井内利彰

競馬に携わってます

らしくない?

2008-05-28 | Weblog
最近のダービーで一番盛り上がったのがディープインパクトの年。
あの時は朝一番から独特の雰囲気で他の厩務員も「ディープはどうや?」みたいな感じでワクワクしたのを覚えています。

しかし今年はそんなこともなく、なんだか淋しげな感じ。
それよりもアドマイヤオーラなどが出走予定の「G1ちゃうの?」という金鯱賞の方がよっぽど盛り上がるような気がします。

これに出走予定のインティライミはDWで6F78秒2。
それこそダービー出走時ような時計の出る走りになってきました。
内枠を引いて好位で競馬できれば単のチャンスもありそうです。

そして、ゆうてもダービーですので、出走馬の気になる調教を。

青葉賞快勝のアドマイヤコマンドは珍しくCWで。
直線では併せた相手を置き去りにしてラスト1F11秒9の伸び。
半マイル50秒6は相当速く、6Fなら78秒ってところでしょう。

坂路でやったのはディープスカイ。
こちらは先週の追い切りが強烈だったので、今朝はテンからゆっくりゆっくり。
その結果、時計は遅かったんですがラップは終い最速。
距離延長のダービーを迎えるにあたっては納得の追い切りでした。

ブラックシェルは坂路で終い最速ラップを踏めず。
ただ競馬総合チャンネルの弥生賞時に書いた「ホープフルSのように今週の追い切りを52秒台でまとめてくれば再び好走する可能性は高まります」という文面を読み直せば、この馬としては非常によい追い切りだったのかも知れません。

そして要注目のフローテーションは明日追い切り予定。
これがどのような動きをするかによって馬券の面白さが決まりそうです。

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