JR北海道 新千歳空港から940円区間ゆき片道乗車券

1993(平成5)年9月にJR北海道千歳線(空港支線)の新千歳空港駅で発行された、940円区間ゆきの片道乗車券です。


   

桃色JR北地紋のB型金額式大人・小児用券で、札幌印刷場で調製されたものです。

同駅は新千歳空港の千歳空港ターミナルビル供用終了および新千歳空港ターミナルビル供用開始にともなって1992(平成4)年7月に開業した新しい駅で、千歳線南千歳(旧千歳空港)駅から分岐する支線(空港支線)の終点に位置しています。同駅の開業に伴い、千歳空港駅は空港連絡駅としての使命が終了し、南千歳駅に改称されています。

同駅はJR北海道では珍しい地下駅で、開業が比較的最近であることから近代的な駅に見えますが、窓口には硬券が設備されており、券売機はあるものの、近距離用の硬券も発売されていました。
同社では通常使用される乗車券については平成初期に廃止されており、また、同駅には1998(平成10)年には自動改札機が導入されておりますので、同駅で硬券乗車券が発売されていた期間はさほど長くはなかったと思われます。

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