マーケティング研究 他社事例 678 「経理業務のデジタルシフトは?」 ~請求書電子化の流れ~
関西大学の宮本勝浩名誉教授と日本の経理をもっと自由にプロジェクトが実施した試算によれば、日本企業が紙の請求書の全量を電子処理に変えると1兆1424億円が浮くとはじき出しました。
デジタル化が遅れているといわれる日本企業ですが、同プロジェクトは試算を通じ、コスト削減と同時に経理改革が必要だと訴えています。
試算の方法は、発送費用を1通当たり平均126円、大企業の場合、1社当たりの毎月の請求書の発行枚数を1984枚などと推定して掛け合わせ、人件費はエクセルなどを使用して手作業で行う約4分という前提で積み上げたました。
その上で中小から大手まで日本のすべての企業、359万社のうち、請求書発行に電子システムを導入していない企業(65.8%、ラクス調べ)が電子化した場合、どれだけのコスト削減効果が生まれるかを調べました。
1兆1424億円の内訳は郵送費が年間5913億円、人件費が同5511億円となっています。
今年の7月に立ち上がったこのプロジェクトの中心となっているのは、請求業務を自動化するクラウドサービスを手掛けるROBOT PAYMENT(渋谷区)です。
みずほ銀行、ランサーズなど約100社が賛同企業として名を連ねています。
新型コロナウイルスが試算に取り組むきっかけになり、経理部門が在宅勤務から取り残されているという声が高まったため、ROBOT PAYMENTなどが各社に呼び掛けたのでした。
在宅勤務は大企業を中心に一般的になりましたが、経理部門は事情が異なります。
このプロジェクトが経理で働く1000人のアンケートをとると、緊急事態宣言の期間もテレワークを実施出来なかった人が約7割となり、実施できた日数を週平均にすると1.4日でした。
経理が出勤しなければいけない理由で最も多かったのが紙の請求書にまつわる業務です。
最たるものがハンコを押す業務です。
日本で経理に従事する人は約208万人と試算され、アンケートで88.3%が請求書の電子化を求めたため、「184万人の経理の声なき声」を届けようと訴えています。
9月30日、経済産業省に企業向けITの導入補助金の拡充などを求める嘆願書を提出しました。
折しも10月1日には「改正電子帳簿保存法」が施行されました。
データを改変できないクラウドサービスで決済情報を管理していれば、紙の請求書や請求書の原本を保存しなくても良くなります。
企業が紙で文書を保存しなければいけない条件が緩和されるため、電子化が進めやすくなるはずです。
皆さんご存知の通り、菅総理はデジタル庁の新設を目指しています。
また、9月24日には河野太郎行政改革・規制改革相が全府省で押印を廃止するよう求めました。
国を挙げてデジタル化を進める機運は高まっています。
一方、紙に振り回される経理の実態はコロナ禍で浮き彫りになっただけで改善の動きは遅れています。
生産性を高め、業務改善につなげる攻めの経理のためにも電子化は欠かせません。
試算に終わらせず、経理部門の改革を促す取り組みが求められています。
下記は彩りプロジェクトのご紹介です。
ご興味があればご一読下さい。
彩りプロジェクトでは、ビジネススキルに特化した、オンラインセミナーを定額制でご案内しております。
毎月定額(基本価格30,000円(税抜)※企業規模で価格は変動します)をお支払いいただく事で、何人でも何回でもご参加いただけるビジネスセミナーを開催しております。(別途カレンダー参照)
内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高く構成でで専門的な、役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
受講にあたっては各自の選択制となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
定額制で何人でも何回でも受講が可能です!!
