磯子ヴィレッジ近況報告

磯子ヴィレッジの近況とそこで得たノウハウなどを写真付きで投稿

障子貼り -磯子ヴィレッジ-

2019-04-04 23:11:39 | 日記
《本投稿は、平成31年4月4日に投稿(非公開)したものを、修正加筆して平成31年4月18日に公開したものです。》

 4月になって、今日が1日中天候が安定していました。
朝は晴れていても、午後になると天候が急変していました。
1日は、午後雷雨、2日は曇り、3日は、少しですが雲が出ました。
そして、今日は1日中晴れていました。

 気温が低い日が続いている為か、まだサクラは満開になっていないようです。

≪サクラ(後は芽吹き前のコナラ)≫
 
 過日、初めて、障子貼りに挑戦しました。

 かつて、祖母が、良く障子貼りをしていました。
紙を剥がし、障子枠を池で洗っていました。
障子枠を洗うのは、手伝ったように記憶してます。
もう半世紀も前の話です。
 使っていた糊は、「ふのり」と思っていたのですが、どうも違っていたようです。
「ふのり」は「洗い張り」に使っていたようです。
 障子貼りに使う糊は、ショウフ糊です。

 もっとも、今回は、障子貼り用の糊が売られていたのでこれを利用しました。

今回障子貼りをした障子枠です。
下1/3位にガラスが入れられています。


 まず障子紙を障子枠に仮止します。
紙の片側を枠の縁に合わせて広げます。
合わせた片側をセロテープで、枠に紙を仮止め(黄色文字部分)します。
もう一度、枠の縁と紙の片側があっていることを確認して、すでに仮止めしてある反対側とほぼ真ん中を更に、仮止めします。


 広げた紙を再度きっちりと仮止めした方へ巻きます。

 次に、障子の枠、桟に糊付けをします。
糊付けが一番難しい作業です。
桟や縁にだれることなく、はみ出すことなく、ムラなく糊を付けます。
縁の部分は、あまりはみ出して糊を付けると、余分な紙を切るときに上手く切れません。
糊付けは、出来るだけ丁寧に行います。

 糊付けが完了したら、次に紙貼りです。
仮留めしてある巻かれた障子紙を一気に糊付けした枠の上を転がして貼り付けます。
ここが最大のコツで、決して躊躇せづに貼ることです。

上手くいかないからといって、やり直していると糊の水分で紙が部分的に伸びたりして、たるみが出てしまいます。

 糊がある程度乾いてきたら、余分な紙をナイフで切り取り完成です。

 今回、6枚の障子を貼りました。
シワやタルミもほとんど無く、初めてにしては上手く貼れたと思っています。

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