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近畿日本鉄道 車内特別急行料金精算券

このたび、みやび様のブログ乗車券ノートと相互リンクを張らせていただくことになりました。このブログはどちらかと言うと関西系の話題が多く、関東在住の筆者にとって、大変参考になります。


今回は相互リンクを記念して、近畿日本鉄道(近鉄)の車内特別急行料金精算券を御紹介いたしましょう。


   


1枚目は名張列車区乗務員発行の券です。30年くらい前に時間の都合で特急券を購入しないで乗車し、車内で車掌氏より買い求めたものです。


大阪線を走る列車用のもので、白色無地紋の千切り式軟券です。大きさはA型券よりも一回り大きく、発行日を記入する欄がありません。

題字の下に「(出場の際お出口で係員にお渡しください)」とあります。一般的にはただ「係員に」と表現されることが多いように思われますが、この券は「お出口」という表現になっているのが特徴的です。


区間は予め印刷されており、大和八木駅から上本町(現・大阪上本町)駅および近鉄難波(現・大阪難波)駅までの区間用となっています。



   


2枚目は新田辺列車区乗務員発行のもので、やはり30年くらい前に乗車した際に購入したものです。こちらは奈良線および京都線を走る列車用で、区間は近鉄奈良駅および大和西大寺駅から京都駅までとなっています。


1枚目と同じく白色無地紋の千切り式軟券ですが、1回目の券がすべてゴシック体が使用されているのに対して一部明朝体が使用されており、様式は同じですが、趣がかなり違います。


その後5年くらい経ってから乗車した際、車内特急券はカタカナ印字のレシート式の携帯端末による発券となっていましたので、恐らくこれらの千切り式券はこの時点で廃止されていたものと思われます。
現在は携帯端末も代替わりし、もっと進化したものになっていることでしょう。

コメント ( 4 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
Unknown (maiIbarakiJapan)
2013-05-02 21:17:40
現在の近鉄車補は、昨年度、磁気券タイプのものからレシート式に変わったようです。昨年度は近鉄だけでなく名鉄でも磁気券車発が終了し、そして愛知環状鉄道も先月磁気券車補が終了したとの情報があります。

ここ1年で、名古屋圏から3会社も磁気車発が消えたことを考えると、時期車発券の寿命が来たということでもあり、同時に磁気車発は生産はしていないということになります。

そうなると、相鉄のものも、そのうち無くなるかもしれませんね。
 
 
 
Unknown (みやび)
2013-05-02 21:55:08
みやびです。
私のブログのご紹介ありがとうございます。
展示された精算券は八木・西大寺から京都・大阪方面へ乗車されたときの券ですね。

当時の近鉄では特急券の回収をホームや車内で行っていまして、車内で他の乗客から特急券を回収する際に料金精算を行えば展示された券が発行され、この券は車内で回収されません。

複数の車掌が一斉に回収することがあり、例えばデッキなどに居る立席客との区別ができないためです。
逆方向(伊勢志摩方面)へ乗車する場合、同一区間でも別の券が用意されていました。
 
 
 
> みやび様 (isaburou_shinpei)
2013-05-04 10:58:12
コメントありがとうございます。

近鉄特急は限られた停車時間で旅客の乗り降りを捌くため、車内での改札や特急券の回収が強化されている感があります。
今でも停車駅を出発すると、頻繁に車内を巡回する車掌氏の姿を見かけます。
実際、短区間を特急券なしで乗車して、検札に遭ってしまったら特急料金を払おうオーラ見え見えの旅客が多いのも事実です。

車内での特急券回収は、JR四国では今でも見られる光景ですね。
 
 
 
> maiIbarakiJapan様 (isaburou_shinpei)
2013-05-04 11:02:50
コメントありがとうございます。

仰せの通り、磁気券が出る携帯端末は殆ど見かけなくなりました。
JR東日本も採用していましたが、とっくの昔に姿を消しています。用紙の管理やコストの問題等を考えると、レシート券の方が良いのでしょう。

相模鉄道(相鉄)では今でも現役ですが、磁気券式携帯端末はおろか、首都圏私鉄の車内精算そのものが希少ですね。
 
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