫島厩舎のグランプリヒトスジ。
未出走ですが、セレクトセールで4000万の高馬。先々週までは走らないと厩舎評だったようですが、今朝はパルクエストと併せてラスト1Fが11秒台。
「上滑りする馬場でこの動きならすぐ勝つんちゃう」と佐々木先生が言うくらいですから、能力は高いのでしょう。ダート1700mへ出走するようなので、父サクラバクシンオーがネックにならなければ、おすすめします。