井内利彰

競馬に携わってます

今週も橋口

2008-08-21 | Weblog
「強かったねえ、安心して見ていられた」と橋口調教師が語るのはスリープレスナイトの北九州記念。
戦前から「レース内容次第ではセントウルSをスキップする可能性があるかも」と示唆していましたが、それが現実のものとなった感じです。

「中3週でのセントウルは全く問題ないけど、そのあと中2週での中山が微妙。これだけ強いって分かってるんだから、悔いを残したくない」ということで現時点ではほぼスプリンターズSへ直行することになりそうです。

こうなればセントウルはカノヤ対ダノンの一騎打ちムード。
これに竹邑厩務員が「走れるようになった」というマルカフェニックスがどれだけの食い込みを見せるか。
ちなみに春のスプリント王、ファイングレインが流動的ながら使ってくる可能性を見せていますが、調教Gメン的にはトラック調教馬なので完全な消し。

それにしてもキーンランド、セントウルの結果次第では橋口4騎が上位5番人気までを制圧してしまいそうなスプリンターズS。
もしチャンスがあれば、競馬予想TV!の特別インタビューを敢行してみたいですよね。
僕が話しを聞くだけで4頭から選ぶと、必ずハズレを引きそうな気がするので…。

さて橋口厩舎から今週のおすすめはTVQ杯のツルマルツイモツイ。
「人気はないと思うけど、前走は直線入口の肝心なところで不利。それであれだけの脚を使えるんだから1000万下での目処は立った。それで53キロなら魅力があるよ。好走確率は50%」
という先生の自信は馬券を買ってみたくなるコメントですし、実際にもう一度レースを見直していただければ、買いたくなると思います。

あとはweb競馬王のコラムに書いた札幌の2頭。
「前走は出遅れがすべて」という3歳上500万下のリリカルヴァースも好走確率は50%です。