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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

日本女子サッカーに見る進化

2014-05-16 07:51:07 | 日記
今日も暑くなりそうです。

さて、先日の女子サッカーアジア杯について触れていきたいと思います。

ハードワークと動き出しの質について特に女子サッカーの進化を見た気がしました。

女子サッカーおいても、基本的に日本サッカーが目指している、日本人の特徴を活かしたサッカーをしています。

それは、敏捷性であるとか、ハードワークなどといった事で紹介されているので、一般の方にも広く浸透してきていると思います。

つまり、野球で言えば、メジャーリーグ(私が子供の頃は大リーグと言っていたような・・・)でも通用する長距離砲をチーム内に多くそろえるのでは無く、小粒だけど敏捷性とハードワークをしてくれる、

実直な選手をそろえていくという事になります。

さて、「なでしこ」ですが、先日のサッカーを見ていて確実に進化していると思います。

それも「サムライ」よりも目に見えてわかる程でした。

ハードワークに関して、何人かの選手が鬼気迫る表情で戦っていたのですが(まだ数名ですが・・・)、確実にその質が向上しています。

一昔前には、フリーランニングや無駄走りと言われていた事ですが、これらにも全く手を抜かない姿勢には頭が下がります。

そして、その中でもFWのハードワークには目を見張るものがありました。

特に大義見の出場後に日本ペースになった事で、その質についても大きくクローズアップされるべきです。

女子の新しい戦術として、前のスペースが空いていれば迷わず入れてチャンスを作り出すものですが、これを狙っているのはよ~くわかります。

そしてこれは大きな進化です。

やはりパスをまわして、ポゼッションを高めていても、ゴールに向かうパスがなければ怖くありませんからね。

さて、そして大義見の登場です。

彼女は、まず「間」で受けるのが抜群にうまいですね。

彼女が出場後に日本のパスが回り始めたのは、こういったギャップで受けるプレーが増えてきた事によります。

うまいポストプレーとはまさしくああいったプレーなんです。

ビジネスで言えば、こういった役回りを担う人や、会社のレベルでプロジェクトが大成功したり、そうでなかったりします。

つまり、肝の部分でいかに行動し、前に進めていくための推進力を生み出すのは、こういった「間」で有効な動きをする事なんだと思います。

時に参加してないようなそぶりを見せても、実はそれは有効な動きだったりもするんですね。

ボールとは関係ない所で、相手との駆け引きをしておきます。

そしてそれらの駆け引きは最後の得点シーンにおいてジワジワと効いてくるものなんです。

女子サッカーの進化は、チームとしての成長がもちろんありますが、大義見の様に個人レベルでの成長も大きくチームの勝敗に左右するものです。

今日も放送があるようですから、TVで応援ですね。
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