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卓越性の探究者、波田野が皆さんに販売戦略・営業手法についてや、コミュニケーションについて思う事をお届けします。

経営改善計画書を作成してみましょう その92 ~キャッシュフロー分析について 4~

2014-05-29 07:52:24 | ビジネス
まだまだ続きますよ、キャッシュフロー分析です。

営業キャッシュフローと投資キャッシュフローを比較してみて下さい。

営業キャッシュフロー > 投資キャッシュフロー この状態であれば、自力で設備投資をしていると言えます。

営業キャッシュフロー < 投資キャッシュフロー この状態が続いたら稼ぎ以上の投資がされていると言えます。

新規の設備投資の原資になったり、借入金の返済原資になるのが、フリーキャッシュフローです。

フリーキャッシュフローは「営業キャッシュフロー - 既存事業維持(老朽化などによる入替)のための投資」の事です。

フリーキャッシュフローは他の帳票類から簡易的に見る事も可能です。 

損益計算書の営業利益と減価償却費を足した数値をEBITDAと呼びます。

このEBITDAから設備投資額を引いた数字はおおよそのフリーキャッシュフローとなります。企業再生の世界では常識的な話の様ですが、対象企業の返済能力を見るには簡易的にこの手法を使う様です。

つまり、設備投資をあまりしない会社の場合は、EBITDA = フリーキャッシュフローと見る事でざっとした数字の把握が出来るのです。

フリーキャッシュフロー ≒ EBITDA = 営業利益 + 減価償却費 (+ 営業権償却 ※まれに営業権を譲渡している場合発生する)

どうですか、この後御社の決算書眺めてみたくなりませんか?
コメント
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