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営団地下鉄 浅草駅発行 新橋接続 大崎・目黒間ゆき片道連絡乗車券

前回エントリーで営団地下鉄(現・東京メトロ)九段下駅で発行された、中野接続、荻窪ゆきの片道連絡乗車券を御紹介いたしましたが、同じく営団地下鉄から国鉄線への連絡乗車券で、着駅が複数ある区間用のものがございましたので御紹介いたしましょう。


   


昭和37年5月に地下鉄浅草駅で発行された、新橋駅接続の大崎・目黒間ゆきの片道連絡乗車券です。青色JPR地紋のA型矢印式大人・小児用券で、山口証券印刷系の帝都交通印刷で調製されたものと思われます。
着駅は「大崎・目黒間」となっていますので、大崎駅と目黒駅の他、五反田駅が含まれます。


   


裏面です。
他の連絡乗車券同様に銀座線新橋駅での接続が指定されている旨が印刷されており、渋谷駅等の他の駅での接続は出来ないこととなっています。


当時はこのような区間での普通旅客の国鉄線との連絡運輸が行われていたようですが、国鉄末期には国鉄線との普通旅客の連絡運輸は東西線や千代田線といった相互乗入れをしている区間のみとなっており、その他の接続駅については定期旅客に限定されたまま、現在の東京メトロに引き継がれています。

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