おや? なんだろう? おもしろいね~ と自然に笑顔になり、楽しんで取り組みたいですね。 まさしくそれは彩りですね!!

卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

金融円滑化法のその後のその後

2014-05-22 09:35:51 | ビジネス
昨年の今頃、金融円滑化法のその後についてふれていました。

いよいよ金融機関も本腰を入れて、破綻懸念先や要注意先の改善(淘汰?)が行われていくようです。

金融庁からも外部機関からの支援を受けながら、中小企業にコンサルティング機能を発揮する事に努めなさいと発信されているようです。

さて、その外部機関として有力なのが「経営革新等認定支援機関」となります。

では、日本に2万機関にもなった「認定支援機関」ですが、中小企業の皆さまや金融機関がどの認定支援機関をあてにすればいいのか?

皆目見当がつきません。

また認定支援機関のレベルも様々ですし、得意としている分野はそれぞれ違うものです。

私はそういった、中小企業や金融機関の疑問を解決するプロ集団に所属します。

それにより、私も強みが活かされますし、私の弱みを補っていただける他のメンバーと協働して、お客様の課題に対応する事が可能になります。

これは中小企業の経営者や金融機関にとっても大きなメリットだと思っています。

さて、以下は昨年のブログ内容ですが、今一度お読みいただけたらと思います。



このブログでも散々書いてきましたが、金融円滑化法のその後にも触れておきたいと思います。

実質、平成25年3月末で終了した金融円滑化法でしたが、金融市場はいたって平穏を保っています。

これは、恒久的な対応(政府からの要請)として位置づけられた「リスケには対応する」という金融機関側の姿勢の現れのおかげです。

しかし、現実的には企業をゾンビ化させてしまっている事には変わりがなく、今後は自然に企業が淘汰されていくものと思います。

中小企業の多くは支払いが先行しキャッシュが足らなくなります。返済のリスケジュールでその場はしのげても、あらたな融資を受ける事は難しく資金繰りに窮する企業が多くなっています。

そういった現状に、銀行もだまっていられなくなっています。

特に債務者区分でその他要注意先が多く存在する信用金庫では、対応に苦慮しているものと思われます。

現在の金融機関の対応は企業側からすると、意外な対応であっけにとられている節がありますが、経営改善計画の提出は義務付けられており、その対応においては専門家に相談された方がより金融機関には受け入れやすくなっております。

なぜなら、第三者機関が入る事で、実態を把握する上で大きなメリットが得られる事と、それにより実現可能性の高い改善計画となるからです。

ただし支援機関としてアクションプラン作りにおいて、力のある支援機関がよろしいかと思います。

中小企業の一番の問題は、本業そのもの、すなわち営業利益が先細っているという事です。

これらを改善するのは、出血を止めるのとともに、財務体質の改善、マーケティングプランの改善を含み、営業利益をしっかりと獲得していくアクションプランを作成する必要がある為です。

計画が計画で終わるのでは、実際に結果の出るものにお力添え出来る、しっかりとした支援機関はそれほど多くはありません。

また支援機関を活用する際には、国からも助成金が受けられるので、企業側としても大きなメリットが得られるものと思います。

正しい情報を得て、混乱しない為にも、支援機関のアドバイスを受ける事をお薦めいたします。

お近くの支援機関の探し方がわからないと思います。

経済産業省のHPに掲載されていますので、ご参照下さい。(大変見づらい資料になってしまっていますが・・・)



つまり、金融機関の格付けが要注意先や破綻懸念先課題は、当面の止血をする事、次に営業利益を確保する具体的なアクションプラン(マーケティングプラン)を実施する事です。

アクションプランは、「新規に○社にアプローチする」だけでは無く、具体的にどのようにまでを落とし込む必要があり、誰が行うかと言うレベルに留まらず、そのマーケティングプランをも検討する必要があります。

「△社に推薦文を書いてもらう」、「業界セミナーを実施し、○社に講師役を依頼する」など、他社と違ったマーケティングの方法を構築していくのです。

彩りプロジェクトはマーケティングプランの専門家です。

風土改革と同じく得意分野ですので、ご興味のある方は一度お問い合わせ下さい。
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なでしこW杯出場

2014-05-20 08:37:20 | 日記
またやりましたね、祝なでしこW杯出場!