詳しい、資料のご請求や、ご質問等は以下にメールをお待ちしております。
メール info@irodori-pro.jp
HP https://www.fuudokaikaku.com/
お問合せ https://www.fuudokaikaku.com/ホーム/お問い合わせ/
成長クリエイター 彩りプロジェクト 波田野 英嗣
関西大学の宮本勝浩名誉教授と日本の経理をもっと自由にプロジェクトが実施した試算によれば、日本企業が紙の請求書の全量を電子処理に変えると1兆1424億円が浮くとはじき出しました。
デジタル化が遅れているといわれる日本企業ですが、同プロジェクトは試算を通じ、コスト削減と同時に経理改革が必要だと訴えています。
試算の方法は、発送費用を1通当たり平均126円、大企業の場合、1社当たりの毎月の請求書の発行枚数を1984枚などと推定して掛け合わせ、人件費はエクセルなどを使用して手作業で行う約4分という前提で積み上げたました。
その上で中小から大手まで日本のすべての企業、359万社のうち、請求書発行に電子システムを導入していない企業(65.8%、ラクス調べ)が電子化した場合、どれだけのコスト削減効果が生まれるかを調べました。
1兆1424億円の内訳は郵送費が年間5913億円、人件費が同5511億円となっています。
今年の7月に立ち上がったこのプロジェクトの中心となっているのは、請求業務を自動化するクラウドサービスを手掛けるROBOT PAYMENT(渋谷区)です。
みずほ銀行、ランサーズなど約100社が賛同企業として名を連ねています。
新型コロナウイルスが試算に取り組むきっかけになり、経理部門が在宅勤務から取り残されているという声が高まったため、ROBOT PAYMENTなどが各社に呼び掛けたのでした。
在宅勤務は大企業を中心に一般的になりましたが、経理部門は事情が異なります。
このプロジェクトが経理で働く1000人のアンケートをとると、緊急事態宣言の期間もテレワークを実施出来なかった人が約7割となり、実施できた日数を週平均にすると1.4日でした。
経理が出勤しなければいけない理由で最も多かったのが紙の請求書にまつわる業務です。
最たるものがハンコを押す業務です。
日本で経理に従事する人は約208万人と試算され、アンケートで88.3%が請求書の電子化を求めたため、「184万人の経理の声なき声」を届けようと訴えています。
9月30日、経済産業省に企業向けITの導入補助金の拡充などを求める嘆願書を提出しました。
折しも10月1日には「改正電子帳簿保存法」が施行されました。
データを改変できないクラウドサービスで決済情報を管理していれば、紙の請求書や請求書の原本を保存しなくても良くなります。
企業が紙で文書を保存しなければいけない条件が緩和されるため、電子化が進めやすくなるはずです。
皆さんご存知の通り、菅総理はデジタル庁の新設を目指しています。
また、9月24日には河野太郎行政改革・規制改革相が全府省で押印を廃止するよう求めました。
国を挙げてデジタル化を進める機運は高まっています。
一方、紙に振り回される経理の実態はコロナ禍で浮き彫りになっただけで改善の動きは遅れています。
生産性を高め、業務改善につなげる攻めの経理のためにも電子化は欠かせません。
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内容は、多岐に渡るものの、求められている役割毎に設定した内容となっています。
基本的なコースは、R29コースで、PDCA、コミュニケーション、情報収集、イノベーション、ファシリテート、コーチング、意思を伝える、フォロワーシップ、チームワーク、マネジメント、報告・連絡・相談、ビジネスマナーの12種類(2020年11月現在)となっております。
R35コースで、PDCA、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、ファシリテート、チームビルディング、イノベーションの9種類でR29コースよりも上級編の内容となっております。
最後に、R43コースが最上位クラスで設定されており、リーダーシップ、傾聴力、ビジョン、コーチング、マネジメント、イノベーションの6種類となっております。
R29コースの特徴は、まずは個人にフォーカスしています。今更聞けないといった内容を中心に構成されており、現在の課題克服の為、またはこれから身に付けなくてはならないスキルとなっています。
R35コースの特徴は、視座を高く構成でで専門的な、役職要件に応じた内容で構成されております。そして指導する立場になったあなたが身に着けるべきスキル集になっています。
R43コースの特徴は、それこそ会社全体を見回せるスキルの構成となっており、幹部候補にとっても必須の内容になっております。
受講にあたっては各自の選択制となっており、先んじて学びを深めたい、今更聞けない事だから、といった様々な動機にお答えする内容となっております。
ちなみに、R〇〇のとなりは年齢をイメージしておりますが、例えば、R43は43以上の人は受けられないという事はありませんし、大卒1年目の方でもR43を受講する事は可能です。
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