箱根登山鉄道 箱根湯本駅発行 座席券 ~その2

前回エントリーで箱根登山鉄道箱根湯本駅で発行された大人専用の座席券を御紹介いたしましたが、小児専用券の設備もありましたので御紹介いたしましょう。


   


大人専用券同様の緑色箱根登山鉄道自社地紋の大型千切り軟券で、矢印式となっています。
大人専用券とは赤い「」の影文字があることと料金が半額であることの違い程度で、様式的には全く同じです。また、図示いたしませんが、裏面のご案内文も大人専用券と同一となっています。

箱根湯本~小田原間は距離が短く敢えてロマンスカーに乗る効果がないことと、特に宣伝もしていないということもあってあまり需要が無いようで、立ち売りしている係員のカバンの中に入っている券はかなり痛んでいました。


   


箱根登山鉄道自社地紋を拡大してみました。このような自社地紋が存在するのに、同社の鉄道乗車券類には使用されていないので、あまりお目にかかれません。

この様式の座席券は小田原駅でも発売していますが、時間の関係で購入できておりません。

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箱根登山鉄道 箱根湯本駅発行 座席券

平成29年6月に箱根登山鉄道箱根湯本駅で発行された、特急ロマンスカーの座席券です。

   


緑色箱根登山鉄道自社地紋の大型千切り軟券で、矢印式大人専用券です。

座席券は小田急電鉄から直通運転される特急ロマンスカーの、箱根湯本~小田原間のみ乗車することのできる特急券のようなもので、空席がある場合のみホームで立ち売りされます。
ロマンスカーは基本的に全席指定ですが、この券は座席を使用することだけが保証され、指定はされません。


   


裏面のご案内文です。小田原から先への乗り越しは出来ない旨の文言があります。また、券面および裏面の重要事項には英文表記があり、外国からの観光客が多いことの対応策としているようです。

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渋谷駅発行 渋谷から10円区間ゆき片道乗車券

昭和31年6月に山手線渋谷駅で発行された、渋谷から10円区間ゆきの片道乗車券です。


   


桃色こくてつ地紋の千切り軟券様式の大人用金額式券で、東京印刷場で調製されたものと思われます。


戦中戦後の物資欠乏期、国鉄(鉄道省)では、わら半紙のような粗雑な用紙を券紙とした千切り軟券の金額式乗車券を発売していた時期がありました。その様式がどのくらいまで発行されていたのかは調べきれておりませんが、手元にあります券を見ますと、今回御紹介いたします渋谷駅発行のものが一番新しいものでした。

昭和31年と言いますと、この頃では物資の欠乏もだいぶ解消されて地図式や金額式の硬券が首都圏の近距離乗車券の主流となっていた頃であり、また、他の軟券と比べて、この券だけが厚さは薄いですが、わら半紙ではなく上質紙が使用されており、物資の欠乏による節約で作成されたものとは思えない体裁をしています。

非常時の臨発用に設備されていたのかもしれませんが、確証はございません。もしこの券について何か情報があれば、コメント欄に投稿いただけますと幸甚です。

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小田急電鉄新宿駅東口発行 90円区間ゆき片道乗車券 ~その2

前回エントリーで小田急電鉄新宿駅東口で発行された、青色地紋のキレート式90円区間ゆき片道乗車券を御紹介いたしましたが、その後継となる感熱式券が手元にありましたので御紹介いたしましょう。


   


前回エントリーのキレート式券が発売された約3か月後の昭和61年2月に同じ新宿駅東口の国鉄出札口にある券売機で発行された、新宿から小田急線90円区間ゆきの片道乗車券です。
青色PJRてつどう地紋のA型金額式券で、感熱式券となっています。

キレート式券同様、「下車前途無効」のあとには国鉄東京西鉄道管理局で発行されたことを示す「〇西」の符号があります。
感熱式券となったので小田急電鉄の他の券売機券と共通化されても良さそうですが、小田急電鉄の券売機券が横につながったロール券紙を使用しているのに対し、国鉄は縦につながったロール券紙を使用していたため、券紙の共通化は出来なかったものと思われます。そのため、敢えて券紙の色を従来と同じ青色としていたのかその理由はわかりませんが小田急電鉄本体の乗車券とは色が異なっています。ちなみに、現在でも東口のJR出札口に小田急電鉄の券売機が設備されていますが、小田急電鉄本体のものと同じ券紙が使用されているようです。

また、券売機は国鉄が供出していたのか、国鉄の券売機と同型のものが使用されており、様式も国鉄の乗車券と小田急の乗車券を足して2で割ったようなものとなっており、小田急電鉄本体のものとは異なっています。

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小田急電鉄新宿駅東口発行 90円区間ゆき片道乗車券

昭和60年12月に小田急小田原線新宿駅の東口にあります、国鉄出札所に設備されていた小田急線専用の券売機で発行された、小田急線90円区間ゆきの片道乗車券です。


   


国鉄(現・JR)に委託されていたために国鉄の券売機とインクを統一させる狙いがあったものと思われますが、この券は小田急電鉄で採用されていたスミインク式ではなくキレート式となっており、券紙も青色PJRてつどう地紋の物が使用されており、異彩を放っていました。

退色していて見づらいですが、一番下「下車前途無効」の後に「〇西」の符号が印字されており、これは国鉄東京西鉄道管理局管内の駅で発売された意味の符号であると思われます。