オーストラリアの初戦を見ていたら、どうなるものかとヒヤヒヤしていましたが、意外に他の2チームとの実力差があったようです。

特になでしこはパススピードが速いですね。

これは練習のたまものでしょうが、ショートパスのスピードと精度が格段に他チームと違いました。

しかし、アジアのベスト8のチームを2つに分けてリーグ戦を実施していましたが、上位チームと下位チームとの差は歴然なんですね。

しかし、なでしこもサイドチェンジのボールスピードをもう少し上げていきたいところです。

それと、ポゼッションを高めながら、縦にショートパスがダイレクトに入っていくと、もっと崩せると思います。

今後の課題はこんなところでしょうか?

まだアジアカップは続きます。

始めての優勝に向けて頑張ってもらいたいですが、韓国はあなどれないでしょうね。

決定力のある選手がいますから、今のセンターバックでは少し心もとない感じがしてしまいますね・・・。

いかに、その選手に出させないかがカギになるので、前線の守備に期待です。
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アベノミクスを考える⑥を読み返して

2014-05-19 09:13:09 | ビジネス
アベノミクスを考えるシリーズはいま読み返しても論点がバッチリだと思うので(笑)、また考えて行きたいと思います。

以下の文章は調度1年前に書いたブログです。

この頃から理念経営を自分でも推進していく必要がある事を感じていました。

彩りプロジェクトは理念経営をご支援しております。

お気軽にご相談下さい。



私は人口問題に注目しています。

なぜなら、人口が減っていく国は衰退してしまうからです。

市場に成長性を期待出来ないのであれば、海外に企業は出ていってしまいます。

2040年、2050年と年が立てば経つほど超高齢化社会となります。

本来であれば、両親が健在でどちらかが家庭の経済を支え、どちらかが育児で家庭を支える。それが理想でしょう。

しかし、現在の低成長の賃金体系ではそれも叶いません。

働かざるを得ない状況に、保育園等の施設が必要となっています。

しかし、地域によってはその施設にすら入れないと言う事実もあります。

行政に期待するのは抜本的な育児支援であったのは、少し前のお話です。

今は産む為の支援から始まり、育児、教育等多岐にわたっています。体外受精の助成金など以前には比べ物にならない程の支援があります。

では仕組みや箱が出来たら、それで問題解決であるとは言えませんよね。

フランスでは人口を増やす政策が功を奏し、子供の数が増えましたが、幼少期に親との交流が少ない子供がその後問題行動を起こすようになってしまっているという統計も出ているようです。

これでは本末転倒なお話ですよね。

国の成長を支えるべく、人口増加策の中には外国人の移民を認める政策もあると思います。

私たちはこれから打ちだされるであろう、人口問題対策に関連する法案などにも注目する必要があります。

これらは規制緩和に含まれてくるのか?どうなのか?

我々は何を準備していけばいいのか?

私の所属する「親学推進財団」では、東京都の委託で親学の推進を行っています。

保育園や保育所、児童館に我々が派遣されて行われる事業です。

少しでも子育てに悩む親御さんの力になれたらと思います。

こういった機関のサービスを受ける事で、自分達は何に関われるのか?何を得れるのか?そしてどう変われるのか?

国の政策とともに、自らも変わる「主体変容」も実践していかなくてはならない重要な事柄と思います。




彩りプロジェクトの理念は、自利利他な社会づくりへの参画と未来創りのご支援です。

福祉事業者に対するコンサルティングはそれらの想いを実現する為の活動と考えております。

今後も新規事業として考えているのが、結婚相談所の開設です。

これはまさしく上記の人口問題に対して、具体的な改善行動となる事です。

また、東京都の統計によれば現在の結婚年齢が30.1歳ぐらいだと言われています。

結婚すればすぐにでも子供が出来ると考えている方がまだまだ多いと思いますが、実はそうではなく、なかなか出来ずに悩んでいる夫婦が多いんです。

何を言ううちの家庭もそうでした。

女性ははやり若いうちに初産をした方が良いようです。母子ともに健康な出産は10代とも言われていますが、これは現実的では無いと思います。

しかし、どこかで結婚や出産(や老後など)について情報発信し、良いご縁に繋がるご支援を差し上げる必要があると感じています。

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日本女子サッカーに見る進化

2014-05-16 07:51:07 | 日記
今日も暑くなりそうです。

さて、先日の女子サッカーアジア杯について触れていきたいと思います。

ハードワークと動き出しの質について特に女子サッカーの進化を見た気がしました。

女子サッカーおいても、基本的に日本サッカーが目指している、日本人の特徴を活かしたサッカーをしています。

それは、敏捷性であるとか、ハードワークなどといった事で紹介されているので、一般の方にも広く浸透してきていると思います。

つまり、野球で言えば、メジャーリーグ(私が子供の頃は大リーグと言っていたような・・・)でも通用する長距離砲をチーム内に多くそろえるのでは無く、小粒だけど敏捷性とハードワークをしてくれる、

