ちょっとした発想の転換 -磯子ヴィレッジ-

　日照りが長く続いていましたが、このところ、雨が降ったり、気温が低かったりしています。
相変わらず、ミンミンゼミやアブラゼミが幅を利かせています。
それに、今年は、まだニイニイゼミが頑張っています。
本来でしたら、ツクツクホウシの独壇場なのでしょうが、申し訳なさそうに細々と鳴いています。


≪ムクゲとヘクソカズラ≫
（ムクゲの枝に絡みついたついた小さな花がヘクソカズラ。花の可愛らしさに似合わない名前ですが、匂いは確かに臭い。）

　
　勝手口のステップの利用頻度が非常に多いのに拘らず小さくて狭いので大変使いにくい。
ブロックで足を作り、その上にコンクリートの平板（60×36×5ｃｍ）を置いて広げていましたが、それでも狭い。


　もっとステップ面積を広げたいのですが、同じ方法で足を作り平板置く方法では、複数の足を作り、これらの高さを揃えなければなりません。
しかし、これは大変難しことです。
そんな訳で、ステップ面積拡張を躊躇していましたが、やはりどうにも狭く使いにくい。
足の高さがそろわなくてもブロックと平板の間に何か挟めば良いかとも考えましたが、平板の合わせ目の高さを同一にする自信がありません。
そこで、ふと思いついたのが、土の土台の上に平板を置く方法。
これなら、調整が容易です。
そこで、ブロックで囲いを作り、その中に土を盛りました。
ちょうど、花壇です。

（左奥のコンクリート部分が本来のステップ）

　これですと、ブロックがすべて繋がるので、これらを同じ高さ、水平にすることはそれほど難しいことではありません。
高さの調整も土の盛り方で自由にできます。
出来上がった花壇の上に３枚の平板（60×36×5ｃｍ）を置きました。

　各平板の高さが揃い、ガタツキもなく思った通りのもの出来上がりました。
　ちょっと、考えを変えるだけでそれまで我慢してきたことが改善されました。
　出来上がってしまえば何ということはないのですが、なかなかその発想に至らないのが悲しいことです。