この小田急唯一の青色券キレート式売機券はこの券が発行されてから程なく姿を消し、感熱式券に代替されてしまっています。

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小田急電鉄 大秦野駅発行 330円区間ゆき片道乗車券

昭和55年3月に小田急電鉄小田原線大秦野(現・秦野)駅で発行された、小田急線330円区間ゆきの片道乗車券です。


   


肌色PJRてつどう地紋のA型金額式券売機券で、スミインク式券売機で発行されたものです。

当時の小田急電鉄で発行された券売機券としては比較的標準的な様式ですが、この券の場合は発駅と三角矢印がほぼくっ付いた状態の印版となっており、少々きつめの印象を受けます。
一番下中程にあります「2」という数字は券売機番号を示し、この券売機は2号機で発売されたことが分かります。


大秦野駅は昭和62年3月に隣の大根(おおね、現・東海大学前駅)と共に駅名が改称され、現在は秦野駅となっています。

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〇委 草津温泉駅発行 長野原から150kmまでの普通急行券

昭和57年月8に「〇委」草津温泉駅で発行された、長野原から150kmまでの普通急行券です。


   


桃色こくてつ地紋のD型発駅記入式の準常備券で、東京印刷場で調製されたものです。

「〇委」草津温泉駅は当時、国鉄バス(現・JRバス関東)志賀草津高原線の自動車駅で、JRバスと鉄道線間の連絡運輸が廃止された現在も「草津温泉バスターミナル」として営業しています。


草津温泉駅は、国鉄バスの他に草軽電気鉄道や西武自動車、上田丸子電鉄(現・上田電鉄)、長野電鉄などのバス路線が、路上にそれぞれ設けていた停留所の一元化を図って利用客の利便性を向上させるために、草津町が中心になって設置されたバスターミナルで、草津町との第3セクターである「草津バスターミナル株式会社」が設立されて開業しています。開業にあたっては、国鉄も約3割弱の出資をしていたようです。

そのため、自動車駅とはなっていますが、国鉄直営の駅ではなく、第3セクターに業務委託された業務委託駅となり、この券の発行箇所名も「〇委」草津温泉駅という標記になっています。

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西武鉄道 保谷乗務所乗務員発行 車内補充券

購入日を失念しましたが、平成になって西武鉄道が車内精算を取りやめる直前頃に購入した、保谷乗務所乗務員にて発行された、大泉学園駅から池袋駅までの片道乗車券です。


   


黄色せいぶてつどう自社地紋の地図式券で、概算鋏で穿孔する様式となっています。

同社の概算鋏は径が大きく、ほぼ自動改札機の穴と同等となっているため、集札時でも比較的視認性が良くなっています。この券の場合、発行日は「1日」で、事由欄の入鋏を省略しているものは区間変更もしくは別途片道乗車券(この時は大泉学園までの定期券を持っていました)なので、この券は「別途片道乗車券」となります。区間は発駅である「大泉学園」の真ん中に穿孔し、着駅の「池袋」は地図の丸穴に穿孔します。金額は「200円」で、「有効2日」欄に穿孔していないので「発売当日限り有効」、小児欄にも穿孔していないので「大人用」となります。


   


裏面です。ご案内文と概算額収受精算用の欄があります。


比較的次の駅の駅間距離が長いとき、「ただいまから後ろのほう、車内を車掌がお邪魔いたしますので、乗車券をお持ちでない方、乗り越しの方は車内で精算いたしますから御申し出ください」という放送のあとに補充券を持った車掌氏が車内を巡回していましたので、必然的に各駅停車よりも駅間距離の長い準急・急行列車の方が、購入するチャンスが多かったと記憶しています。

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JR東日本 阿佐ヶ谷駅発行 (讃)高松から坂出までの特定特急券

平成29年5月にJR中央線阿佐ヶ谷駅の指定券券売機で購入した、(讃)高松から坂出までの特定特急券です。


   


水色JRE地紋の特殊指定共通券用紙で、全国的にも少数派となった熱転写式券となります。


この券を購入した経緯も前回および前々回エントリーの券と同様で、熱転写式の指定席券売機が代替されないうちに新しい様式の券を購入しておこうと思ったというのが理由です。


従来であれば「12日から 日間有効  1回限り有効」という表記でしたが、様式変更後は乗車券同様に「12日当日限り有効  1回限り有効」という表記になり、有効日数の表現から有効日の表現に変更されています。

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JR東日本 阿佐ヶ谷駅発行 荻窪までの往復乗車券

平成29年5月にJR中央線阿佐ヶ谷駅の指定券券売機で購入した、荻窪までの往復乗車券です。


    (ゆき券)


    (かえり券)


水色JRE地紋の特殊指定共通券用紙で、前回エントリーで御紹介した片道乗車券と同じ機械で購入した熱転写式券となります。


この券を購入した経緯も前回エントリーの片道乗車券のときと同様で、熱転写式の指定席券売機が代替されないうちに新しい様式の券を購入しておこうと思ったというのが理由です。


従来であれば「12日から 日間有効」という表記でしたが、様式変更後は「12日から13日まで有効」という表記になり、有効日数の表現から有効日の表現に変更されており、逆に有効日数(何日間使用できるのか)ということが一目で確認できなくなっています。

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