実直な選手をそろえていくという事になります。

さて、「なでしこ」ですが、先日のサッカーを見ていて確実に進化していると思います。

それも「サムライ」よりも目に見えてわかる程でした。

ハードワークに関して、何人かの選手が鬼気迫る表情で戦っていたのですが(まだ数名ですが・・・)、確実にその質が向上しています。

一昔前には、フリーランニングや無駄走りと言われていた事ですが、これらにも全く手を抜かない姿勢には頭が下がります。

そして、その中でもFWのハードワークには目を見張るものがありました。

特に大義見の出場後に日本ペースになった事で、その質についても大きくクローズアップされるべきです。

女子の新しい戦術として、前のスペースが空いていれば迷わず入れてチャンスを作り出すものですが、これを狙っているのはよ~くわかります。

そしてこれは大きな進化です。

やはりパスをまわして、ポゼッションを高めていても、ゴールに向かうパスがなければ怖くありませんからね。

さて、そして大義見の登場です。

彼女は、まず「間」で受けるのが抜群にうまいですね。

彼女が出場後に日本のパスが回り始めたのは、こういったギャップで受けるプレーが増えてきた事によります。

うまいポストプレーとはまさしくああいったプレーなんです。

ビジネスで言えば、こういった役回りを担う人や、会社のレベルでプロジェクトが大成功したり、そうでなかったりします。

つまり、肝の部分でいかに行動し、前に進めていくための推進力を生み出すのは、こういった「間」で有効な動きをする事なんだと思います。

時に参加してないようなそぶりを見せても、実はそれは有効な動きだったりもするんですね。

ボールとは関係ない所で、相手との駆け引きをしておきます。

そしてそれらの駆け引きは最後の得点シーンにおいてジワジワと効いてくるものなんです。

女子サッカーの進化は、チームとしての成長がもちろんありますが、大義見の様に個人レベルでの成長も大きくチームの勝敗に左右するものです。

今日も放送があるようですから、TVで応援ですね。
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マーケットを考える①

2014-05-15 18:10:53 | ビジネス
ご無沙汰してしまいました。

家庭で不幸があったりで、てんやわんやだったんです。

少し落ち着いて来たので、ブログを再開しますね。

さて、1年ほど前のブログを見直しています。

この頃から人口流出や人口減少についてのテーマが見え隠れしますね。

1年前の情報ですが、皆さんなら今にどのように活かしますか?

まだまだHOTな話題だと思います。

マーケットの地域性を受けて、様々な施策を検討する事があります。

マーケティングミックスでもプレイス(場所・販路)については決しておろそかに出来ないファクターです。

地域性で一番問題となるのは、地方の人口流出があります。

商圏が5kmと考えていた場合、その範囲に何人の人口がいるのか?

そしてターゲットとなる年齢分布はどうなのか?

今後10年、20年、30年の予想される推移はどうなのか?(トレンドで見る)

これらを勘案し、ビジネスモデルを構築していくのです。

特に地方の人口流出は歯止めがかけられません。

全入時代に突入し、ますます中央の大学等に学生が集中し、そのまま東京等で就職を考えてしまいます。

地方の企業ほど人材確保が難しくなっているのが現状です。

では、地方ではビジネスは成り立たないのか?

そんな事はありません。

北海道の東川町は人口減少が止まり、少しづつ上昇しています。

行政の取り組みと地域の取り組みが見事にマッチした好例です。

また人口減少を脅威ではなく、機会ととらえる企業も出てきています。

地方の様々なサービス力が低下していく中で、ワンストップでサービスを提供していく事で状況を改善させようと努力している企業もあります。

マーケットの地域性を考える上で、何を脅威と捉えるかで思考も変わってきます。

保守的な計画と、発展的な計画と数パターン用意出来れば会社の状況と照らしあわせて実行にうつしたいものです。





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