井内利彰

競馬に携わってます

つぶやき

2008-05-02 | Weblog
「人気しすぎやろ」

ホクトスルタンの庄野先生は調教師席ではなく、僕が時計をとっている近くで馬の動きを確認しています。
いつもは厩舎スタッフが近くにいて、ひとりが多い先生ですが、今週ばかりは新聞記者が数人取り囲む毎日が続きました。
そんな様子を「大レースに使うと大変ですね」と僕が話しかけた後に出た言葉が冒頭の一文です。

確かに逃げ馬が人気してもひとつも得はありません。
その分、マークがきつくなりますからね。
そんな話をしていると突然、
「でも逃げるとは限らないよ。ノリちゃんがゲートをそろっと出して後方から競馬したりして」
なんてにやり笑みを浮かべていました。

たぶん無理にハナに行くこともないし、抑えることもしないと思います。
だからアドマイヤメインがハナを切ってくれればいいんですよ。

っていうのが天皇賞春の展開のお話でした。

あしたの単勝

京都3◎サムワントゥラブ
外まわりの標準多め併用。
さらに角居厩舎の併せ先着。

京都10◎プラチナメーン
一杯平均坂路なら前走以上の末脚を期待したくなります。