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マーケティング研究 他社事例 686 「アメリカに続きインドでも利用禁止に」 ~自国でも批判浴びるTikTok~

2020-11-25 08:14:46 | マーケティング
マーケティング研究 他社事例 686 「アメリカに続きインドでも利用禁止に」 ~自国でも批判浴びるTikTok~


「米国事業を売却するというニュースのせいで、私と会社に多くの非難の声が寄せられた」

TikTokを運営する中国企業、北京時節跳動科技(バイトダンス)の創業者でCEOの張一鳴氏は社内文書でこう吐露しました。

バイトダンスは現在、アメリカマイクロソフトとTikTokのアメリカ事業の売却交渉を進めています。

TikTokのアメリカ事業を切り離すよう、CFIUS(対米外国投資委員会)がトランプ大統領に勧告したためです。

CFIUSは外国からアメリカへの投資に国家安全保障上の問題がないかを審査しており、バイトダンスへの調査は1年近く前から実施していたといいます。

きっかけはバイトダンスが動画サービスのアメリカミュージーカリーを買収し、2018年にTikTokと統合したことでした。

ミュージカリーは中国で開発され、アメリカに本拠地を移した企業で、ミュージカリーのユーザーを取り込んだことでTikTokはアメリカ市場で急成長を遂げ、今や6500万人が利用するまでになったのでした。

CFIUSが問題視しているのは、中国が2017年に施工した「インターネット安全法(サイバーセキュリティ法)」と「国家情報法」の中で、中国企業が中国政府の情報活動に協力しなければならないことなどが定められている点です。

「CFIUSの調査に対して、我々は1年近く積極的に協力してきたが、CFIUSはTikTokアメリカ事業の売却は不可避との態度を崩さなかった。この決定には同意できない」と張氏は別の社内文書でこう述べています。

バイトダンスへの圧力は、アメリカ政府が昨年、華為技術(ファーウエイ)をやり玉に挙げた時と同じです。

ファーウエイの場合、創業者の任正非氏は中国政府に不正に情報提供するようなことがあれば「廃業する」と断言し、アメリカ政府に理が無いという立場を崩さず、徹底抗戦したことが中国国民の共感を集めました。

一方、バイトダンスはすぐさまマイクロソフトへの売却交渉にかじを切ったように見える点が、中国国内のナショナリズムとは相いれず一部で反発を招いています。

「BAT」と呼ばれる百度(バイドゥ)、アリババ集団、テンセントの中国IT企業大手はいずれも中国政府と密接な関係を築きながら巨大化してきました。

その中でバイトダンスは比較的政府との距離を保ちつつ、グローバルに事業を広げた初めての企業といえます。

それでもバイトダンスはアメリカで高まる中国への警戒心の中で、足をすくわれる形になりました。

中国と関係が悪化しているインドでの利用が禁止され、日本でも自民党の「ルール形成戦略議連」も中国アプリの利用制限に関する提言をまとめる方針を示しています。

ネット企業にとって国外での事業拡大の可能性が閉ざされるダメージは大きく、中国が孤立を深めるにつれ、世界を目指す中国のネット企業の憂鬱も深まっていると言えます。


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成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣 
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